220514_秋田戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 チャンピオンシップにふさわしい激しい攻防戦が展開された秋田とのクォーターファイナルGAME1。キングスは、チーム全員が勝利に対する集中力を切らさずに白星をあげ、連勝でのセミファイナル進出を目指して秋田とのGAME2に臨みました。
 試合は、出だしからキングスが激しいディフェンスからボールを奪取すると#45 ジャック・クーリー選手、#4 コー・フリッピン選手が3Pシュートを沈めて好スタートを切ります。しかしその直後、対戦成績をタイに戻そうと昨日同様アグレッシブに攻め立てる秋田に逆転を許してしまいます。タイムアウトで落ち着きを取り戻したキングスは、#30 今村佳太選手が連続で3Pシュート、#7 アレン・ダーラム選手のレイアップシュートで再逆転すると、#34 小野寺祥太選手のディフェンスから#14 岸本隆一選手、#3 並里成選手と繋いで3Pシュートを沈めます。流れを掴みかけたかに見えたキングスですが、その後は秋田に得点を重ねられてしまい2点リードを許して1クォーターを終えます。
 #34 小野寺選手の逆転3Pシュートで始まった2クォーターも昨夜のGAME1を彷彿とさせる意地と意地がぶつかり合う撃ち合いとなります。その中でもキングスは、#14 岸本選手、#30 今村選手が3Pの長距離砲を連続して沈めてリードを奪います。その後、更にディフェンスの強度を上げたチームに会場のボルテージも最高潮に。ファンの一体感ある拍手に後押しされて試合を力強く進め、秋田のバイオレーションを誘発するなど攻守に渡って流れを掴みます。このクォーターで秋田の得意とする3Pシュートを5本沈めたキングスが一挙に29点をあげて、前半を45対27とリードして終えます。
 ハーフタイム明け、秋田は古川選手や中山選手が攻撃の中心となり、連続得点で流れを掴み、一気に4点差にまで差を縮めてきます。それでもキングスは苦しい時間帯に#3 並里選手が連続して得点を挙げてチームに落ち着きをもたらします。その後キングスは、全員で秋田の猛攻を耐えぬき9点差のリードを保って最終クォーターに。
 この日4本目となる#34 小野寺選手の3Pシュートで2桁にリードを広げたキングスは、#45 クーリー選手がジャンプショットで加点。その後もより一層の大きさを増した会場の応援を受けて#30 今村選手がディープ3を沈めて再びアリーナが沸きます。そして選手はエナジー全開、再び#30 今村選手が3Pを決めると、#13 エバンス選手もダンクシュートで畳み掛けて一気に20点の差をつけます。素晴らしい雰囲気の中、試合をコントロールしたキングスが77対56で秋田とのGAME2を勝利しました。
 キングスは今日の勝利で、セミファイナルの進出が決定。21日(土)からホーム沖縄アリーナでチャンピオンシップセミファイナルを戦います。次週もリーグの頂点を目指して全力で戦い続けるキングスを、団結の力で応援よろしくお願いします。

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