【WE STORIES】vol. 6 Square「パートナーとして互いに高め合っていける」

アルバルク東京

※こちらのインタビュー記事には、Squareのサービスに関するPRが含まれます。

オフィシャルパートナーのみなさまに、アルバルク東京のパートナーとしての活動やその狙い、込められた想いなどをお伺いし、インタビュー形式でご紹介する「WE STORIES」。第6回はSquare株式会社さまです。今回はシニアアカウントエグゼクティブの栗原秀樹さまにお話を伺いました。



まず事業内容を教えてください。

栗原:Squareは、決済システムを中心に、在庫管理や顧客管理など、事業者がビジネスを効果的に運営するために必要なさまざまなSaaS(ソフトウェア)サービス、エコシステムの提供をしています。事業の規模に関係なく、実店舗とネットショップの両方で多くの事業者のビジネス成長をサポートしています。Squareは、2009年にアメリカで創業し、日本では10年前から事業展開をしています。

今回ご提供させていただいているサービスは、対面の決済のほか、事前に決済をしてスムーズに商品の受け取りができる「Square オンラインビジネス」という、ネットショップを作成するサービスがあります。これは、アルバルク東京が今季から「モバイルオーダー」を実現するためにご利用いただいています。
周辺のさまざまなSaaSサービスも1つのアカウントで一元的に利用・管理できるようになっており、Squareのエコシステムを最大限に活用していただくことで、効率化や収益化のお手伝いができると考えています。

Square株式会社 栗原 さま



なぜスポーツチームにスポンサードすることになったのでしょうか。アルバルク東京を選んだ理由も含めて教えてください。

栗原:まず第一に、多くの方にSquareを知っていただき、そこから決済サービスやSaaSサービスを利用する加盟店を増やすことが目標の一つです。

そのマーケティング施策の一環として、プロスポーツをサポートすることを決定しました。今後の展開に向けて、実現可能性やかかる時間、競技や組織のバックグラウンドを踏まえて検討していきました。
チームが目指す方向を鑑みつつ、お互いに高めあえるパートナーシップとして、いくつかの候補を検討し、アルバルク東京に決定させていただきました。

現在、Bリーグ全体が非常に盛り上がっており、アルバルク東京は昨シーズンから代々木第一体育館での試合を行うようになり、より多くの観客が会場に足を運んでいます。Squareもこの盛り上がりに乗って、日本での知名度を向上させたいと考えています。

また、Squareを知っていただいた方が事業で決済システムの導入機会を得た場合、どのようにしてSquareを選んでいただけるかが私たちにとっては重要です。
Squareは端末の販売を行っていますが、実店舗を持っていないため、直接的な決済体験が難しい状況です。
そこで、代々木第一体育館の1万人が集まる会場でSquareを知ってもらい、実際に体験してもらうことで、皆さんにとってのきっかけづくりを行っていくことにしました。

2022-23シーズンよりアルバルク東京ホームゲーム会場でSquare端末を導入


Squareさまがターゲットとするのはどのような層になるのでしょうか。

栗原:Squareの加盟店である事業者はさまざまな規模を有していますが、サービスは中小事業者の方々が気軽に導入していただけるようデザインされており、差別化のポイントやこだわりを持つ方、言い換えれば尖った方が多いです。
特に東京都市部はエリア的にも適しており、企業の役職者や個人事業主の方々にSquareを知っていただき、加盟店を拡大していきたいと考えています。代々木で試合を行うアルバルク東京は、その点で最適だと感じています。
東京近郊には他にも熱心なファンを持つチームや別の競技もあるかもしれませんが、アルバルク東京を選んだ理由の一つは、そのターゲットとの適合も考慮しているからです。

Squareはオリジナルの端末を企画・デザイン・販売まで手がけ、お店の雰囲気に調和し、スタイリッシュで控えめな見た目のレジを提供しています。こだわりを持ってお店を作った事業者は、見た目が洗練され、お店に適した、かつスペースを取らないという理由からSquareを選んでくださることがあります。

