211023_富山戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 温暖な沖縄県から最低気温が一桁の富山県へ移動し、富山グラウジーズとのアウェー2連戦に挑むキングス。
 今季初勝利を渇望する富山は試合開始直後から積極的に攻撃を仕掛け連続で3Pシュートを決め、キングスはビハインドを許す形で試合に入ります。キングスは途中からコートに立った#88牧隼利選手が連続で得点、ディフェンスでは体を張り、チームへ勢いをもたらします。さらに#14岸本隆一選手が3Pシュートを決めると、#88牧選手が3Pシュートで続き加点。激しくチームで守り富山の24秒バイオレーションを誘発させると、今シーズンこれまで献身的なプレーでチームを支えてきた#2小寺ハミルトンゲイリー選手がリバウンドをそのまま押し込み今季初得点。
 富山はベテランシューターの松井選手の3Pシュートで着実に得点を重ねます。キングスは焦ることなく攻撃を組み立て、#24田代直希選手の3Pシュートで反撃します。さらに#3並里成選手のスティールからの速攻で#13ドウェイン・エバンス選手がBリーグ通算1,000得点を達成。#3並里選手は直後にオープンでの3Pシュートをしっかり決めきり流れを引き寄せます。点の取り合いとなった前半は#7アレン・ダーラム選手がレイアップシュートを最後に決め1点リードで終えます。
 #3並里選手のジャンプシュート、#30今村佳太選手のレイアップシュートなど2点ずつ得点するキングスに対し、富山は確率の高い3Pシュートで応戦。後半になっても得点を取り合うシーソーゲームで試合が進みます。#45ジャック・クーリー選手がハイポストからの得点にオフェンスファールを誘発する粘りのディフェンスで、富山スミス選手との注目のインサイド対決で強さを見せ、キングスが一時リードを広げます。
 最終クォーターは#30今村選手の3Pシュート、#7ダーラム選手のバスケットカウントなどで一気にリードを二桁に広げます。このままでは終われない富山は宇都選手のドライブからリズムに乗り始めます。富山の猛攻を受け残り3分30秒の時点で同点に追いつかれるも#13エバンス選手が技ありのムーブからバスケットカウントで再びリードします。互いに点を取り合う終始拮抗した展開の激戦は#14岸本選手の連続レイアップシュートで勝負を決め、アウェー戦GAME1を勝利としました。
 明日も富山と13:05からアウェー戦を戦い、その後沖縄に戻り10/27(水)19:00から広島ドラゴンフライズと10月最後のホームゲームを戦います。一戦一戦チームで戦うキングスへの応援をよろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました