本イベントは来月8月25日から日本（沖縄）とインドネシア、フィリピンの3か国で共催される「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023」が、沖縄アリーナで開幕1か月前となったことを記念して開催されました。
ワールドカップはバスケットの楽しさだけでなく、「環境を大事にしよう！」というメッセージを世界中に届ける目的も担っており、イベントでは参加者のみなさんとともに、バスケットボールを通して環境を学ぶアクションを行いました。
小学生やワールドカップグループステージ参加7か国の大使館の方々など約50名が集まり、イベントが開始されました。
まずは、イベントに関するイントロダクションで主旨が説明されるとともに、たくさんのゲストが紹介されました。ココリコ田中直樹さん、カジサックさん、アルバルク東京からマスコットのルーク、FIBA バスケットボールワールドカップ 2023公式マスコットのJIP、FIBA3人制バスケットボール3x3のTOKYO DIMEから黒田亘選手と藤岡麻菜美選手、そしてサンロッカーズ渋谷からベンドラメ選手と田中選手があいさつを行いました。
次にバスケットボールを通して環境問題について学ぶ「3R（リデュース・ リユース・ リサイクル）アクション」が行われ、1つ目のプログラム「ドリブルアウェイ」にベンドラメ選手と田中選手が参加。
「ドリブルアウェイ」はコートを海と例え、その中で泳いでいる魚役とペットボトル役に分かれ、魚役はペットボトル役に捕まらないようにドリブルしながら逃げるという、海洋ゴミを出さない意識を高める鬼ごっこアトラクションです。魚役に参加者のみなさんと田中選手、そしてペットボトル役をベンドラメ選手でゲームが始まりました。
ペッドボトル役のベンドラメ選手に捕まったら、手をつないでペットボトル役に！参加者はペットボトル（海洋ゴミ）を増やしてはいけない、という意識を高めながら捕まらないようにコートを逃げ回りました。
そして、ベンドラメ選手と田中選手は「Pick＆Shoot！」というプログラムにも参加。
「Pick＆Shoot！」はホワイトチームとブラックチームに分かれ、会場から渋谷駅までの街頭でゴミを拾い、集まったゴミを得点化して競うアトラクションです。
ホワイトチームにベンドラメ選手、ブラックチームに田中選手が加わり、渋谷の街を参加者のみなさんと一緒にゴミ拾いしました。
渋谷はきれいな街ですが、よく見ると細かいゴミが！最終的にたくさんのゴミを集めることができました。
会場に戻ると、チームごとにゴミを分別して、ゴールにシュートし得点を競います。普通のゴミは白い袋で2P、リサイクルできるゴミは黄色い袋で3Pです。
結果は・・・両チームたくさんゴミを集めましたが、ホワイトチーム44点、ブラックチームが37点でベンドラメ選手のホワイトチームが勝利！
渋谷の街でゴミ拾いをすることで、改めて参加者の意識が高まり、ゴミを減らすことの大切さを学べるプログラムでした！
そして最後には参加いただいたみなさんと写真撮影を行い、両選手が参加するイベントは終了しました。
その後インタビューが行われ、ベンドラメ選手は「こどもたちと一緒で楽しみながらできたし、環境問題について学べた良い時間だったと思います。」と振り返り、田中選手は「ホームタウン渋谷でちょっと離れるだけでこれだけのゴミが集まることは心が痛かった。なるべく綺麗にしていきたいし、活動を広めていくことは大事だと思います。」と答えました。
また、8月25日に沖縄で開幕するワールドカップについて、ベンドラメ選手は「東京オリンピックでは無観客で熱を生で感じることができなかったので、沖縄で世界トップクラスのバスケットを直接見られるのは良い経験だと思う。もちろん会場に行く人もそうですし、こうしたイベントでワールドカップを感じることもできると思います。僕も楽しみにしていますし、出る選手には頑張ってほしいなと思います。」と話し、田中選手は「日本のバスケットがもっと盛り上がっていくために、日本代表の選手の皆さんには頑張ってもらって、私たち観る側も一丸となって良い大会にできればと思っています。応援しています。」とエールを送りました。
沖縄アリーナでの開幕がついに1か月前となった「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023」に期待が高まるとともに、環境について考えるきかっけとなるイベントでした。
■関連サイト
FIBAワールドカップ2023大会公式サイト（英語版）
