10/22 B.LEAGUE 2022-23 第4節 GAME2 (8/60) 川崎 75-77 三河

川崎ブレイブサンダース

課題とするGAME1で今回も黒星を喫してしまった前日から一夜明けての第4節シーホース三河戦GAME2。

川崎は#7篠山、三河は#9ローレンスⅡとGAME1ではスターターに名を連ねていたメンバーが欠場となる中、この日も三河がリードして試合を進める。34-41の7点差で試合を折り返すと、3Qには#22ファジーカスの得点と#11増田の3Pシュートなどで川崎が逆転に成功。5点をリードして4Qを迎えるが、早々に三河に追いつかれるとシーソーゲームに突入。#0藤井の連続得点、#27熊谷の3Pシュートで一時は6点までリードを広げるが、終盤に三河#6オクイン・#54ガードナーのインサイドの得点で逆転を許し、75-77でタイムアップ。川崎にとっては今シーズン初の連敗。


1Q 20-23
三河が高確率の3Pシュートとスティールからの速攻でリード。


序盤は両チーム合わせて7本の3Pシュートを入れ合うシュート合戦。ここから川崎が#0藤井のドライブ、#35ヒースのバスケットカウントと7-0のランで抜け出すが、三河も#32シェーファーの3Pシュート、#54ガードナー・#19西田のペイント内得点で再逆転。川崎はタイムアウトを取るが、2本のターンオーバーから三河に得点を許し、20-23で1Q終了。


2Q 14-18
川崎は開始5分で2得点しかあげられず三河にリードを広げられる展開。7点ビハインドで試合を折り返す。


このクォーターも序盤からターンオーバーが続く川崎は得点をあげられず、#32シェーファー・#1中村の3Pシュートで20-29と三河がリードを広げる。川崎は#0藤井をコートに戻すと、早速#0藤井がドライブでネットを揺らすが、その後再び沈黙状態が続き、残り4:54、22-31でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、川崎#33長谷川が3Pシュートを沈めると、守備でも#54ガードナーのポストムーブからボールを奪うと、速攻につなげて29-33と点差を縮める。しかし三河もベテランガードの#3柏木を投入すると、#1中村の2本の3Pシュートなどで再び川崎を引き離す。34-41の三河7点リードで後半へ。


3Q 22-10
残り5分から三河の得点を3点に抑えると、川崎が逆転。


川崎が#22ファジーカスの連続得点で点差を縮める。三河も#19西田・#18角野の3Pシュートなどでリードをキープして試合を進めるが、残り2:21に速攻から#22ファジーカスの得点で50-51の1点差に迫ると、残り1:43にも獲得したフリースローを2本沈め、52-51と逆転に成功。終了間際にも#11増田がスティールからシュートを沈め、56-51の5点リードで最終クォーターへ。


4Q 19-26
川崎が残り2:46で6点をリードするが、終盤に三河のインサイドの得点で逆転を許しシリーズ連敗。


三河が#19西田のアタックで点差を縮めると、残り7:27には#54ガードナーのドライブで59-60と逆転。その後はリードチェンジを繰り返しながら試合が進み、一時は川崎がリードを6点まで広げるも、残り1分をきってスコアは75-76。三河が#6オクインのフリースローで1点を加え、残り時間は14秒、川崎は#0藤井がドライブを仕掛けるが、痛恨のターンオーバー。三河が75-77で勝利。


佐藤賢次ヘッドコーチ 「チームでしっかりと向き合っていきたい」

悔しい敗戦になりました。まだまだ課題が多い中で昨日の負けをしっかり反省するということろは出来ていたと思いますし、ラインナップのところでリズムが崩れたりとか、フルスロットルになりきれていない選手もいる中で、最後まで諦めずに良いゲームを作れたかなと思います。ただ、最後のクラッチタイムのマネジメントのところでもっともっと良いプレーが出来るよう、チームでしっかりと向き合っていきたいと思います。

ディフェンスに関しては、ゾーンを使ったりトラップも使ったりして77失点に抑えることが出来ていたと思いますが、一番痛かったのは4Qの最初にファウルが溜まってしまったことでタフなディフェンスをするという選択肢がひとつ減ってしまったことです。

(チーム内での意思疎通が噛み合っていないのか)新しい選手が入った中でオフェンスでもディフェンスでも新しい武器を身につけていかなければならない時期ではあるのですが、誰か一人がボールを持っている状況になってしまっていたり、シュートが外れたりターンオーバーをした時に立て直すことが出来ないという状況がポロポロと出てしまっているので、それを乗り越えるためになにをしなければならないのかをチームで共有して、成長していかなければならないと思います。

(フルスロットルになりきれていない要因は)考えることや、やることをしっかりと整理して理解したうえでないと足は動かないのですが、役割を考えてしまって止まってしまうようなシーンがまだまだ多く自信を持てていない状況があるので、一つひとつ潰していくしかないと思っています。

#0 藤井祐眞 「この連敗がシーズン序盤でよかったと思えるように、チーム全体をもう1度見直して立て直していかなければいけない」

ここ数節GAME1を落としていて、昨日も内容のよくない試合でした。(これまでは)それでもGAME2を立て直して勝ててきていたのはよかった点かなと思っていましたが、(今日は)点数が止まってしまったりよくない時間が続いてしまい、勝ち切れなかったというのは苦しいですし、悔しいです。

ただ、この連敗がシーズン序盤でよかったと思えるように、チーム全体をもう1度見直して立て直していかなければいけないと思っています。

(勝ち切ることに向けて必要なことは?)終盤、自分たちがリードしている展開で逆転されてしまい、ゲームの終わり方の部分では本当に反省点の多いゲームだったと思っています。

最後僕自身もターンオーバーしてしまいましたし、リードしている状況でもそこで点が止まってしまい、相手に連続得点を許して逆転負けしてしまいました。ゲームの終わり方、締め方こそ、勝敗に大きく関わってくる部分だと思うので、勝ち切れるチームになるためにはその部分を改善する必要があると感じています。

#13 前田悟 「こういう時こそ顔を上げてチーム一丸となって戦っていかなければならない」

昨日の試合よりは良いゲームが出来ていたと思いますが、ターンオーバーやリバウンド、インサイドでやられてしまったり上手くいっていない部分もあるので、こういう時こそ顔を上げてチーム一丸となって戦っていかなければならないと思います。

(今日の自分自身のプレーについて)練習では良い感触で3Pシュートを打てていても、試合ではなかなか良いリズムで3Pシュートを打てていないという状況だったのですが、今日のように自分からチャンスメイクをするような積極的なプレーをすることが大事だと思いました。

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