【第12回目】城東スポーツ整形クリニックpresents【ORAHOのアスリート飯】

秋田ノーザンハピネッツ

【連載第12回】食からはじまる、栄養と体づくり ORAHOのアスリート飯


いつも熱いご声援ありがとうございます。

秋田ノーザンハピネッツでは、未来を担う育ちざかりの10代アスリートに向けて(もちろん成人の方々も!)おすすめのメニューを紹介する連載「ORAHOのアスリート飯」を開始します!
連載にあたり城東スポーツ整形クリニック様にご協力いただき、季節や旬に応じた食材の栄養価なども紹介。また、紹介するメニューは、秋田ノーザンハピネッツのこども食堂”みんなのテーブル”にも登場予定です。
学生アスリートはもちろん、ご飯を作られる保護者のみなさんもぜひ、御覧ください。

第1回目 キーマカレーはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16353

第2回目 鶏のクリーム煮はこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16409

第3回目 ロールキャベツはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16503

第4回目 イワシの蒲焼きはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16556

第5回目 ほうれん草とちりめんじゃこのペペロンチーノはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16640

第6回目 豆腐の具だくさんグラタンはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16714

第7回 豚肉とりんごの生姜・にんにく焼きはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17256

第8回 手羽元とたっぷり野菜のポトフはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17321

第9回 タラのムニエル トマトソース添えはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17382

第10回 春キャベツとツナのペペロンチーノはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17435

第11回 ホタテとアスパラのオイスターソース炒めはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17547

監修・記事:長嶋智子(JSPO公認スポーツ栄養士)
レシピ紹介:秋田ノーザンハピネッツのこども食堂”みんなのテーブル”


第12回 鮭ときのこのクリーム煮



おすすめポイント

骨を作る栄養素はカルシウムが代表的ですが、それだけでは不十分です。カルシウムに加え、吸収を助けるビタミンD、カルシウムが骨に沈着するのを助けるビタミン K、骨の基礎を作る栄養素であるたんぱく質、たんぱく質の合成を促すビタミンC など、相互に関与しています。鮭ときのこのクリーム煮にはカルシウムの補給源であるほうれん草と牛乳、ビタミンDの補給源である鮭としめじ(きのこ類)が使われています。ほうれん草にはビタミンCやビタミンK も豊富です。骨を丈夫にする栄養素がしっかり摂れる料理です。

鮭の栄養
鮭の身は鮮やかな桃色(サーモンピンク)をしています。火を通してもその色は変わりません。まぐろやかつおなどは火を通すと白っぽくなります。これは持っている色素の性質の違いによるものです。まぐろやかつおなどの赤身魚の色は鉄分を多く含むヘモグロビンやミオグロビンなどの色素によるものですが、鮭はアスタキサンチンという熱に強い色素(カロテノイド系色素)で加熱しても残ります。アスタキサンチンはえびやかになどの甲殻類や鯛などの赤い皮にも含まれています。実は鮭は白身魚です。稚魚のうちは赤くはなく、えびの仲間のおきあみなどを餌とするため、成長とともに体内に蓄積されて桃色や赤くなります。アスタキサンチンは抗酸化作用と抗炎症作用を持つことが知られています。鮭自身を酸化から防ぎ、脂質が酸敗するのを防いでいます。その抗酸化作用は人体にも有効とされています。
近年、注目されているのが筋肉の疲労回復効果です。激しいトレーニングを行うアスリートでは活性酸素が大量に発生して筋肉が酸化し、筋肉疲労や筋肉痛、筋傷害を引き起こす可能性が指摘されています。しかし、あらかじめアスタキサンチンを細胞の中に蓄えておくと、筋肉が疲れにくく、疲労も回復しやすくなるという報告があります。
鮭は良質のたんぱく質やビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEなどを含む栄養豊かな食品です。また、鮭に含まれる脂肪には血栓や動脈硬化を予防するDHAなどが豊富に含まれています。

作り方:鮭ときのこのクリーム煮

<材料>(2人分)
 ○紅塩鮭2切
 〇薄力粉 大さじ1
 〇ほうれん草2株
 〇玉ねぎ1/2個
 〇しめじ1/2袋(50-60g)
 〇有塩バター 大さじ1
 〇塩胡椒 

 ☆クリームソース
  水200ml
  コンソメ小さじ2
  有塩バター大さじ1
  薄力粉大さじ1
  牛乳200ml
  塩・こしょう各適量


作り方

1.分量外の塩少々を加えた熱湯でほうれん草を茹で、水(分量外)の入ったボウルに移す。冷めたら根元  を揃えて水気を絞る
2. しめじはあらかじめほぐしておく。玉ねぎはスライスに、うれん草は3~4cmの長さに切る。
3. 余分な水気を拭き取り薄力粉をまぶした鮭を、バターの溶かしたフライパンに入れ、両面焼き色がつくぐらいにソテーする。
4.両面に焼き色がついたら鮭を取り出し、同じフライパンにしめじと玉ねぎを入れて炒める。
5.さっと炒めたら、水、コンソメを入れて一煮立ちさせる。
6.煮立ったフライパンにバターを加えて溶かし、薄力粉がだまにならないように注意して混ぜる。
7.とろみが出るまで水気を飛ばしたら、牛乳を加えてよく混ぜ合わせる。
8.鮭を戻し入れて、さっとほうれん草を加え、塩コショウで味をととのえる。


ポイント1玉ねぎとしめじからも美味しい旨味を引き出して。

ポイント2ほうれん草はさっと加えてると色合いがきれいに!

○秋田ノーザンハピネッツのこども食堂”みんなのテーブル”でも登場予定です!
詳しくはHP(TwitterとInstagramのウォールがあります)をチェックしてください。

第1回目 キーマカレーはこちら
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第2回目 鶏のクリーム煮はこちら
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第3回目 ロールキャベツはこちら
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第4回目 イワシの蒲焼きはこちら
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第5回目 ほうれん草とちりめんじゃこのペペロンチーノはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16640

第6回目 豆腐の具だくさんグラタンはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=16714

第7回 豚肉とりんごの生姜・にんにく焼きはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17256

第8回 手羽元とたっぷり野菜のポトフはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17321

第9回 タラのムニエル トマトソース添えはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17382

第10回 春キャベツとツナのペペロンチーノはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17435

第11回 ホタテとアスパラのオイスターソース炒めはこちら
https://northern-happinets.com/news/detail/id=17547


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