これらの理由から、バスケットボールの観客層とそういったこだわりを持つ方たちは重なる部分があって、Square端末のデザインや機能性に共感が生まれ、魅力を感じていただけることが多いと思います。
Squareの端末と一緒に仕事ができることに対する感性や、高い親和性があると感じており、もしかしたら他の競技では異なる結果になっていたかもしれません。



アルバルク東京の魅力に感じる部分を教えてください。


栗原リーグ創設直後の優勝経験もあり、『チャンピオンシップを常に目指す王道チーム』という印象で、それをやろうとしているところに圧倒的な共感を覚えます。また、所属選手たちがさまざまなバックグラウンドや国籍であることも魅力的です。
Squareもグローバル企業としてダイバーシティは大切にしており、共通するものを感じています。
2025年には新アリーナも開設しますし、今後のさらなる成長に向けた意欲も感じます。これから日本での拡大に向けたSquareの目標とも一致し、共に取り組むことが非常に嬉しいです。



今季からダイヤモンドパートナーとして、チームとより強固な関係を築いています。

栗原シーズン途中からの契約だった昨季はやれることも限定的でしたが、今季に向けた話し合いの中で自然とランクアップする方向になりました。
Squareとして期待する次のステップと、アルバルク東京が希望するソリューションについて議論を重ねる中で、より幅広い施策を行うために強いパートナーシップを結ぶことになりました。
Squareを活用してよりビジネスを成長させていただきたいという観点と、私たちも一緒にステップアップしていきたいという思いが合致したので、特にランクを上げるという意識はなく、より大きな取り組みを行う中で必然的に進んでいきました。

今季から導入のセルフオーダーはそれで実現したものの一つです。表側に見えないところでいうと今季からファンクラブ会員の方の購買履歴を取れる仕組みを導入しています。
グッズの売れ行きの傾向をリアルタイムで確認できることで、新たな施策をどんどん出して、ファンの皆さんにさらに喜んでいただける商品を提供していけるといいですね。

あとは昨シーズンから会場内にロゴの掲示もしているのですが、今季からは場所を移したり、大きな横断幕の設置や出入口付近にも露出場所を増やしています。
加えて今シーズンはSquareが決済システムを提供している会社であることが伝わるようにするために、ゲームデープログラム内の1ページを割いていただきました。手元に残るもので継続的に目に触れることで認知していただけたらと思います。

ゲームデープログラムの掲載内容


会場で決済システムやセルフオーダーを導入するとどのような効果があるのでしょうか?

栗原以前お使いいただいていたシステムの場合、短時間で多くの決済を受け付けることに難があったというのは、実際に現場の各担当者の方からお話を伺っていました。
その点、決済のスピードはSquareの強みの一つです。
それが1秒で終わるのか、10秒かかるのかで単純に裁ける数が10倍変わってきますから、その点はだいぶ改善されたのではないでしょうか。


3,000人規模だった立川から代々木に移り、一気に1万人が来るようになって飲食や物販の決済のスピードの重要性はより高まりました。アルバルク東京にとっても非常にプラスの要素が大きかったと思います。

栗原:より多くのお客様に試合へ足を運んでいただき、興行として売り上げを立てていくためにもスムーズな決済サービスはビジネスの成長上で重要だと考えていますので、そこに少しでも寄与できればということは最初からお話ししていました。

場所柄、平日は仕事帰りに夜ご飯を食べながら観戦するお客様が多いと聞いており、その流れにぜひ貢献できればと感じています。「並んでいるから買うのを諦めた」ではなく、「並んでいるけれど、短時間で済むならば、または並ぶことを回避できるならば買いたい」という土壌づくりをSquareが担えればと思いました。

そこから「並んでいても、Squareがあれば待たずに買える」と思ってもらえるようになるといいですね。セルフオーダーも活用してもらいながら、会場での買い物が快適になり、さらに満足度の高い観戦体験を提供していけるようになることが次の目標になっていきそうです。

ちなみにスピードという意味では、Squareは導入までの時間も短く、事業者にもメリットが大きいです。
Squareの申し込み手続きは複雑ではなく、ウェブ上で数分で完了します。決済の一部は最短で当日からご利用いただけ、売上金の入金は最短で翌営業日に行われます。加盟店からは、キャッシュフローの心配をする必要がなく、仕入れのお金も困ることがない、といただいています。



