小野寺龍太郎ヘッドコーチ 就任会見実施のご報告

レバンガ北海道

いつもレバンガ北海道への全緑応援をありがとうございます。
本日、小野寺龍太郎ヘッドコーチの2023-24シーズンの就任会見を実施いたしましたので、その内容をご報告いたします。

小野寺龍太郎HC コメント

本日はお集まりいただきありがとうございます。
今シーズン、ヘッドコーチに就任した小野寺です。改めましてよろしくお願いいたします。

まずは昨シーズン後半に、チームが目標として定めた残留に繋げられたのは、選手の頑張り、周りのスタッフの支えなど、様々な要素で達成することができたと思っています。
今シーズンもB1で戦う権利を得ることができたのは、クラブとしても大きな出来事であったと感じています。

ただ、シーズンを通して悔しい結果であったことは間違いありませんし、昨シーズン当初はCS出場を掲げていた中、それに到達できなかったことには責任を感じています。
またHC代行の期間、目指したいバスケのスタイルの確立という点においては、自分自身を含めて足りない部分もあり、より良いバスケができたはずだ、という反省点も残っています。

チームに残ってくれた選手、退団した選手、新たに加わった選手がいて、チームが入れ替わったタイミングではありますが、後半戦にお見せしたようなバスケからさらに遂行レベル高く、ステップアップした姿をお見せできるように、新しく加入する選手・スタッフも含めて、チーム一丸となって、規律・再現性・遂行レベルの徹底をキーワードにしながら、より高いレベルのバスケと、プロとして勝利を、ファンの皆さん、北海道の皆さんにお届けするべく戦っていきたいと思います。

■今シーズン、チームとしてどのような戦い方を目指すのか。
大きくはディフェンスからです。昨シーズンの課題でもあったデイフェンスリバウンドが一つキーポイントになると考えています。
どんなにディフェンスを頑張って、相手のシュートを落とさせることにができたとしても、リバウンドを取られてしまうと、もう一度相手にオフェンスのチャンスを与えて試投数が増えていくので、ディフェンスとディフェンスリバウンドを軸に、チームとして編成含めて考えています。
チームルールの徹底、規律の部分、チームとしてのオフェンス・ディフェンスの遂行レベル、うまくいったときの再現性をより求めていくためには、勤勉な選手が必要だと思っています。
Bリーグで1番勤勉なチームを作っていきたいですし、そのチームで上にいくために戦術戦略含めて考えています。

■新しく加入するトーマス・ウェルシュ選手、関野剛平選手、綿貫瞬選手に期待することは?
ウェルシュ選手は、昨シーズンB2のリバウンド王の個人タイトルを獲っていますが、ディフェンスリバウンドでの貢献度が高い選手です。
サイズもありながら、フットワークの部分、リバウンドのポジショニングなど、チームが求めることを勤勉に遂行してくれる選手であると感じています。
リングを守るリムプロテクターとしての役割と、リバウンドの役割を大きく求めていますし、ペイントエリアにおけるFGのパーセンテージも持っていますので、オフェンスでも貢献も期待していますし、チームとして活かしていきたいです。

関野選手は、B1の中でもトップクラスのディフェンダーの一人であると思っています。
タイプの異なるスコアラーに対してマッチアップすることができ、外国籍の3番プレーヤーに対してもマッチアップできるフィジカル能力を持っていますので、相手のメインスコアラー、プレーメーカーにマッチアップしていくことが大きな役割と考えていますし、フィジカルにファイトできるというところが大きな魅力であると思っています。

綿貫選手は、同じポジションである寺園選手、島谷選手とはタイプの異なるPGです。
スコアリング能力に長けた寺園選手、ルーキーイヤーとなる島谷選手はディフェンスからハッスルすることでチームに勢いと流れを持ってくることができる選手ですが、綿貫選手はバランス感覚に長けており、強みでもある正確なプレーやミスのない判断でゲームを安定して作っていける存在です。
ペースをコントロールした試合を展開するうえで、チームが求める役割を果たしてくれると考えています。

■U18の内藤耀悠選手(※)に対して期待していることがあれば
U19代表として参加していたW杯の試合を見ました。
内藤選手の魅力は、フィジカルな要素はもちろん、バスケを理解する能力が速いことが挙げられます。
B1の試合でも通用する部分はあると思うので、今シーズンも練習に参加する機会もあると思いますし、試合に出るための準備というのを求めています。
彼の良い部分であるフィジカルなディフェンス、リバウンド、コミュニケーション能力に加えて、試合に出るためのオフェンス能力をより向上していく必要があるので、さらなる成長に期待しながら、チームのピースの一つになってくれるよう期待しています。
※先日史上初世界ベスト8となった『FIBA U19ワールドカップ2023』に出場

株式会社レバンガ北海道 代表取締役CEO 横田陽 コメント

このたび、レバンガ北海道は、B.LEAGUE 2023-24 SEASONにおきまして、小野寺龍太郎氏とヘッドコーチ契約を締結したことをご報告申し上げます。

小野寺HCには2020-21シーズンからアシスタントコーチとしてチームを支えていただき、昨シーズン後半からはヘッドコーチ代行としてチームを率いていただきました。

戦績につきましては、率いた24試合のうち11勝13敗と5割近い勝率、ホームでは9勝3敗と7割5分の高い確率で勝利を届けてくれました。
難しい局面でチームを託されたにも関わらず、チームを残留に導くとともに、選手たちの良いところを引き出してくれたと感じています。

新シーズンは小野寺HC体制で臨みますが、規律のある組織・チームとして戦うことをコンセプトに編成を進めております。
10月7日に北海きたえーるでのホームゲームで今季が幕を開けますが、皆さまにもぜひご期待いただければと思います。

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