ゲームレポート 4/28(日)佐賀戦

シーホース三河

CS進出マジック「2」で迎えた佐賀バルーナーズとのGame2は、長野が5本の3Pシュートを決めるなど両者ともに3Pシュートの確率が高く、一桁点差の我慢比べとなる。しかし終盤の大事な場面で佐賀に3Pシュートを決め切られ、79-89でマスト・ウィンゲームを落とした。

1Q
三河 22–29 佐賀 高確率に3Pシュートを決め合うアップテンポな展開に

スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#19西田(優)、#43イ、#54ガードナー。

#11久保田が#10レイマンの3Pシュート、#54ガードナーのバスケットカウントをお膳立てして6-0と先手を取る。

佐賀は#25角田のカットイン、#60フィーラーのバスケットカウントで応戦。ターンオーバーからファストブレイクを許して6-7と逆転されると、佐賀#60フィーラーの3Pシュート,#2ガルシアのアタックと内外から得点を重ねられ、9-18と一気に流れを持っていかれてしまう。

タイムアウト後、#7長野が3Pシュートで反撃の狼煙を上げる。佐賀は#34井上の3Pシュートで対抗するが、#10レイマンのドライブ、3Pシュートの連続得点で4点差に詰め寄る。佐賀はタイムアウトで流れを切ろうとするが、#7長野のスティールから#0オーガストがファストブレイクで加点。残り2分に#7長野の3Pシュートで22-23の1点差に迫る。

しかし終盤、佐賀#25角田の3Pシュート、#23チャイルズのダンクなどで7点のリードを築かれる。

2Q
三河 40–39 佐賀 (三河 18–10 佐賀) フィジカルなディフェンスで10失点に抑え、逆転して後半へ

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。

佐賀#30狩野のアウトサイドシュートで先制されるが、#32シェーファーの3Pシュートやハイロープレーから#0オーガストがバスケットカウントをもぎ取ってワンポゼッション差に追い上げる。

身体を張ったディフェンスで佐賀の攻撃を単発に終わらせると、#7長野と#54ガードナーの息のあったプレーで崩し、開始4分にファストブレイクから#27石井が3Pシュートを射抜いて33-33の同点としてオフィシャルタイムアウトに入る。

その後は両者一歩も引かない熾烈な主導権争いを繰り広げるが、#54ガードナーが2本の3Pシュートを含む7得点を挙げて、1点リードで試合を折り返す。

3Q
三河 59–60 佐賀 (三河 19–21 佐賀) 長野がハードなディフェンスと3Pシュートで牽引

スタートは、#7長野、#10レイマン、#19西田(優)、#43イ、#54ガードナー。

立ち上がりはオフェンスが重くなり、佐賀#25角田の3Pシュートなどでリードを5点に拡大される。

#54ガードナーのバスケットカウントで巻き返し、#7長野がオフェンスファウルを誘発するなどハードなディフェンスでチームを鼓舞すると、開始3分半に#43イの3Pシュートで逆転。さらに#7長野の連続3Pシュートで53-47とリードを6点に広げる。

しかし佐賀も#25角田の3Pシュート、#23チャイルズのバスケットカウントで譲らず、#25角田のドライブで勝ち越される。以降はシーソーゲームに突入。終了間際に#27石井のドライブに#0オーガストが合わせて1点差で勝負の最終Qを迎える。

4Q
三河 79–89 佐賀 (三河 20–29 佐賀) 手痛い敗戦。CS進出マジックは「2」のまま最終節へ

スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#18角野、#27石井、#43イ。

開始早々、#0オーガストがスティールからプッシュしてダンクを叩き込んで逆転する。

そのまま勢いに乗るかと思われたが、その後はアウトサイドシュートを決め切ることができずオフェンスが停滞。徐々に佐賀に点差をつけられ、開始3分に#55ハレルソンの3Pシュートで63-70と7点のビハインドを背負う。

その後も得点を奪えず重苦しい時間が続くが、#0オーガストがリバウンドで食らいつく。

オフィシャルタイムアウト明け、#32シェーファーがカットインからフリースローを獲得。残り4分半に#7長野が5本目の3Pシュートを沈めて70-74と4点差まで追い上げる。

