第3節の対戦相手は、今季初のB1ながら第2節終了時点で唯一負けなしのファイティングイーグルス名古屋。 前半は試合開始からFE名古屋の一方的な展開に。2Qに入って得点ペースを上げることはできたものの、FE名古屋のアウトサイドシュートが次々決まり28-51で試合を折り返す。
3Q徐々に追い上げ17点差で最終クォーターを迎えるが、4Q残り1分まででわずか2点しかあげることができず、52-73で敗戦となった。
1Q 7-30
開始からFE名古屋がビッグクォーターを作る。
まず先行はFE名古屋。積極的なゴールアタックで#12野﨑・#13中村がインサイドで得点し、開始3分で2-11とリード。川崎はタイムアウトを取るが流れを変えることができず、#22ジョーンズ・#21笹山のフリースローなどで残り3:23には2-22と点差は20点まで開く。前半のタイムアウトを早くも使い果たした川崎だが、その後もFE名古屋の守備を崩しきれず、アウトサイドシュートを打つも決まらない。残り1:06に#2ヤングがようやくチーム1本目の3Pシュートを決めるが、7-30と早くも大きなビハインドを背負い1Q終了。
2Q 21-21
得点ペースの上がる川崎に対し、FE名古屋も要所でアウトサイドシュートを決め、点差を縮められず後半へ。
#22ファジーカスの得点を中心に川崎がスコアを伸ばすが、FE名古屋も#3エヴァンスのインサイド、#22ジョーンズの3Pシュートで譲らず、17-42でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト後、#22ヤングジュニアの連続得点で川崎が点差を縮めると、FE名古屋は#12野﨑・#7宮本の3連続3Pシュートで再びリードを広げ、28-51で試合を折り返す。
3Q 18-12
FE名古屋をペースダウンさせた川崎が点差を縮めて最終クォーターへ。
連続でタフショットを打たされ得点が伸びない川崎は、#35ヒースを投入し#22ファジーカス・#2ヤングジュニアとのビッグラインナップを形成。3人に加えて#0藤井の得点で川崎が少しずつ追い上げていく。#7篠山の3Pシュートで46-63と川崎がビハインドを17点まで縮め、最終クォーターへ。
4Q 6-10
川崎は9分間で2点しか得点をあげることができず、点差を縮められず敗戦。
どちらも得点が停滞する状態が続くが、大きなビハインドを背負う川崎にとっては点差を縮められないまま時間を消費してしまう。残り5:22、FE名古屋#13中村の3Pシュートで48-69と再び点差が20点に開いたところで川崎がタイムアウトを請求。しかしその後も得点をあげることができないまま、残り3:08には48-73となったところで勝負あり。
佐藤賢次ヘッドコーチ 「初対戦とか戦術以前の問題かなと思います。」
完敗だと思います。まずは来てくれたファンの皆さんもそうですし、配信でご覧になっている皆さん、川崎で応援してくださっている皆さんに申し訳ないです。ただ、明日もう一試合あるので、自分たちが何をするべきなのかしっかりもう一回見つめ直して、相手の戦術的なところも、うちに対策してきたところを跳ね返せなかったところもあるので、そこも含めて明日どういう試合にするのかしっかりとチームで話し合ってまた頑張りたいと思います。
(初対戦ということでやりづらさはあったのか)ここまでお互いに4試合やってきた中で、どういう特徴があるのか情報を共有して来たんですが、これまでの4試合とは全然違うディフェンスだったこともあってそれに面食らってしまった部分はあったんですが、それを踏まえてもベースのところ、戦うところ、激しさのところで負けていたので、初対戦とか戦術以前の問題かなと思います。
#0 藤井祐眞 「出だしが全てだったと思います。」
出だしが全てだったと思います。完全にペースを持っていかれて最後まで結果に響いたので、明日は逆に出だしからこっちがペースを握ってやり返せるようにがんばります。
#13 前田悟 「調子のいい、悪いという波を作ってはいけない」
1Qの出だしが全てでした。毎回広島戦のGAME2のようなエナジーで戦わなければならないのですが、そういった部分での調子のいい、悪いという波を作ってはいけないと思っています。
たくさん修正点はありますが、明日は向こうのエナジーに負けないようカムバックしてきたいと思います。
#33 長谷川技 「全員が落ち着きのない感じでプレーをしてしまった」
すべては出だしで決まってしまった試合だと思います。全員が落ち着きのない感じでプレーをしてしまったので、結果は結果としてしっかり受け止めて、明日は出だしからしっかりやっていきたいと思います。