アルバルク東京をサポートするようになってから起きた印象的な出来事はありますか。


栗原アルバルク東京のファンである方で、新たに加盟店に加わっていただける方もいらっしゃいます。
また、社内の話になってしまいますが、Squareは外資系企業で米国の組織にレポートをする縦割りの体制になっており、部門を横断して密に仕事をする機会が日本ではそこまで多くありません。
しかし、今回のアルバルク東京とのプロジェクトでは営業、マーケティング、導入サポートなど複数の部門が連携して取り組みを行っています。Squareとしてこういった経験ができたことは、印象的な出来事となりました。



ビジネス面での具体的な効果があれば教えてください。


栗原やはりどの程度加盟店を増やせたのか、そのための見込み客である事業者はどのくらいいるのかは、数値として気になる部分です。
特に見込み客については良い反応があり、そこから実際に成約案件も出ているので、非常にポジティブに捉えています。
アルバルク東京側でも調査を行っていただけると聞いていますので、徐々に良い形で結果を可視化していきたいです。



新アリーナになると場所が固定されますが、その点含めて今後の展開として描くイメージはありますか?


栗原今まさに議論している最中ですが、基本的にやっていくことは大きくは変わりません。ただ場所が固定されることによって、単なる決済サービスではなく、エコシステムとしてのSquareを使っていただける環境が整うのではないかと思っています。
それは単にSquareのメリットというだけではなくて、アリーナビジネスをきちんと収益化し、来場されるお客様にも利便性が高く、「楽しかった、また来たい」と思っていただくことに繋がります。

実は、まだSquareのポテンシャルをきちんと使い切ってもらえている国内の事例は、意外と少ないんです。
スピードが早い決済サービスというのはSquareが提供できる価値のほんの一部分に過ぎません。やはりエコシステムとして他のサービスと組み合わせて利用していただくことで、真の意味でビジネスの成長を加速させられると思っています。

もしそれがきちんと回るような形になれば、本社のあるアメリカ側からも強い関心を寄せられる対象になると思っています。アメリカの事例をマネするというよりは、日本でのSquareの広がりもすごいと思わせたいです。

アルバルク東京の新アリーナでの成功事例ができれば、Squareを国内で知ってもらうことはもちろん、スポーツビジネスの面白さを感じてもらう機会にもなると思います。
私もこれまで関わった仕事を通じてスポーツビジネスを長らく見てきて、中で働く人たちがどれだけ大変かを理解しているつもりです。
だからこそシステムでできることはなるべくそちらに任せ、その情報をいつでも簡単に活用してもらえる環境をつくっていくことが必要だと思っています。それが本当の意味でのスポーツビジネスの成長にも繋がると信じています。
これはアルバルク東京だけに限らず、スポーツビジネス全体に関わることとして、貢献していきたいとSquareも私個人も考えています。



最後にアルバルク東京と歩みを進める上での意気込み、メッセージをお願いします。


栗原Squareは単なる決済サービスやSaaS(ソフトウェア)の企業ではなく、さまざまなビジネスの成長をサポートさせていただきたいという思いを持っています。その思いをより多くの方に知っていただけるような取り組みを進めていきたいです。
今回のプロジェクトに関与しているメンバーは、異なる分野を担当する者が集まっていますが、皆スポーツが好きです。
それゆえ、Squareを通して、アルバルク東京のビジネスの発展とファンの皆さんが利便性を感じることができるような取り組みを進めていけると考えています。

日本のバスケットボール、そして広く
スポツビジネスの展に寄与するという観点で、【アルバルク東京のSquare導入の事例を伝える動画】を制作した際のタグライン(キャッチフレーズ)「アルバルク東京に余裕を、ビジネスに余白を」を具現化していくことに引き続き注力していきます。
ファンの皆さまにもその魅力を感じていただけるよう、全力で頑張ります。


アルバルク東京とビジネスの拡大、企業のさらなる成長の取り組みをご一緒しませんか?

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