【試合の見どころ/前日コメント】バンビシャス奈良戦をチェック!

滋賀レイクスターズ

12月をホーム2連勝で快調なスタートを切った滋賀レイクス。これで連勝は「5」となり、今週末のバンビシャス奈良戦ではBリーグ開幕後でのクラブ連勝記録となる「6」に挑む。11月以降は1敗を守っており、この勢いをキープして一気にクラブレコードを塗り替えたいところだ。
その相手となる奈良は10月のアウェーゲームに続いて今季二度目の顔合わせ。前回は相手の外国籍選手が直前に入れ替わったこともあり、終始滋賀レイクスがペースを握る展開となったが、GAME2では終盤に一時接戦となり冷や汗もかかされた。その後、奈良は6連勝や西地区首位の福岡に勝利するなど、調子を上げてきている。
今季のホームゲームでは、ここまで9試合で「3000人以上」の来場者を達成し、圧倒的なホームコートアドバンテージを作っているだけに、大声援を後押しに勢いのある奈良からも勝利を掴みに行く。


今シーズン二度目の対戦となるバンビシャス奈良だが、前回の対戦時はビッグマンのキャメロン・ジャクソンをケガで欠いていたため、レイクスはサイズで大きなアドバンテージを持てていた。今回はジャクソンが前節から復帰しているだけに、今回はリバウンドの面で一層気を引き締める必要上がる。

平均得点がB2リーグで13位の奈良は1試合での平均ポゼッションを示す「PACE」もリーグで2番目に低く、ロースコアで守りに来るチーム。実際、リーグ上位の福岡や静岡から勝利を挙げた際は、いずれも70失点以下に抑えている。対するレイクスはPACEがリーグで2番目に高いアップテンポチームであるだけに、速い展開に持ち込み試合の主導権を握りたい。

奈良はシャキール・ハインズとシェイク・ムボジが共に平均33分出場し、インサイドからチームを支えている。一方で、日本人ではPG笠井康平とSF林瑛司の新加入B1経験組が主力として活躍。特に林は平均12.1得点と、プレータイムを得て得点力が開花。10月に対戦した際は2試合で19得点、18得点を許している。
2011-13シーズンに滋賀に所属した本多純平はベテランとなった今も平均17分出場しチームを牽引。Bリーグとなってからは初めての滋賀での試合となるため、bjリーグ時代からのレイクスブースターにとっては楽しみな凱旋試合となる。

HC/選手 前日コメント

多治美篤AC兼通訳

Q.ゴメスHC不在での試合となるが

選手が欠けてしまった時と同じで、スタッフも誰かが抜けてしまう時は誰かがその穴を埋めなければいけません。コーチとして自分ができることを精一杯やることしか僕はできないので、それに集中して挑みたいと思います。
※ダビー・ゴメスHCが体調不良で今節欠場となるため

Q.今季対戦があるチームとの再戦は最初になる。どんなところに気をつけて臨むか?

奈良は日曜日の試合に敗れるまで6連勝していましたし、前回対戦した時とは全くチームのようになって、よりチームとして戦ってきます。ただ、自分たちのバスケットを貫くことが一番大事ですし、相手どうこうよりも今週の練習も自分たちにフォーカスしてやってこれたので、そこをどれだけ100%以上のものを出せるかがカギかなと思っています。前回の山形戦でも良かったオフェンスリバウンドだったり、激しくディフェンスするということはどの相手になったとしても変わらずやり続けることで、自分たちにいい流れがくると思うので、そこにこだわってやっていきたいと思います。

Q.緊急事態ではあるが、ホームで初めて指揮を執ることになったが

1勝するということの重みがどれだけ重いかというのは、ここまでレイクスに長く居てきた中で自分が一番それをわかっていると思っているので、そこはどんな相手だったとしても1勝をもぎ取るということがどれだけ大切かということをしっかりチームに伝えつつ、ただブースターの皆様は選手を精一杯応援していただいて、100%から120%のその20%の部分をぜひ選手に与えていただけたらと思っています。

#34 湧川颯斗

Q5連勝中のチーム状況を

チーム状況はすごく良いと個人的に思います。誰が出ても変わらないことが自分たちの強みだと思うので、チーム一丸となって、自信を持ってこの土日を戦っていきたいです。

Q.どういうところが良くなってチームが上向いてきたと思うか?

自分たちの強みにしているディフェンスが、5連勝している試合では最初からできているのかなと思います。あとはリバウンドの部分だったりというところで相手に勝っているので、そこが勝利につながっているのかなと思います。

Q.二桁得点をずっと口にしている中で、前の試合は達成できず悔しいと思うが

ファールは必要に応じてはすると思いますが、二つ続けてとかはしないようにと思います。それでチームの流れも悪くなったりすることもあると思うので、そこは気をつけてやっていきます。自分の中では1分に1点のペースで点を取れれば、今の自分のいただけているプレータイムの中では二桁得点を取れると考える用意しているので、「1分1得点」を意識してやっています。

Q.奈良戦で初めての二桁得点をマークしたので、良いイメージを持てているのではないか

それはアツさん(多治美AC)にも言われたんですが、自分の中でも前回の試合はやっている時も終わった後もいいイメージがあったので、そこのフィーリングは忘れず、同じように、もっと点を取れるようにやっていきたいと思います。

Q.2週連続のホームゲームへ向けて意気込みを

今月はホームゲームが多いという月で、ブースターの皆様にも目の前で勝利をお見せできるので、今月は絶対にチーム一丸で連勝していきたいと思っています。応援に来てくださったら自分たちの力にもなります。ぜひ応援に来てください!


【PICK UP PLAYER】
奈良 #6 林 瑛司

今季FE名古屋から新加入した26歳。プレータイムを得たことで平均得点が二桁を超えるブレークを果たしている。昨季まではレイクスの宮本一樹とチームメート。10月の前回対戦時には2試合で計37得点を許しているだけに、好調な奈良を乗せないために最も警戒しなければならない選手だ。

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