4/9 B.LEAGUE 2022-23 第30節 GAME2 (50/60) 川崎 79-77 横浜BC

川崎ブレイブサンダース

第4Qに追いつかれながら辛くも勝利をあげたGAME1から一夜明けての、横浜ビー・コルセアーズ戦GAME2。

開始からアウトサイドシュートが好調の川崎がテンポ良く得点を伸ばすと、横浜BCにインサイドで得点を許さずリードを広げていく。2Qに入り横浜BCも攻撃のギアをあげてくるが、川崎は前半18得点の#22ファジーカスを中心に#21納見・#13前田らセカンドユニットも活躍をみせ、9/11の成功率で3Pシュートを決めた川崎が48-29の19点リードで後半へ。

しかし後半になると一転して横浜BCペースの展開に。3Pシュートを決められるとディフェンスが広がったところでインサイドからも得点を許し、点差を縮められていく。川崎も#0藤井・#22ファジーカスの得点で我慢を続けるが、第4Q残り5:28にはついに横浜BCが逆転。膠着状態ののち、#2ヤングジュニアの得点で川崎が逆転に成功すると、#0藤井の3Pシュートでリードを広げる。最後まで粘る横浜BCに対し、#0藤井のフリースローで川崎が逃げ切り、79-77で勝利した。


1Q 23-8
インサイドの厚い守りで横浜BCの得点を8点に抑えると、5本の3Pシュートを沈めた川崎が15点リード。


川崎が#22ファジーカス・#33長谷川・#0藤井と続けて3Pシュートを決めてスタートダッシュに成功する。残り4:55、#0藤井とのピックアンドロールから#22ファジーカスが得点し13-4となったところで横浜BCが最初のタイムアウト。タイムアウト明け、横浜BCは#15オリバーがジャンプショットを決めるが、川崎はその後も横浜BCにペイントエリア内での得点を許さず、#27熊谷・#11増田の得点で23-8とリードを広げて第1Q終了。


2Q 25-21
ファジーカスの9得点に加え納見・前田らセカンドユニットの得点でリードを広げ、19点リードで後半へ。


川崎が#21納見の連続得点、スムーズな連携から#11増田・#7篠山のシュートにつなげてリードを広げていくが、横浜BCも#30須藤が2本連続で3Pシュートを沈め残り4:48、スコア32-20でオフィシャルタイムアウト。このタイムアウトで川崎は#0藤井・#13前田を投入すると、残り3:24には#0藤井のアシストから#13前田が3Pシュートを沈める。#15オリバー・#10ジャクソンのゴールアタックでゴールをこじ開けてくる横浜BCに対し、川崎は#22ファジーカス・#13前田らが得点して逆にリードを広げ、48-29で試合を折り返す。


3Q 17-28
横浜BCの猛攻を受け我慢の時間となった3Q。藤井・ファジーカスの得点でリードをキープして第4Qへ繋ぐ。


横浜BCが#30須藤の4点プレー、さらに#15オリバーの3Pシュートで点差を縮め、残り5:12には#10ジャクソンのポストプレーで55-43。川崎も#0藤井・#22ファジーカスが決め返して2桁リードをキープして試合を進めるが、横浜BCは#10ジャクソン・#15オリバーの得点で残り1:04には62-57の5点差に迫る。川崎#35ヒースが3Pシュートを決め返し65-57で最終クォーターへ。


4Q 14-20
3Qの勢いのまま横浜BCに逆転される苦しい展開の中、藤井とヤングジュニアの得点で再度リードを奪った川崎が首位攻防戦を連勝で締めくくる。


#13前田の3Pシュート、#22ファジーカスのフリースローで川崎が引き離すが、横浜BCも#14大庭・#6赤穂の得点で再び点差を詰めると、残り5:28には#18森井の3Pシュートで69-70とついに横浜が逆転。ここから両チーム気迫のディフェンスで2分近く無得点の状態が続くが、川崎は#2ヤングジュニアがゴール下でパスを受けシュートを沈めると、さらに直後のディフェンスで#2ヤングジュニアのブロックショットからファストブレイク につなげ、#0藤井が3Pシュート成功。その後横浜BC#15オリバーが得点して74-72で残り時間は1分を切る。川崎は#0藤井がフリースローを獲得してこれを2本決めると残り0:26にも2本のフリースローを成功させる。さらに粘る横浜BCに残り0:01で79-77と迫られながらも、川崎が勝利。


