11/26 B.LEAGUE 2022-23 第7節 GAME1 (12/60) 仙台 77-83 川崎

川崎ブレイブサンダース

川崎は3節連続でのアウェーゲームとなる今節、昨シーズンB1復帰を果たした仙台89ERSとの2016-17シーズン以来の対戦。

立ち上がりから仙台がリードして試合を進める。2Qに入ると仙台がリードを2桁に広げるが、ここから川崎が連続得点で2点差まで迫る。このまま逆転までいきたい川崎だったが、仙台が0-14のランで逆襲。26-33で試合を折り返す。

後半に入りオフェンスのリズムが良くなってきた川崎は点差を縮めるも、あと一歩で仙台をの背中を捉えきれず2点ビハインドで第4Qに入るが、第4Q序盤に#21納見の連続得点でついに川崎が逆転に成功すると、#7篠山のゴールアタックでリードを広げ、粘る仙台に対し#18鎌田の3Pシュートで6点差とした川崎が83-77で勝利。


1Q 10-16
仙台 トーマスが12得点。川崎はシュート精度に苦しみ追いかける展開。


仙台が#25トーマスの連続得点で0-7と先行。川崎はショットが決まらず早くも1つ目のタイムアウトを請求すると、残り6:39に#22ファジーカスのシュートで初得点。2シーズン前まで仙台に在籍していた#18鎌田もゴール下で得点も得点をあげるが、#25トーマスのゴールアタックを抑えられず点差を縮められない。10-16の仙台6点リードで1Q終了。


2Q 16-17
前田の3Pシュートなどで川崎が2点差まで迫るが、再び仙台に連続得点を許し7点差で試合を折り返す。


#24バーレルのインサイド、#45ブースの3Pシュートで10-21と仙台がリードを2桁に乗せる。川崎は#22ファジーカスをコートに戻すと、その#22ファジーカスの得点から攻撃のスイッチが入り、#13前田の3Pシュート、ファストブレイクから#21納見のレイアップで残り5:41には19-21と一気に2点差まで迫る。得点が止まっていた仙台だが、#0小林の3Pシュートでオフィシャルタイムアウトを迎えると、タイムアウト明けに#25トーマス・#15渡辺の得点などで残り2:15には21-33と再びリードを広げる。川崎も#33長谷川が3Pシュートを決めると、終了間際に#0藤井がブザービーターでレイアップを沈め、26-33の7点差で試合を折り返す。


3Q 28-23
鎌田・長谷川の3Pシュートなどで川崎が2点差に迫り最終クォーターへ。


パスがよく回りオフェンスにリズムが出てきた川崎が#2ヤングジュニア・#22ファジーカスらの得点で追い上げる。残り6:50には#18鎌田の3Pシュートで39-41と再び1ポゼッション差に迫るが、仙台はタイムアウトを取ると#31加藤の3Pシュート、#91片岡の得点で引き離す。再び引き離されたくない川崎は#22ファジーカスの得点で粘ると、残り1:21には#33長谷川の3本目の3Pシュートで2点差に迫り、54-56の2点差で最終クォーターへ。


4Q 29-21
納見の3Pシュートで川崎が逆転に成功すると、篠山・鎌田の得点で粘る仙台を振り切り勝利。


#21納見がジャンプショットを決めると、さらに残り7:53にも3Pシュートを沈め、62-59とこの試合初めて川崎がリードを奪う。川崎はさらに#21納見・#7篠山が積極的なゴールアタックで得点をあげ、残り5:16には#7篠山のアシストから#18鎌田がシュートを沈め70-63と点差を広げていく。仙台がここでタイムアウトを取るが、タイムアウト明けの仙台のオフェンスに対し、川崎が前線からのディフェンスで8秒バイオレーションを奪い、#22ファジーカスが得点につなげる。72-63の川崎9点リードでオフィシャルタイムアウトを迎える。ホームで負けられない仙台は#25トーマス・#7澤邉の得点で74-71と点差を詰めてくるが、川崎は#18鎌田が3Pシュートを沈める。このリードを守った川崎が粘る仙台を振り切り、83-77でタイムアップ。


佐藤賢次ヘッドコーチ 「ファミリーの皆さん全員で掴んだ勝利だと思います」

仙台さんはすごくフィジカルでインテンシティの高い激しいディフェンスをしてくるというのは分かっていたのですが、プレッシャーをかけられてなかなか良い場所でエントリー出来なかったというのが前半続いたかなと思います。後半はしっかりとアジャスト出来たのと、会場まで応援に来てくださったファミリーの皆さん、配信で応援してくださったファミリーの皆さん全員で掴んだ勝利だと思います。

相手のピックアンドロールディフェンスがどういう形で何に的を絞ってきているのかが前半で分かったので、それを選手と共有することと、オープンになった選手がどれだけ積極的にやれるかというのが後半のポイントでした。

(明日に向けて)今いるメンバーでやるしかないので、とにかく今日のように全員で強みを出して川崎らしい試合をしたいと思います。

#7 篠山竜青 「今日のヒーローは鎌田選手だと思っています」

外国籍選手2名を欠いて10人しかいないという状況の中で、厳しい戦いが続いています。その状況でオフェンスでミスがありましたが、ディフェンスで我慢できていたので、全員で戦うんだという気持ちで続けました。

(4Q篠山選手のディフェンスからチームの流れが変わったと思うが)名古屋D戦ではいいパフォーマンスが出せず悔しい思いをしていたので、その思いをぶつけるという気持ちでやっていましたが、インサイドのジョーダン・ヒース選手がいない状況で、仙台にも在籍した鎌田選手がとても活躍してくれて、僕が思う今日のヒーローは鎌田選手だと思っています。

(納見選手の活躍について)高校生時代から知っていますが、力はある選手なので本当の司令塔、ポイントガードになるという意味では川崎は成長ができる環境だと思います。得点力やハンドラーとしての部分も発揮しながらもっともっとゲームコントロールやディフェンスが成長していけば、彼の成長がチームとしての成長に繋がる、そういうパワーを持っている選手だと思います。

#18 鎌田裕也 「恩返しのような試合にできたかなと思っています」

(古巣・仙台での試合について)またこのコートで試合ができて本当にありがたかったですし、演出でも歓迎してくれて嬉しかったです。見てくれてるファンの皆さまにも自分のプレーを見せることができて、恩返しのような試合にできたかなと思っています。

(自身のプレーについて)自分のやるべきことをやって、チームのみんながいいボールを回してくれて、オープンだったときは打ち切ると決めているのでそれも決め切ってチームに勢いを与えられたのでよかったと思いますし、これを今日だけではなくて継続すれば、よりチームの力になれると思うので頑張ります。

(ヒース選手がいない中で今日のラインナップはどのくらいの期間準備したのか)このラインナップ自体は普段から練習をしているのでうまく機能してよかったと思っています。

(明日に向けて)またこの仙台の地でプレーできることを非常に嬉しく思っていますし、チームはまだまだ万全な状態ではないですが、泥臭く1本1本勝ちを掴み取りたいと思います。

#33 長谷川技 「チーム全体で我慢してやり続けて、後半は自分たちのバスケットが出来た」

出だしはちょっと重たい感じになってしまいましたが、チーム全体で我慢して(やるべきことを)やり続けて、後半は自分たちのバスケットが出来て、良い雰囲気で勝つことが出来て良かったです。また明日も今日以上のインテンシティで試合の入りからやっていきたいと思います。

フォワード陣のアタックがチームの課題でもあるので、空いたら打つという気持ちでやっていたのが結果として出せたので、明日もチャンスがあればどんどんやっていきたいと思います。

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