ファン・ブースターも大青援で反撃ムードを作り、残り2分に#0オーガストの3Pシュートで2点差に肉薄するが、直後に佐賀#60フィーラーの3Pシュートを決め返されて逆転することができない。

ファウルゲームに持ち込むが、残り45秒に佐賀#34 井上に3Pシュートで8点差とされてしまう。最後まで勝利への執着心を出したが、79-89で逃げ切られた。

試合後コメント

ヘッドコーチ

ライアン・リッチマン

良い試合だったとは、とても言えません。

スタートに自分たちで自分たちを苦しめてしまい、2Qで少し自分たちを取り戻しかけたけれども、継続できなかったことが悔やまれます。集中力や細かい点でのレベルが、勝つレベルではなかったと思います。

チームプランの遂行レベルや、相手選手の特徴への理解といった細かい点がしっかりやり切れたかどうかが勝敗を分けたと思います。

レギュラーシーズンは来週で最後になりますが、1試合1試合学んで成長するという点は何ら変わりません。今日の試合から学び、改善して来週末に臨みたいと思います。

-次のホーム三遠戦、たくさんのファン・ブースターが来場され青援をくださると思います。メッセージをお願いします。
本当にシーズン通してたくさんの方たちに来場してもらいサポートしていただきましたが、その集大成だと思います。多くのファン・ブースターの皆さんに足を運んでいただいて、シーホース三河のバスケットボールをお見せしたいと思います。

我々はこれまでもチャレンジし続けてきましたが、来週末は大きな大きなチャレンジになると思います。間違いなくファン・ブースターの皆さんのサポートが必要となります。青援が我々にとても大きなエネルギーになっていますので、大きな青援で我々を後押ししていただければと思います。

PG

長野誠史

-今日の試合の振り返りをお願いします。
前半は相手のオフェンスリバウンドや、やられてはいけない選手に打たせてしまった3Pシュートなどで苦しい時間帯もありましたが、しっかりとカムバックはできたかとは思います。

-得点、ディフェンス共に思った通りの活躍ができていたのではないかと思いますがご自身ではいかがですか?
空いたらしっかりと打つということは自分の中で決めていたので、そこを決めることができたのは良かったと思います。

ただ今日は勝たないといけない試合でしたので、勝ちに直結できるプレーというものをやれたら良かったと感じています。

-勝敗のポイントになった時間帯・プレーなどはありますか?
1試合通してリバウンドを相手にやられ過ぎてしまいました。もっとしっかり全員でリバウンドを取りに行くことができていれば、おそらく相手のリズムも崩れてきていたと思いますし、自分たちのリズムの早い展開などもできたと思います。

-試合終了後に#3 柏木真介選手と話していましたが、どういった内容でしょうか?
4Q残り3分くらいのところで、自分が3Pを単発で打ってしまいそこを終わった後に反省していました。「あそこはもう少し時間を使ったほうが良かったのかな」と言われましたので、その通りと自分も感じました。

-残り2戦を勝利すれば自力でCS進出できる状態です。来週の試合に向けて意気込みをお願いします。
自分たちはもうやらなきゃいけない状況ですので、しっかりとチーム一丸となってハードにやって、しっかり2勝できればと思います。

ヘッドコーチ

宮永雄太

昨日はディフェンスのローテーションのミスや、セカンドチャンスでのリバウンドをよく取られていたので、そこを我々のビッグラインナップで我慢強く戦えたことが成長したところだと思います。

オフェンス部分では前半は少し重たかったので、後半ではオフボールで動くプレーを入れて流れを掴むことができたので、昨日からの成長が見られた試合だったと思います。

フォトギャラリー

2023-24シーズン、ウィングアリーナ刈谷でのレギュラーシーズン最終戦は「選手プロデュースDAY」をテーマに開催。「大好きな日本語書道展示」や「ガチリバウンド対決」「集まれ!!ヘッドバンド仲間」など選手が各自の個性を活かしたイベントをプロデュースし、タフなシーズンを共に戦ってきた観客をもてなした。今節の飲食のテーマは「ワールドグルメフェス」。中華や韓国、ジャマイカ、メキシコ、オーストラリアなど多彩なグルメ、スイーツ、ドリンクが勢揃いし、多くのファン・ブースターが世界のおいしさを堪能していた。

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