【戦評/コメント】11/26 第7節GAME1 vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

滋賀レイクスターズ
B.LEAGUE 2022-23シーズン 第7節
9 1Q 38
17 2Q 18
17 3Q 24
12 4Q 18
55 98
11.26 sat / YMITアリーナ
得 点
キング10pts
柏倉 8pts
ドブラス 8pts
リバウンド
ドブラス 10reb
キング 9reb
マーティン 5reb
アシスト
マーティン 3ast
テーブス 2ast
狩野 2ast
ドブラス2ast

戦評

序盤の名古屋Dの猛攻で勝負を決められてしまった。1Q、名古屋D・クラークの3Pで先制点を許すと、1Qだけで3Pがクラークに4本、須田に3本とチームで8本を決められる。一方で、滋賀はFGが4/18と決まらず、9-38と圧倒される。2Qはルーキー星野の2連続スリー、キングがオフェンスリバウンドからタフに6得点するなど17-18と粘りを見せたが、3Qにも名古屋D・ンドゥールの7得点などでリードを広げられ、4Qも得点が伸び悩んだ。序盤の躓きから終始滋賀ペースに持ち込めないままの大敗となってしまい、GAME2に向けては試合の入り方が大きな課題となった。

試合後コメント

保田尭之HC代行

ゲームの出だしが全てだったと思います。 最後のミーティングで選手たちを集めて話したのは、今日のゲームが自分達の100%なのか?ということでした。集中力のこともそうですし、コンタクトレベルが強豪の名古屋Dに対するレベルだったのか?その辺りがベースに来なければ戦術的なところというのは全く意味をなさないという話をしています。 やっぱり、このチームに必要なことは選手間のコミュニケーションだったり、選手間での判断、こういうものが出てくれば、この選手たちはすごく才能があると思うので、そういうところにアプローチしていきたいというのが、僕はコーチングの側面から思っています。
相手があれだけショー(ディフェンス)してきたのに、自分達はうまくスリップできたのか、そこでのミスを選手たちの関係でぬるくそのままにしていいのか。その辺りは選手間でも絆があるからこそ強く言えたりとか、非常に難しいことだとは思いますが、そこに対して最速のスピードでトライしていきたいです。 シーズンは長いですし、本当の意味で滋賀の人たちが誇れるようなクラブを築くには、そこが絶対的に必要ですし、それが本当の意味で楽しいバスケット、人を魅了できるバスケットだと思います。

Q.新体制になって最初の試合では自分達のスタイルを確立すると話していたが、状況としてはまだ一緒の段階か?

間違いなく時間は必要だと思います。新体制となって琉球、名古屋Dと、このカンファレンスのトップ2と戦ってきているわけなので、非常に厳しいということは誰もが理解していると思います。だからこそ自分達がネガティブに考えるのではなく、逆に常にポジティブなことをチームに与える人になってほしいし、お互いに与え合うことで心身ともに強く40分間戦っていけると思います。 それをこの前の水曜のチーム練習で、改めてビデオを交えながらチームのベースはこうあらなければならないという話をしました。

Q.琉球戦GAME2で手応えや自信をつかめたはずだが、なぜこのような試合になってしまったのか?

そのことは問題だと思っています。やっぱり試合の入りであれだけ低い位置から入っていくというのは非常に難しいなと思っていて、そこに対しては自分達がどうやったらスイッチが入るのかボタンを知る必要があると思っています。それに気づいていない選手がいるのであればお互いにスイッチをかけ合える、そういうことが必要かなと思っています。 それぞれの選手たちが自分の役割をもっともっと理解しないといけないです。試合の中でも、本来打つべきシュートをためらうような場面もありました。そこでためらってしまったら次にチャンスがあるかはわからないです。おそらく、このB1のリーグでは「ない」と思っています。一回のチャンスをしっかりものにして、そこで判断をできるか。その判断力を、シーズン途中からかもしれないですが彼らがいち早く勝ち取っていく。そのためには、コミュニケーションでお互いが何をしたいのかを理解し合わないと。そのコミュニケーションするベースは、僕がコーチとして構築しているわけです。そのシステムの中で彼らが自由に動く。これができるようになれば、自分達のことを止めることはできなくなると思っています。

#14 柏倉哲平選手

出だしから相手のインテンシティの高さについていけず、相手よりも強度を高めて闘う事が出来ませんでした。そして、試合の主導権を握られたまま試合が終わってしまったという感想です。選手一人一人が試合に出ている間は100%の力で闘う事が何よりも大事だと改めて感じました。

Q.出だしの相手の勢いに焦りはあったか

シュートを撃たせてはいけない選手に撃たせてしまい決められていました。そういった面で自分たちはなかなかリズムに乗ることができませんでした。ディフェンスからリズムを作るのが僕たちのスタイルですが、そこが崩れてしまい相手にやられてしまったという印象です。

Q.8連敗となってしまったが

様々なアクシデントがある中で新体制となり、いきなり上手くいくとは思っていませんでした。勝てていない現状は受け止めなければなりませんし、何かを変えるためには自分たちはよりエネルギッシュにハードワークする必要があると思っています。闘い方がソフトになっている部分もあるので、例えばルーズボールには喰らいつく、リバウンドに必死にコンタクトするというのは、選手が一人一人やっていく必要があると思っています。

#13 デイビッド・ドブラス選手

今日の試合結果で、選手として言えることは何もないと感じています。この結果を踏まえて、自分たちの責任という部分を考え直す必要があると思っています。
試合に対して自分たちの力を出し切ることができたのかという部分も見つめ直して明日の試合に臨みます。バスケットの部分で相手にシュートを決められている、3Pをオープンで撃たれているなど様々ありますが、試合を見かえして明日に向けて準備を進めていきます。

Q.1Qのディフェンスの課題は?

1Q、名古屋Dは高い確率で特に3Pを決めてきましたが、自分個人としてはそういった部分は気にしていません。自分たちがコントロールできる事とできない事が重要だと思っています。3Pの確率はコントロールできませんが、なぜ相手にゴール下で簡単にシュートを撃たれるのか、リバウンドを取る事ができないのか、こういった部分は自分たちがコントロールできると思っているので、そこは選手が変えていかなければなりません。
試合を通して全てが悪いわけではなく、闘う姿勢はクオーターごとに変える事ができたと思っています。しかしそれだけでは名古屋Dのような強豪には勝てません。明日の試合には、今日の課題を克服して臨みたいと思います。

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