クラブ初、試合日に避難訓練を実施

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

いつも名古屋ダイヤモンドドルフィンズへのご声援ありがとうございます。

1月27日(土)にドルフィンズアリーナで開催されたホームゲーム会場での試合終了後に、ファンの皆さま、選手、チームスタッフ、クラブスタッフ、興行に携わるパートナーが一丸となり、いつ発生するかわからない災害に備え、名古屋市中消防署予防課の指導のもとドルフィンズアリーナと連携し、地震発生を想定した避難訓練を実施いたしました。

   

ドルフィンズアリーナで応急手当体験や、消防団車の展示などにご協力いただいている、名古屋市大学生消防団の方々にもお客様の誘導にご協力いただきました。試合開催日に避難訓練を実施したのは、クラブとしても初めての取り組みとなります。およそ10分で参加いただいた全員が避難を終了することが出来ました。

   

避難訓練概要

実施日・実施場所 2024年1月27日(土)・ドルフィンズアリーナ
主催 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社
共催 ドルフィンズアリーナ
指導 名古屋市中消防署予防課
参加者 推定650名
(来場者数×アンケート回答率×参加回答率)

目的

<名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社/ドルフィンズアリーナ>
・初動対応の動きの確認(施設との連携)
・初動対応時の来場者の動きの確認   
<お客様>
・避難口や避難の動き方の認識

今回実施する避難訓練のシチュエーション

・試合中に南海トラフ地震が発生(名古屋市中区は震度6強を観測→試合中止)。
・施設と当社が安全確認を行った結果、傷病者は発生していないものの、1階エリアに吊り物類が落下する可能性が あると判断。
→1階エリアのお客様の退避が必要。
※お客様は亀甲広場へ。選手・チア等は控室へ避難
・1階エリアのお客様退避対応中に柱にヒビが入っていることを確認。
→2,3階エリアのお客様も退避が必要。ただし、すぐさま倒壊の危険性があるレベルではない。
・避難時の二次災害を十分に留意した上での規制退避(3階→2階の順)を実施。
・ライフラインや交通インフラが稼働している状況につき避難所ではなく帰宅を促す指示が施設へ発令。
お客様へご帰宅いただく。

お客様の声

・試合観戦中に自身が起こることは十分に想定できます。備えておくことで少しでも冷静に行動できると思います。これからも定期的に行って欲しいです。
・学校や保育園などではなく、大勢が集まる場所での避難訓練は初めてて、子どもとも一緒に確認しながら訓練に参加出来てよかったです。
・耐震補強されている建物では「待機」が基本であることは知らなかったです。事前に知ることができてとてもよかったです。


多くのお客様にご参加、ご協力いただきましてありがとうございます。いつ起こるかわからない災害に対する備えをお客様にもご理解いただきながら実施できたことは貴重な取り組みとなりました。今回の訓練を一度きりとせず、より多くのお客さまにご参加いただけるよう、日頃の啓発活動を継続的に実施するとともに、日々の興行時にできることを考察しながら、定期的により災害時の備えとなる訓練を実施していけるよう引き続き取り組んで参ります。

  • バスケの試合中、南海トラフ地震が起こったら…選手と観客が避難訓練(朝日新聞DIGITAL)
  • 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 南海トラフ地震を想定し避難訓練(中京テレビニュース)
  • バスケBリーグ会場で避難訓練 名古屋Dドルフィンズ戦後に(共同通信社 他加盟メディア)

  • 名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、Planet, People, Peace の各分野で展開する「オフコートの3P」の取り組みを通して「Dolphins Smile」の活動を推進し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献します。

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