B.LEAGUE 2022-23シーズン決算に関するご報告及び御礼

秋田ノーザンハピネッツ

いつも秋田ノーザンハピネッツへの熱く温かいご声援ありがとうございます。

この度、9月29日に行われました株主総会にて秋田ノーザンハピネッツ株式会社第15期決算書類が承認されたことを受け、Bリーグ2022-23シーズン決算概況につきまして以下の通りご報告いたします。

2023年6月期(第15期)決算について

単位(千円)
売上高  : 1,345,201
営業外収入: 35,019
経常損失 :-13,403
当期純損失:-13,613
純資産  : 210,392
               
●項目毎売上高





【全体総括】
 第15期(2022年7月1日~2023年6月30日)である2022-23シーズンの総売上高は、13億8,022万円(前期比142%)となり、クラブの目標でありました新B1リーグ『Bプレミア』基準である12億円の大台を突破することができました。また、当シーズンはコロナ禍の影響を最小限に抑えられたシーズンであり、3年ぶりにシーズン開幕から100%収容の中でホームゲームを開催することができ、観客数についてはクラブ史上過去最高の平均観客数3,518名(前期比180%)を記録することができました。あらためて日頃より応援してくださっているファン・ブースターの皆さまをはじめ、パートナー企業、ボランティアスタッフ、関係者の皆さまに深く御礼申し上げます。
 チケット売上はコロナ禍前の水準まで回復したこともあり、過去最高の売上を記録しました。また観客数の増加ともに、付随してグッズやブースタークラブなどの売上も昨対比で増収となりました。
スポンサー売上はTDK様のユニフォーム胸パートナーとしての成約をはじめ、多くのパートナー企業との継続契約や新規パートナー契約により大幅な増加となりました。コロナ禍の影響が小さくなったことにより、アカデミー部門では全体的にスクール生の入会数が増加し、売上が伸びました。飲食事業に関しては、当期より「秋田あくらビール」の事業譲渡を受けて運営を開始したことにより、前期より大幅に売上を伸ばすことができました。
 一方、経営的な観点で見ますと、円安の影響による外国籍選手・コーチに対する支払いの想定以上の増加、4,000人集客を目指した積極的な販促・プロモーションによる広告宣伝費・興行費の増加、新規事業への投資コストの増加等により売上原価が大幅に増えた結果、13年目シーズンで初めての赤字決算となりました。
また、チームとしてもシーズン成績は29勝31敗と苦戦をし、目標である2シーズン連続のチャンピオンシップ進出は果たすことができませんでした。特にホームゲームでは10勝20敗と大きく負け越してしまい、思い通りのシーズンが過ごせなかったことはご期待に沿えず申し訳ございませんでした。今シーズンは前田ヘッドコーチ体制のもと、もう一度秋田ノーザンハピネッツの目指すバスケットボールの体現をし、勝利を積み重ねていきますので、熱い応援をお願い申し上げます。

 いよいよ2023-24シーズンは『Bプレミア』参入へ向けてクラブとしては本当の意味での勝負のシーズンとなります。今シーズンクリアすべき基準は3つとなります。

<2026 新B1『Bプレミア』参入基準>
①平均入場者数 4,000人の達成
②売上高12億円の達成
③新基準のアリーナ要件のクリア

 この『Bプレミア』基準をクリアするために、クラブとしては今シーズン平均観客数4,000人の達成及び全体売上高12億円以上の2期連続の達成を必達目標といたします。特に平均観客数4,000人の達成が大きなハードルとなりますが、東北を代表するB1クラブとして、バスケットボールにおいては秋田がプレミアリーグをいつでも楽しめる場となるよう、そして、しいては秋田の活性化につながるよう、何としても2026年『Bプレミア』へ参入を向けて平均観客数4,000人をクラブ一丸となって達成していく所存であります。
これからも“ハッピーとワクワク”を提供し、永続するクラブを目指してまいりますので、いよいよ来月から開幕する2023-24シーズンも秋田ノーザンハピネッツへのご声援を何卒よろしくお願いいたします。

秋田ノーザンハピネッツ株式会社
代表取締役社長 水野 勇気

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