佐藤賢次 ヘッドコーチ 「出だしでディフェンスで試合を作れたことは収穫だった」

昨日の試合に勝って、バック・トゥ・バックで今日のGAME2ということで、当然やり返してくるということは分かっていたので、GAME2は出だしで苦しむことがどこのチームも多いと思うのですがそれを跳ね返すというのがひとつの目標で、前半我々がインテンシティを高く保ってディフェンスでリズムをつくって試合をつくれたことが今のチームにとって最も大きな収穫でした。大阪のGAME2でもそこで負けていたので、このタイミングでそこを乗り越えられたことは大きかったと思います。ただ後半に関しては相手のオフェンスのスペーシングの変化への対応が遅れて、激しいディフェンスをできないまま時間が進んでしまったことは反省点です。その中でも勝ちきれたことがチームにとって非常に良かったので、後半の課題はまた次に向けてチーム全員で共通理解を持って次の試合に臨みたいと思います。

#0 藤井祐眞 「最後勝ちきれたことはよかった」

前半いい形で試合を進めることができたのですが、後半なかなかうまくいかなくて、ジェイ(ジョーダン・ヒース)のファウルトラブルもあったりしてインサイドで主導権を握られてしまってかなり追い上げられる展開にはなりました。ただ最後勝ちきれたことはよかったなと思っています。

#7 篠山竜青 「横浜BCさんは勢いも力もあるし、簡単なゲームにはならなかった」

(首位攻防戦を連勝で終えられたことについて)まずはホッとしました。もちろん河村選手がいるのといないのとでは、全然違うと思いますが、うちもジャニング選手がいない中でのゲームだったので、誰がいるいないにしても首位攻防戦で時期も終盤にかかってくると、簡単なゲームはないと思いますし、横浜BCさんは若い選手が多い中で今年一気に上位に入ってくる勢いがあるチームだと思いますが、そういった状況でもホームで勝利できたのはよかったと思っています。

(いまのままいけばQFでまたとどろきアリーナでで神奈川ダービーとなりますが意識はしましたか?) だからこそ簡単に負けてはいけないと思いましたし、横浜BCさんに苦手意識を与えないといけないと思いました。ただ横浜BCさんは勢いも力もあるし、簡単なゲームにはならなかったなと思います。

(声出し応援について)すごくうれしいですし、幸せです。 無観客試合も味わったので改めてこのありがたみを感じます。ただ、少し今節からということもあって、まだちょっとみんなが様子見している感じがしたので、CSに向けてファミリーの皆さんも思い出してもらって、ホームの雰囲気を作っていければと思うし、思わず声が出るようなエナジー溢れるプレーをしなくてはと思っています。

#35 ジョーダン・ヒース 「プレーオフまでに課題を乗り越えなければならない」

前半はすごく良かったですが、後半に自分たちの悪いところが出て自らを追い込んでしまうような状況が続いているので、あと10試合、プレーオフまでにその課題を乗り越えなければならないと思っています。ただチームにとって良かったのはしっかりと連勝できたことで、自地区で1位2位間で3ゲーム差に広げることができたのは大きかったと思います。

(次節水曜のホームSR渋谷戦について)短いスパンでの試合になるんですが、すごく楽しみにしているので連勝を伸ばしていきたいと思っています。

掲載されているグラフ等の情報は、試合当日にスタッツが確定となった時点での数値となっております。後日記録が修正される場合がございますので、予めご了承ください。正式な情報はBリーグの公式WEBサイトでご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました