12/15 B.LEAGUE 2021-22 第11節 (19/60)川崎 81-63 群馬

川崎ブレイブサンダース

1ヶ月ぶりのリーグ戦ホームゲームは、Bリーグ初の「サンダー対決」となる、群馬クレインサンダーズとの水曜ナイトゲーム。

川崎は#0藤井が脳震盪プロトコルで欠場となる中、序盤から川崎がリードを広げていくと、前半で20点をリード。4Qに群馬のトランジションオフェンスに点差を縮められるも、3Pシュート攻勢で突き放し、81-63で勝利。

1Q 22-14 静かな立ち上がりとなるも、川崎が3Pシュートで抜け出す。

序盤はお互い得点は入っていながらも、流れに乗りたいタイミングでのシュートが決まらず、静かな立ち上がりに。9-9の同点で残り5分を切ると、川崎は#34アギラール を投入してビッグラインナップを編成。オフェンスリバウンドから#35ヒース がゴール下シュートを決めると、#13前田・#20綱井の3Pシュートで22-14と川崎がリードして1Q終了。

2Q 19-7 ディフェンスで群馬の得点を7点に抑え、20点リードで後半へ。

お互いにセカンドユニット編成の中、川崎が#13前田・#35ヒースの3Pシュートなどでリードを広げていき、残り4:49、34-19でオフィシャルタイムアウト。その後、川崎の得点ペースは落ちながらも#11増田の得点などでスコアを伸ばすと、群馬の得点を#40キーナンのゴール下1本のみに抑え、41-21で後半へ。

3Q 24-26 ファジーカスがこのクォーター15得点の活躍で川崎がリードを保ち最終クォターへ。

群馬が#3パーカーの連続得点で点差を縮めると、川崎も#22ファジーカスが3Pシュートやセカンドショットで再びリードを20点に広げ、川崎がその点差を保ちながら試合を進める。残り0:22に群馬#11野本がバスケットカウントを決めても、川崎は#34アギラールがリバウンドのボールをゴールの上を通して#22ファジーカスにつなげて終了のブザーとともに得点。65-47で最終クォーターへ。

4Q 16-16 群馬がトランジションの早いバスケで追い上げるが、終盤に川崎が連続3Pシュートで突き放し勝利。

川崎#34アギラール が連続得点をあげると、その直後に群馬#40キーナンが脚を痛めてロッカーへと下がるアクシデント。しかし、ここで群馬は#3パーカーと#15チェンバースが意気をみせ、トランジションの早いオフェンスから連続得点。残り2:55には#15チェンバースがスティールからレイアップシュートを沈めて72-61と点差を11点まで縮める。3分半近く得点が止まっていた川崎だったが、ここで#35ヒースが3Pシュートを沈めると、#13前田・#7篠山も3Pシュートで続き群馬を突き放し試合を決定づける。81-63でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ 「掲げた目標は未達だったので、そこは反省しなければいけない」

前半21失点でしっかりディフェンスから入れたことはまずはよかったと思います。ただ、後半群馬さんのゾーンディフェンスに攻めあぐねて、一番やられてはいけないファストブレイクをやられてしまい、今日の試合は群馬さんのファストブレイクの点数、オフェンスリバウンドに関しては目標を掲げて試合に入りましたが、どちらも未達だったので、そこは反省して次に活かさなければと思っています。

(綱井選手の評価について)最初は遠慮がちなところがありましたが、だんだんその遠慮がなくなり、自分の強みを出したり、リーダーシップも発揮できるようになってきたことは成長だと思います。ポイントガードとしては篠山選手や藤井選手とも違う、パスを飛ばせる能力、1つ先をに見てパスを出す能力を持っているので流れを変えたり、オフェンスの部分で違った展開を生める選手だと思っています。

#7 篠山竜青 「リードガードとして仕事が出来ている実感はあります」

まずはホームでしっかりと勝てたことは良かったと思います。少し内容的には反省点の多い試合にはなりましたが、しっかり勝てたので切り替えて千葉戦に乗り込んで行きたいと思います。

(シーズンの3分の1を終えて自身の中での達成度は)現役のうちは100点は出せないと思っていて、だからこそ面白いと思っています。バイウィーク明けからの数試合は色んな組み合わせで戦えるチームの中でリードガードとして仕事が出来ているのではないかという実感はありますし、その中でももっと良くしていける部分もあると思うので、そういう部分にフォーカスして日々取り組めていることに楽しいという想いもあります。(藤井)祐眞というキャプテンがいてくれることで集中して出来るようになったというのもあって、今シーズン新たな気持ちで楽しめています。

#11 増田啓介 「ステップアップの過程を楽しめるように」

今日の試合は終わってみると課題が残る試合でしたが、それでも勝ち切れるというのは今のチームの状態がいいということだとポジティブに捉えて、次に繋げていきたいです。個人としてはまだまだ未熟なので、もっともっとステップアップしていけるように、そしてその過程を楽しめるように頑張ります!

(次節の千葉J戦に向けて)相手は東地区1位のチームで、とてもタフな試合になることが予想されるので、粘って粘って勝てるように頑張りますので、熱い応援よろしくお願いします!

#20 綱井勇介 「反省点もたくさんあった試合でした」

藤井選手が出られないことは試合前から分かっていて、自分にもプレータイムがあるなと思い、心の準備はできていました。1Qにシュートが入って落ち着いた部分はありましたが、ディフェンスやオフェンスの終わり方で、チームの目標を達成できないような要因を自分でつくってしまったので、そういう反省点もたくさんあった試合でした。

(シーズン1/3終えて新天地での経験について)毎日トレーニングから食事から練習の質まで、環境が一変して充実した日々です。特に川崎のディフェンスは、僕がバスケットで経験した中で圧倒的に質が高く、決まり事も多いですし何よりインテンシティが高くて、そこについていくのがすごく難しくて今日の試合でも自分のところでエラーもたくさん出ているんですが、そういった部分でいろいろと学んで今日まで来ているという感覚です。

(シュートを決めてベンチも喜んでいましたが)いつもチームメイトは「自信もって打て!」とは言ってくれていますが、僕自身なかなか打てず、後半のシュートはしっかりと打ち切って決めることが出来て、ベンチも喜んでくれたのでよかったです。

#34 パブロ・アギラール 「エナジーが出せたいい試合だった」

エナジーが出せたいい試合だったと思います。自分たちがやらなければならない、求めていたゴールには届かなかった部分もありますが、いちばん大事なことは試合に勝つことなので、また次の千葉戦に向けてしっかりと準備していきたいと思います。

(8オフェンスリバウンドという結果について)自分にとってのキャリアハイだと思います。しっかりと強度高く挑んでいけば、チームにとってのチャンスにつながると思うので、いつもそういう思いで飛び込んでいます。

(千葉J戦に向けて)素晴らしいチームとの対戦ということで、すごくなタフな試合になることは分かっていて、今の東地区のトップを争う試合なので、2連勝してそこからまた地区1位を目指して行きたいと思います。

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