10/21 B.LEAGUE 2022-23 第4節 GAME1 (7/60) 川崎 67-83 三河

川崎ブレイブサンダース

前週、アウェーでFE名古屋に星を分けてホームに帰ってきた川崎の相手は、同じ中地区のシーホース三河。

ここまで2節連続でGAME1を落としている川崎は、課題となっている試合序盤の主導権の奪い合いで優位に立ちたかったが、この日も開始から相手優位の試合展開を許してしまう。2Qに#21納見の7得点の活躍で点差を2点にまで縮めるものの、後半に入っても3Pシュートが決まらず、ターンオーバーで掴みかけた流れを切ってしまうなど三河の背中を捉えられないまま67-83でタイムアップ。


1Q 14-21
川崎は低調なアウトサイドシュートとターンオーバーでペースを掴めず、三河がリード。


三河が#19西田のジャンプショットで先制。序盤はショットミスが続いていた川崎は、残り7:33に#33長谷川のアシストから#35ヒースのダンクで最初の得点をあげると、ここからディフェンスのギアをあげる。残り4:20には#22ファジーカスの得点で川崎が10-10の同点に追いつくと、その後はリードチェンジを繰り返すが、三河が#4細谷の連続3Pシュートで抜け出し、14-21で1Q終了。


2Q 20-20
川崎が納見の活躍で点差を縮め2点差に迫るも、再び三河が引き離し7点差で後半へ。


2Qに入ってもオフェンスのリズムが掴めない川崎。残り8:12にターンオーバーから#54ガードナーのダンクシュートを許し14-25と点差が2桁に開いたところで、タイムアウトを請求。川崎は#22ファジーカスと#35ヒースをコートに戻すと、同時に投入された#21納見の連続得点で追い上げる。残り4:45には#22ファジーカスの得点で川崎が11-0のランをあげ1ゴール差に迫るが、三河はベテランの#3柏木がジャンプショットを決めると落ち着きを取り戻し、#6オクイン・#54ガードナーの得点で再びリードを広げ、34-41の7点差で試合を折り返す。


3Q 17-21
試合の流れを変えられない川崎。ターンオーバーで勢いに乗れず11点ビハインドで最終クォーターへ。


川崎は三河の守備を攻めきれず、2本のショットクロックターンオーバーを犯すなど波に乗れない。その間三河は#32シェーファーの3Pシュートや#6オクインのダンクなどでリードを12点まで広げる。川崎は#22ファジーカス、#0藤井が得点をあげても、その後にミスで自ら流れを切ってしまい点差を縮めることができない。51-62の11点差で最終クォーターへ。

4Q 16-21
流れを作れず三河の背中を捉えることができないままタイムアップ。


前からディフェンスを仕掛ける川崎だが、その後もアウトサイドのシュートが決まらず、ルーズボール争いでのアンラッキーなども続き、逆にじわじわと三河に点差を広げられていく。残り4:48、56-73でオフィシャルタイムアウトを迎えると、川崎は#22ファジーカス・#7篠山の連続得点で点差を縮めるが、三河も時間を使いながら#6オクイン・#54ガードナーの得点で10点以上のリードを保ちながら試合を進め、67-83でタイムアップ。


佐藤賢次ヘッドコーチ 「反省して、前を向いてやるしかないです」

まずディフェンスに関しては我々がやりたいディフェンスが出来ている時間帯が多かったですし、仕方ないシュートとやられてはいけないシュートをしっかりと区別して我慢してやれていたと思います。最後の方で前のめりになってやられていた部分はありますが、修正する所は試合を通して少しだったかなと思います。ただ、オフェンスのところでしっかりと?み合っている時間と噛み合っていない時間がはっきりとしていて、それを引きずってしまっていた時間帯があったので、反省して、前を向いてやるしかないです。なぜこうなるのかをよく話し合って、前を向いて、とにかく良いプレーを見せられるように良い準備をするしかないかなと思います。

(1戦目を克服できない要因は)今日に関しては(克服することを)チーム全体の課題として「フルスロットルでやろう」ということで試合に入ったので、出だしは悪くなかったと思いますが、選手交代のところでリズムが崩れたのは自分の反省です。ただ、フルスロットルで全員でやると言っている以上は、コートに出た人間が役割を把握してみんなが責任感を持ってやっていかなければならないので、それが出来なかった結果かなと思います。

#0 藤井祐眞 「1試合1試合成長していかなければいけない」

まだチームとしてうまくかみ合っていない部分が多く、毎節GAME1でこういう試合をして負けてしまうようではダメだと思いますし、1試合1試合成長していかなければいけないと思うので、この負けを無駄にせずにしっかりと成長していきたいと思います。

#22 ニック・ファジーカス 「自分たち自身の結果にがっかりしています」

自分たちが求めているものができていませんでした。ただ、どうにかしてでも前に進みながらこのチームの課題を克服して勝ちに近づいていくことができればと思います。

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