2/5 B.LEAGUE 2021-22 第21節 GAME1 (31/60) 川崎 93-86 SR渋谷

川崎ブレイブサンダース

1ヶ月以上ぶりのホームゲームとなった今節、相手は1月のアウェー戦以来の対戦となるサンロッカーズ 渋谷。

前半、川崎がリードを広げて21点差で試合を折り返すと、3Qも川崎がリードをキープして試合を進める。ところが4Qに入ると、さらにギアをあげたSR渋谷のディフェンスに川崎がボールを奪われ、5本の3Pシュートで6点差まで迫られてしまう。川崎はここで受けに回ることなく、#0藤井・#35ヒースが得点をあげてSR渋谷を引き離し、93-86でタイムアップ。

#0藤井はキャリアハイとなる25得点に加え、Bリーグ通算3000得点を達成。

1Q 27-20 開始からエナジー全開のディフェンスゲーム。藤井の12得点で川崎がリード。

序盤から両チームが持ち味である激しいプレッシャーディフェンスを展開。SR渋谷が#22ヒサタケが2連続のダンクシュートで11-13とリードを奪うと、逆に川崎が#0藤井3Pシュート、#22ファジーカスのミドルシュートで再逆転。残り1:57には#11増田の3Pシュートで22-15と7点のリードを奪う。

2Q 25-11 #0藤井が得点・アシストでチームを牽引し、川崎が21点をリードして後半へ。

#11増田のフリースロー、#22ファジーカスのジャンプショットで残り9:08には31-20と川崎がリードを2桁に乗せる。SR渋谷はここでタイムアウトを取ると、#8高橋の3Pシュート、#14マカドゥのバスケットカウントで35-28と点差を縮める。得点のペースを落とされた川崎だったが、#0藤井のアタックから攻撃を組み立てて再びギアを上げると、#22ファジーカス・#0藤井を中心に得点を重ね、52-31とリードを広げて後半へ。

3Q 18-20 SR渋谷マカドゥが14得点の活躍も、着実に得点した川崎がリードを保って最終クォーターへ。

#0藤井がバスケットカウントでBリーグ通算3,000得点を達成するなど、川崎が着実に得点を重ねて、SR渋谷に点差を縮めさせず試合を進める。SR渋谷#14マカドゥにこのクォーターだけで14得点を許すも、70-51で最終クォーターへ。

4Q 23-35 SR渋谷のプレッシャーDF、終盤のタフショット連発で追い上げられるも、川崎が逃げ切り勝利。

さらにプレッシャーを増すSR渋谷のディフェンスに川崎はボールを奪われ、#73田渡・#44盛實と連続3Pシュートを浴びてリードを消費してしまう。残り4:49、77-65でオフィシャルタイムアウトを迎えると、残り3:13には#9ベンドラメのフロースローで79-71の8点差まで迫られた川崎だったが、前がかりに仕掛けるSR渋谷の裏をつき、#22ファジーカスのアシストから#35ヒースのゴール下、さらに#22ファジーカスの得点で残り1:32には85-73とSR渋谷を引き離す。終盤、#8高橋・#44盛實の3Pシュートで追いすがるSR渋谷を、#35ヒースのアリウープで振り切り93-86でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ 「準備してきたことを選手たちが集中力高くやってくれた」

特に前半、しっかりと準備してきたことを選手たちが集中力高くやってくれて、ディフェンスでもチェンジングも効いて流れをコントロールできたかなと思います。ただ後半、本来のSR渋谷さんの激しいプレッシャーディフェンスで押し上げられてターンオーバーが続いたところで、もう少し流れを切るなりプレッシャーリリースのために指示できればとよかったなと、そこは反省です。選手の力で解決してほしいという思いもあって我慢していたんですが、明日出だしからああいう展開になることは予想されるので、負けないようにしっかり準備したいと思います。

#0 藤井祐眞 「PGとしてもしっかり試合を締められるようにしなければならない」

出だしから非常にいいバスケットができたかなと思っています。自分たちがやりたいことができて、ディフェンスもオフェンスも足が動いてパスも回って、SR渋谷さんのやりたいハードなディフェンスに対して、ボールを大切に扱ってシュートで終わることができてよかったと思っています。ですが、後半ターンオーバーが続いて相手に走られてやられてしまったり、先週の北海道戦と同じ様に後半追い上げられるようなシーンがあるので、40分集中して戦わなければならないというところは今後の課題だと思っています。

(追い上げられている展開でも冷静なゲーム運びをしていたことについて)しっかりシュートで終わるというところを意識して、点数的には10点くらいまだリードしていたので、追い上げられても冷静にいられたかなと思っていて、シュートで終わる、ターンオーバーで終わらないということを意識して最後はプレーしていたんですが、個人的にはもらったフリースローを外してしまったり、ターンオーバーしてしまったり、レイアップを落としてしまったりちょっと集中力が欠けていた部分があったのは反省点です。PGとしてもしっかり試合を締められるようにしなければならないなと感じています。

#11 増田啓介 「2名が帯同していない中で、チーム一丸で試合が出来てよかったです」

コロナ禍の中で試合ができることに感謝しつつ、さらに会場まで足を運んでくださった皆さまの力もあって、勝利することが出来たので本当に嬉しいです。

(アギラール選手の離脱で変化はありましたか?)そこまで「自分がどうにかしよう」という意識はないですが、いまはパブロ(・アギラール)選手、米須選手の2名が帯同していない中で、チーム一丸で試合が出来てよかったです。

(北海道戦から好調に感じますがきっかけは?)これといったきっかけはないですが、2週間ほど試合のない期間があって、そのときのワークアウトにコーチ陣が付き合ってくれて、みんなの力を借りて、いま少しは調子がよくなったかなと思います。

(前半戦を振り返って)自分が加入して2シーズン目で、前半戦を終えて、自分自身満足のいくプレーはできていませんが、そこばかり気にしていてもしょうがないので、自分にできることを1つ1つ向き合ってやっていっています。

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