220427_大阪戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 前節島根との西地区上位対決に、苦しみながらも2連勝を収めたキングス。この日は大阪に移動して、これまで数々の激闘を繰り広げてきた大阪エヴェッサとのアウェー戦に臨みます。
 出だしからキングスは、ボールを良く動かし攻めの形を作ったところで#14 岸本隆一選手が3Pシュートを沈めて先制点。その後は、#45 ジャック・クーリー選手や#13 ドウェイン・エバンス選手などがシュートを入れますが、両チームがポゼッション毎に確実に得点を取り合う拮抗した展開になります。サイズで上回る大阪はキングスとのミスマッチを狙った攻撃しますが、#7 アレン・ダーラム選手を中心としたディフェンスで応戦。しかし大阪の勢いが勝り、キングスは8点のリードを許し1クォーターを終えます。
 開始からスリービッグの布陣を敷いて反撃を図った2クォーターは、#13 エバンス選手、#7 ダーラム選手の連続得点、#3 並里成選手の難しい体勢からのシュートで差を詰めます。そして、#34 小野寺祥太選手の激しいディフェンスからリズムを掴むと、#7 ダーラム選手の3Pシュート、#13 エバンス選手のダンクシュートで逆転に成功します。しかしその後は、なかなか相手を引き離せない時間帯が続きます。苦しい中でも#32 満原優樹選手の3Pシュートや激しいディフェンスで相手の追撃をしのぎますが、残り1分で大阪に逆転を許し39対41と2点差のリードを許して前半戦を終えます。
 3クォーターは、開始から#30 今村佳太選手の3Pシュート、岸本選手のターンオーバーからのレイアップ、#4 コー・フリッピン選手の得点などでキングスが得点をあげますが、大阪も中村選手、ドブラス選手を中心に負けじとシュートを決め返し、激しくリードが入れ替わる展開に。しかし、大阪のバスケットカウントやハント選手のシュートなどで10点を離されてしまいます。その後、キングスは#45 クーリー選手やこの日ゴールで攻撃を牽引する#7 ダーラム選手が踏ん張り、4点に点差を縮めて最終クォーターへ。
 開始早々に#7 ダーラム選手、#30 今村選手の得点で再逆転に成功したキングス。更に#34 小野寺祥太選手、#45 クーリー選手が畳み掛けチームは勢いに乗ります。しかし大阪も必死に食い下がり、4点のリードで残り5分の最終局面に。オフィシャルタイムアウト明けは、苦しい局面で#34 小野寺選手や#30 今村選手、#45 クーリー選手が得点を決めます。その後もチーム一丸となった激しいディフェンスで、これまでも名勝負を繰り広げてきた大阪の猛攻をしのぎ、最終クォーターで逆転勝利を納めました。
 キングスはこの後、名古屋に移動し4/30(土)、5/1(日)と名古屋ダイヤモンドドルフィンズとアウェーで戦います。4月中旬に行われた沖縄アリーナでの対戦成績1勝1敗という結果のリベンジを狙います。来月に迫ったチャンピオンシップへ向け、団結の力で戦うキングスへの応援をよろしくお願いします。

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