220507_広島戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 レギュラーシーズン最終節となるこの試合、キングスはホーム沖縄アリーナに広島ドラゴンフライズを迎えました。
キングスは、広島辻選手の3Pシュートで先制を許しますが、#13 ドウェイン・エバンス選手が千葉戦から好調の3Pシュートで応戦すると、#14 岸本隆一選手、#30 今村佳太選手も長距離砲を炸裂させ、一挙に9点を奪う滑り出しとなります。その後は、両チームが点を取り合うハイペースな試合展開に。しかし、広島の積極的なディフェンスに苦しみジャクソン選手、辻選手にシュートを決められて逆転を許しますが、#2 小寺 ハミルトンゲイリー選手のシュートや#34 小野寺祥太選手のフリースローなどで点差を縮めると、#3 並里成選手もレイアップシュートで得点を決めて、広島の背中を1点追いかける形で1クォーターを終えます。
 続く2クォーターも両チームのポゼッションの度にリードが入れ替わる拮抗した展開の中、#13 エバンス選手が3Pシュートやレイアップシュートを続けて決めて存在感を示します。オフィシャルタイムアウト明け、#14 岸本隆一選手が力強いドライブからレイアップシュートを決めて逆転をしますが、広島も辻選手が負けじと得点を決め返し、キングスにペースを握らせません。それでも#4 コー・フリッピン選手のスティールからのパスを#13 エバンス選手がこの日11得点目となるシュートを決めるなど、全員がリズムを掴もうと戦いを続けます。しかしその後も拮抗した展開が続き、キングスが2点のリードを許し前半を折り返します。
 後半戦も両チームが激しく主導権争いを繰り広げる展開となります。その中でも#13 エバンス選手や#4 コー・フリッピン選手が連続して得点を重ねていきますが、広島も追いすがり両者が1点差を争い続ける緊迫した流れに。キングスは、我慢の戦いを強いられましたが、終了間際に#13 エバンス選手がレイアップシュートを確実に決めて65対62とリードを奪い最終クォーターに突入します。
 キングスは、#13 エバンス選手が得点を奪うと、#11松本礼太選手のフリースロー、#34 小野寺祥太選手のレイアップシュートで広島を突き放しにかかりますが、広島も集中を切らさずに2点差でオフィシャルタイムアウトに突入。キングスは、タイムアウト明け広島にリードを奪われてしまいます。しかし、#30 今村選手が3Pシュートで同点とすると#3 並里選手も連続で値千金の3Pシュートを沈め再逆転。その後は勝利への強い執念を全員で見せたキングスが、粘る広島からリードを守り抜き勝利しました。
 キングスは、明日5/8(日)も広島ドラゴンフライズとレギュラーシーズン最終節GAME2をホーム沖縄アリーナで戦います。そして、いよいよ来週13日(金)からはチャンピオンシップクォーターファイナルが始まります。高みを目指して団結の力で戦うキングスへの応援をよろしくお願いします。

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