3/26 B.LEAGUE 2021-22 第27節 GAME1 (42/59) 川崎 84-89 名古屋D

川崎ブレイブサンダース

2月にホームで今シーズン初の連敗を喫して以来の対戦となる、群馬クレインサンダーズとの「サンダー対決」第3章。川崎は前節で3Pシュート5本の活躍をみせた#13前田が先発。

川崎が開始から攻守にゲームを支配し早々に2桁のリードを奪うが、2Qオフィシャルタイムアウト後から群馬のエース#4ジョーンズが個人技で連続得点。10点差で試合を折り返すと、後半川崎はチームオフェンスから#23ジャニングの得点でリードを広げる。外国籍選手の突破に対してもチームで堅い守備をみせる川崎が最後までリードを広げ98-73でタイムアップ。

2月の借りを返す勝利で連勝を6に伸ばし、天皇杯ファイナル明けのアウェー4連戦を終えた。

1Q 31-15 開始から内外で次々に得点をあげた川崎が31得点で先行。

開始からビッグラインナップ布陣の川崎がビッグマンの連携と#0藤井・#13前田の3Pシュートで開始4分で13-2とスタートダッシュに成功。その後イージーなミスから群馬に連続得点を許すが、川崎 佐藤HCはタイムアウトで引き締め直すと、#33長谷川の2本の3Pシュートなどで再び引き離し、31-15で1Q終了。

2Q 14-20 群馬が ジョーンズの活躍で点差を縮める。

どちらも得点が決められず重い展開が続き、残り4:54、35-19でオフィシャルタイムアウト。しかしタイムアウトが明けると、一気にペースアップ。川崎が#0藤井がかき回して#22ファジーカスの得点を演出すれば、群馬はエース#4ジョーンズがスコアリング能力を発揮して連続得点。じわじわと群馬に点差を縮められ7点差まで迫られながらも、終了間際に川崎#23ジャニングのハーフライン付近からの3Pシュートが決まり、45-35の川崎10点リードで試合を折り返す。

3Q 26-19 ジャニング・藤井の得点で川崎がリードを広げる

個人技でゴールをこじ開ける群馬に対し、パスで崩しチャンスを作り出す川崎は#23ジャニングの得点で徐々にリードを広げると、残り4:55には#35ヒースのダンクシュートで18点までリードを広げる。群馬も#15チェンバースや#30山崎が3Pシュートを決めてくるが、その都度川崎も#0藤井・#23ジャニングが3Pシュートを決め返し、71-54で最終クォーターへ。

4Q 27-19 川崎が最後までディフェンスの強度を落とさず勝利

残り7:15、#23ジャニングの3Pシュートで川崎がリードを25点まで広げる。群馬も#4ジョーンズ・#15チェンバースが得点をあげてくるが、川崎はタイムアウトで修正すると#7篠山・#34アギラールの得点で再び引き離し、98-73でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ 「しっかり見直して明日やり返したい」

非常に悔しいです。 前半相手のプレッシャーにボール運びのところで苦労して、オフェンスのリズムが作れない時間が続きましたが、後半アジャストしていいオフェンスを作ることができました。勝負どころで走られて簡単に点を取られてしまったところと、名古屋Dさんがビッグショットを決めて、うちはオープンで打ったシュートが入らなかったところの差(が敗因)だと思っています。ただファストブレイクとセカンドチャンスで30点取られてしまっているので、本来そこをチームとして徹底しなければいけなかったです。

ですが悪かった部分だけでなく、いい部分もあるので、しっかり見直して明日やり返したいと思います。

(新型コロナウイルスの影響で他のチームに中止試合が出ている状況について) そういう情報に振り回されたり、フラストレーションを溜めてしまう状況ではあります。地区優勝や順位にフォーカスすればそれぞれ思うことはあったりしますが、自分たちがコントロールできることは米須選手を含めた13名で築き上げた川崎のバスケットボールを1試合でも多く、コート上で表現することが一番大事で、そのために頑張っています。今日が終わって残り17試合ですが、あと17回そのチャンスがあると思っています。

みんなで積み上げてきたものをしっかり表現して、課題が見つかればまた成長ができる、それを繰り返して行くしかないので、試合を通して、バスケットボールを通して、ポジティブなモノを伝える、そこにフォーカスしていこうと話しました。

#0 藤井祐眞 「明日切り替えてやり返したいと思います」

アウェーの4連戦(新潟・秋田・群馬)を連勝で終えて、久しぶりのホームゲームだったのでどうしても勝ちたかったですし、自分たちより上位にいる2チームが試合がないということで、勝つしか上にいく方法がないので落とせないですし、自分たちもなんとしてでも勝ちたいという想いで臨みました。

出だしから名古屋Dさんに確率よく3Pシュートを決められて苦しい流れになってしまいました。ただ3クォーターで立て直して、いい流れで4クォーターに入れましたが、残り5分ぐらいから相手のチェンジングディフェンスで点が止まってしまいました。その間に自分たちはターンオーバーしてしまったり、相手に走られてしまったりで、最終的にそこが敗因だったと思っています。

しっかり反省して明日切り替えてやり返したいと思います。

#7 篠山竜青 「今日もらった課題を修正して明日やり返せるようにしていきたい」

なかなかリズムに乗れない時間帯でもついていって、一度は逆転するところまで持っていけましたが、その後名古屋Dにトランジションの部分だったり、オフェンスリバウンドのところなど細かい部分を突かれて、離されてしまったと思います。

しっかりと映像を見直して、今日もらった課題を修正して明日やり返せるようにしていきたいと思います。ホーム・とどろきアリーナでサンダースファミリーの後押しをもらって、明日もう一回ハードな試合ができるように頑張るので一緒に戦ってください。

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