10/8 B.LEAGUE 2022-23 第2節 GAME1 (3/60) 川崎 71-72 広島

川崎ブレイブサンダース

川崎にとってホーム開幕節となる今節、対戦相手は西地区の広島ドラゴンフライズ。以前川崎に在籍していた#3辻・#4青木にとってはとどろき初凱旋。

広島が川崎を研究し尽くしているかのように守備で次々にボールを奪うと、早い展開から得点に繋げて試合のペースを掴んでいく。試合を通してチームオフェンスで得点をあげることができなかった川崎はd追いかける展開となるが、ディフェンスで我慢を続けると、4Q残り5分から#35ヒース・#7篠山の3Pシュート、#0藤井のスティールからの速攻で点差を縮める。残り0:32に#7篠山から#35ヒースへのアリウープで3点差に迫るが、あと一歩及ばず71-72でタイムアップ。


1Q 15-19
川崎から8つのターンオーバーを奪った広島がディフェンスからのトランジションでペースを掴む。


先手を取ったのは広島。開始2分で広島から3つのターンオーバーを奪うと、#24メイヨ・#8ブラックシアー・ジュニアの得点で0-8のラン。川崎は開始5分あまりで7本のターンオーバーを喫してしまうなど、試合の流れを掴めずに試合が進むが、残り4:35に#7篠山・#2ヤングジュニアを投入すると落ち着きを取り戻すことに成功し、#22ファジーカスの得点で追い上げる。残り1:20には#21納見の3Pシュートで15-16と1点差に迫るが、広島も#24メイヨがこのクォーター14点目となる3Pシュートを沈め、15-19で1Q終了。

2Q 12-23
開始から0-9のランで広島がリードを15点に広げる。


2Qに入っても試合は広島ペース。残り8:27、#7船生のスティールからの速攻で15-26となったところで川崎 佐藤HCはタイムアウトを取るが、良い流れを作れないまま19-31でオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明け、#11増田の連続得点で川崎が点差を縮めると、広島もすぐさまタイムアウトをとり修正。#5マーフィー・#0寺嶋の3Pシュートなどで得点を伸ばした広島が27-42とリードして試合を折り返す。


3Q 22-16
我慢の展開を続ける川崎が少しずつ点差を縮め、9点差で最終クォーターへ。


広島のローテーションディフェンスを崩せない川崎だったが、#7篠山・#22ファジーカスの3Pシュートでつなぐと、堅い守備で広島の得点ペースを落とし少しずつ点差を縮めていく。#0藤井のアシストから#35ヒースのアリウープ、#22ファジーカスのバスケットカウントで残り1:24には49-55と6点差に迫るが、広島もタイムアウトを取ると#7船生の3Pシュートで49-58とリードを9点に広げ最終クォーターへ。


4Q 22-14
篠山の6点3アシストの活躍で最大17点ビハインドから1点差まで迫るも、広島の背中をあと一歩捉えられず


#24メイヨ・#0寺嶋の得点で残り7:39に49-64と広島が再びリードを広げる。川崎はタイムアウトで流れを止めにかかるが、さらに#3辻?の3Pシュート、#0寺嶋のレイアップでこの試合最大の17点までリードを広げる。残り4:58、川崎#35ヒースの3Pシュートで55-69となったところでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、#7篠山が苦しい体勢から3Pシュートを沈めると、さらに#0藤井がスティールからのファストブレイクで得点し、残り4:13で61-69。広島はここで#0寺嶋と#13エバンスをコートに戻すと、再び堅いディフェンスを取り戻し川崎にシュートを決めさせない。点差を時間が重くのしかかってくる川崎は残り0:32に#7篠山のロブパスから#35ヒースのアリウープダンクで68-71の1ポゼッション差に迫る。直後の広島のオフェンス、川崎は広島にミスショットを打たせることに成功するも、オフェンスリバウンドを#24メイヨに奪われてしまう。ファウルゲームを仕掛ける川崎に対し、広島は#7船生がフリースロー1本を決めて4点リード。残り0.01に川崎#2ヤングジュニアの3Pシュートで71-72の1点差に迫るが、逆転には1点足りないままタイムアップ。


佐藤賢次ヘッドコーチ 「試合を通してなかなか川崎らしいバスケをすることが出来なかった」

前半から非常に難しい試合になりました。まずは相手のフィジカルなディフェンスと、ピックアンドロールディフェンスのところでなかなか解決策が見つからずにズルズルといってしまった前半が反省点かなと思います。ビッグラインナップで高さのアドバンテージを作ってダブルチームをしかけたところは上手くいっていたので、後半はそれを使いながらというプランでいきました。3Qで良い形で追い上げる時間もありましたが、4Qの最初でまた得点が止まってしまって、もう一つガンと勢いをつけられるような力がまだまだ足りないなと思いますし、色々とスカウティングをされている中でそれにアジャストする力もまだまだこれから身につけていかなければならないなと思います。

ディフェンスに関しては72失点なので、選手は非常に頑張ってくれたと思いますが、とにかく20ターンオーバーもしていたらなかなか得点は伸びないですし、もっともっと精度を上げていかなければならないと思います。ホームゲームでたくさんのファミリーの皆さんに来ていただいた中で最後だけは少し良いシーンを見せることができましたが、試合を通してなかなか川崎らしいバスケをすることが出来なかったので、明日は最初から川崎らしくハードに全員で戦えるようしっかりと準備をしていきたいと思います。

#0 藤井祐眞 「本当に悔しいです」

ホーム開幕で勝ちたかったので本当に悔しいです。出だしで空回りしてしまって、僕自身もターンオーバーを連発してしまい、チームとしても前半ミスが多くて追う展開になってしまいました。後半の最後は集中して良いディフェンスもできていて、オフェンスも良い流れでシュートを打つことができていたと思うので、明日は最初から出来るようにまた頑張りたいと思います。明日も応援お願いいたします。

#7 篠山竜青 「我慢して我慢して諦めずにやるという部分は体現できたと思います」

なかなか苦しい時間もありましたし、離された時間帯もありましたが、折れずにチームでまとまってカムバックして、4Qクロスゲームのところまで持っていけたという、我慢して我慢して諦めずにやるという部分は開幕してすぐのゲームでしたがしっかりと体現できたと思います。ただ、ディフェンスの部分でスカウティングのミスがたくさんあって、それをしてしまうと勝てないという教訓を得た試合でした。チームとしても個人個人としてもやるべきことをやらなければならないところ、知っておかなければならないところをちゃんと整理して、もっと意識を高くするというのを改めて肝に銘じなければならないと感じた試合でした。

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