【戦評/コメント】12/10 第10節GAME1 vsシーホース三河

滋賀レイクスターズ
B.LEAGUE 2022-23シーズン 第10節
18 1Q 14
18 2Q 13
17 3Q 21
16 4Q 19
69 67
12.10 sat / 滋賀ダイハツアリーナ
得 点
マーティン 19pts
キング 10pts
狩野 10pts
リバウンド
マーティン 7reb
ドブラス 7reb
川真田 6reb
アシスト
マーティン 6ast
柏倉 4ast
ドブラス 3ast

戦評

滋賀ダイハツアリーナのこけら落とし試合。記念すべき最初の得点が川真田のプロ初3Pというサプライズで幕を開けると、川真田の2本目、狩野、星野にも3Pが決まり1Qは18-14と先行。2Qはここ数試合絶好調のマーティンがファストブレークからの豪快なダンクを2発続けて披露して勢いに乗り、キングもこのクォーターで6得点3スティールとハッスルプレーで36-27にリードを広げて試合を折り返す。
後半は課題の3Qに三河・西田の3Pやガードナーを中心とした攻撃に苦しめられ、このクオーター単体で17-21と点差をつめられる。4Qも三河の追い上げが続いたが、狩野や柏倉の3Pで引き離す。それでも残り1:16に中村のジャンパーで同点に追いつかれてしまうが、残り4秒でマーティンのジャンパーがリングに嫌われたところをドブラスが泥臭くねじ込み勝ち越し。最後、ガードナーのフリースローが2投外れたところをマーティンがきっちりリバウンドを抑えて新アリーナ開幕を勝利で飾った。

試合後コメント

保田尭之HC代行

主力のPGの選手がいない中で厳しい状況ながらもこのゲームをモノにできたという事は、自分たちの今の状況において大きな勝利だったと思います。チーム一丸となって掴んだ一勝ですし、特にディフェンス面で準備してきた事を遂行してくれたと感じています。オフェンシブな三河を相手にこれだけのロースコアで抑えられたのは、自分たちのディフェンスが機能した結果なので、そこは選手を誇らしく思っています。

Q.3Qの入りで少し躓いた印象があったが、立て直す事ができた要因は

自分たちのオフェンス面で、例えばタフショットを撃って相手に流れを渡してしまう状況でも、ディフェンスで一度止めたり、オフェンスで次のポゼッションではタフショットを撃たずに、外したとしてもオープンシュートやより簡単なペイントの中でのシュートという事を、ミスした後のポゼッションで正しく改善できたからだと思っています。40分間の中でどれだけミスを減らせるかというのがバスケットだと思うので、それをいち早く自分たちからミスを取り除くことができたのが大きかったです。

Q.ディフェンス面で相手のホットラインに対して意識していたか

西田選手も意識していましたが、40分間を通して起点となってくるのはガードナー選手だと思っていたので、そこから寄せられて西田選手や角野選手が気持ちよくオープンシュートを撃っていたり、その辺りは相手の主要なオフェンススタイルだと思うので、そこに対して自分たちが準備してきた事をチームが40分を通して、特に前半出してくれました。

Q.攻撃で3Pは気持ちよく迷わず撃てている印象だったが

そこのレセクションに関して、満足しているかと言われるとそうではありません。撃てるのに撃たなかった場面もありますし、柏倉にはピック&ロールでアンダーを取られ撃たされているようなシュートもありました。強気に撃っていく姿勢は良いですし、似たような場面で彼もアジャストして簡単にアンダーで撃たされないように対応できたのはチームにとってメリットでした。

Q.新アリーナでのプレーについて特別な想いは

昨日初めてこのアリーナでプレーをしました。この素晴らしいアリーナで自分たちがプレーできるという事に、モチベーション高く練習できましたし、今日も大勢のブースーターの前でプレーできた事に対して、自分たちは高い意識を持つ事ができたので、そこが勝利に大きく繋がったと思っています。

#14 柏倉哲平選手

新アリーナでの初めての試合という事で、ブースターの皆さんも期待してくれていたと思いますし、チームとしては苦しい状況ではありますがその中でスタッフ含めチーム全員が一丸となって闘った結果として、この一勝を勝ち取ることができました。自分たちの自信になりますし、本当に嬉しい勝利でした。

Q.テーブスが不在の中で自身の役割は?

海(テーブス)やキーファーのようなスキルは自分にはありませんが、ゲームをコントロールする事や、ディフェンスの意識をチーム全員に植え付ける事というのは、自分の一番の役割だと思ってプレーしました。そこに集中して試合に臨みましたし、試合中はどこに自分たちのアドバンテージがあるのか常に考えていました。

Q.新たなアリーナでのプレーは選手としてモチベーションは上がるか

昨日の練習からチーム全員が、広く綺麗なアリーナに興奮していましたし、このような素晴らしい環境で試合ができる事に感謝をしています。ブースターの皆さんに一つでも多くの勝利を届けられるようにこれからも頑張っていきたいと思っています。

#99 川真田紘也選手

新アリーナでの初めての試合、今まで以上に勝ちたいという気持ちがありました。
前半、オフェンスもディフェンスも自分たちのやりたいプレーができていたのは良かったですし、3Qで少し失速してしまいましたが、そこもいつもより耐える事ができて4Qで巻き返すことができました。
試合を通して自分たちのやりたい事が少しずつ形になってきていると思うので、これを明日に繋げてまた頑張りたいと思います。

Q.4Qは追い上げムードに火を点けるアグレッシブなプレーだった

まずは自分のプレーで流れを変える事を意識していました。アグレッシブなプレーというのが自分の持ち味ですし、コーチングスタッフからもそれを求められてあのような時間帯でプレイングタイムを貰っているので、自分としては徹底するだけでした。
そして実際にプレーで表現できたという部分には手応えを感じています。しかし、チームとしては3Qで失速して、相手に流れを持っていかれてしまったのが課題だと思うので、僕らの基盤としているバスケットをもう一度徹底する、より3Qに集中して入る事が重要だと感じています。
ディフェンスから走るというバスケットをしっかり徹底してこの問題も解決したいです。

Q.プロ初の3Pを振り返って

保田さんから自分にも3Pのチャンスがあるぞと言われていて、そのためにも普段の練習から意識はしていました。チャンスがあれば狙おうと思っていた中で、今日はフリーだったので撃ちました。

Q.リバウンドでの貢献も光ったが

残り37秒での出場で、必ずリバウンドを取れという保田さんの意思も伝わっていたので、そこは自分の仕事をやり通すだけでしたし、チーム的にもやりたいプレーができたのではと思っています。

Q.全体的にディフェンスはどのような部分が機能していたか

相手のガードナー選手がセンタープレーもでき、パスも裁けるという事で僕らは注意をしていました。やられてしまった場面もありましたが、簡単にはプレーさせませんでしたし、自分たちのチームルール通りのプレーができたいたと思っています。それを試合通してやり続ける事はまだできていなかったですし、明日は不測の事態に対してもアジャストしていきたいです。

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