5/1 B.LEAGUE 2021-22 第35節 GAME2 (53/55) 川崎 85-53 A東京

川崎ブレイブサンダース

勝てば順位が入れ替わる、東地区3位の川崎と同2位のアルバルク東京との直接対決GAME2。

両チーム前日とはスターティング5を入れ替えてのスタートとなる中、ビッグラインナップを組んだ川崎が開始から攻守に試合を支配し29-0のラン。1QのA東京の得点を得点を2点に抑えると、2Qも13-17と大きく点差を縮めさせず、44-19で試合を折り返す。後半も攻守にチームで連携を見せた川崎が、A東京に試合のペースを渡さず85-53で勝利。
川崎はエントリーした全員が得点。また、A東京に勝率で上回り、チャンピオンシップ セミファイナルのホーム開催権を持つ東地区2位に浮上。

1Q 31-2 いきなりのビッグクォーター。川崎が29-0のランで試合を支配し29点の大量リードで1Q終了。

ビッグラインナップでのスタートとなった川崎が#34アギラールのゴール下シュートで先制すると、続けて#35ヒース・#22ファジーカスの得点が得点。守備でも#35ヒースが豪快なブロックでA東京にシュートチャンスを作らせず、残り7:23で9-0のラン。ここでA東京がタイムアウトを取るが、川崎の完璧な試合運びはその後も続き、A東京の得点を0に封じたまま #22ファジーカスのインサイドや#27熊谷の3Pシュートなどで着実に積み重ね、残り1:37には29-0のスコアに。残り1:06、A東京が#75小酒部のシュートで初得点をあげるも、31-2と川崎が大量リードを奪って1Q終了。

2Q 13-17 A東京が徐々にギアをあげて得点をのばすも、25点リードで試合を折り返す。

得点ペースのダウンした川崎だったが、A東京にも得点のチャンスを作らせず、残り4:56、35-6でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト後、A東京はメンバーをスタートの5人に戻すと、安藤のフリースロー、平岩のファストブレイクで得点。川崎 佐藤HCはすかさずタイムアウトを取ると、#22ファジーカスの2本の3Pシュートで再びリードを広げ、44-19で後半へ。

3Q 27-15 A東京テイラーの得点力を上回るチームオフェンスで川崎がさらにリードを広げ最終クォーターへ。

A東京が#2テイラーの1on1から得点をあげるが、川崎も#35ヒースの2本の3Pシュートなどで点差を縮めさせず、#22ファジーカスを起点とした攻撃でさらにリードを広げ、71-34で最終クォーターへ。

4Q 14-19 最後までA東京に試合のペースを渡さず、32点差勝利。

川崎はベンチメンバー主体の構成ながら、A東京に大きく試合の流れを掴ませずに試合を進める。#20綱井・#18鎌田らの3Pシュートでリードを保ち、85-53でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ 「我々に関わる全ての皆さんのハードワーク、小さなことの積み重ねが我々を支えてくれている」

出だしの集中力、遂行力が全てだったと思います。試合前に今日も多くの方々が会場に足を運んでくれていることを選手と話して、これまで成長してきた川崎のバスケットボールを出だしからしっかりと表現しましょう、ということをしっかりやってくれた結果だと思います。

試合後のインタビューでも言いましたが(試合前にビジョンで流れる)映像で、昨日の試合が編集されていて、昨日の試合が終わってからクリップを選んで、音に合わせて長さを調整して、リハーサルしてと、多分担当スタッフは本当に大変だったと思うんですよね。毎回毎回映像が変わるのって多分うちだけだと思いますし、一つの例ですけどそういう我々に関わる全ての皆さんのハードワーク、小さなことの積み重ねが我々を支えてくれていると思いますし、そのハードワークに応える試合が今日できてよかったと思っています。

レギュラーシーズンはアウェーであと2試合あって、その2つを勝てば自力でまたここに戻ってこられるので、2位以上になるかは他のチームの結果次第ですけど我々が自分たちの力で掴み取れると

#0 藤井祐眞 「出だしからいい形でバスケットができた」

本当に出だしからいい形でバスケットができて、自分たちのペースで終始試合を運ぶことができました。僕たちはまだ2試合残っているので、しっかりと勝って自力で2位を決められるように頑張りたいと思います。

(ファミリーに向けて)今シーズン色々ありましたけど、皆さんの応援が力になりましたし皆さんの応援がなければここまで戦い抜けなかったので本当に感謝しています。なんとしてでもとどろきにチャンピオンシップで戻ってこられるよう全力を尽くします。

#7 篠山竜青 「いいホームゲームの締めくくりができたと思います」

長いシーズンでしたけど、しっかり(リーグ戦の)ホーム最終戦を勝って終えることができてよかったです。またCSをホームでできるチャンスを掴むことができました。そういうタイミングになったということも含めて、いいホームゲームの締めくくりができたと思います。

(次節の三河戦に向けて)2試合勝たなければいけないので、CSのつもりで戦って、チームとしてこの勢いを保ったまま残りの2試合、そしてCSと駆け抜けていけるようにいい準備をしたいと思います。

#27 熊谷尚也 「いい状態でリーグ戦最後のホームゲームを終えることができて自信になりました」

(この2試合スタートでの出場となったが)特に何も意識はしていなかったです。スタートで出ようが途中から出ようがやることは変わらないと思っていて、それを表現するように心がけていました。怪我などでチームから離れている時期もありましたが、コンディションも上がってきてると思いますし、いい状態でリーグ戦最後のホームゲームを終えることができて自信になりました。残りアウェー2試合とチャンピオンシップに向けていい状態を維持していきたいと思います。

(次節の三河戦に向けて)自力で2位を勝ち取ってクォーターファイナルをとどろきで開催できるよう2連勝してきたいと思いますし、チャンピオンシップに向けて勢いをつけられる試合にできればと思います。

#35 ジョーダン・ヒース 「最後の壁として自分が存在することが川崎のディフェンスの強さだと思っています」

今日は試合開始からエナジーを出していこうと話していて、それが1Qで相手を2点に抑えることができたことにつながったと思っていて、それが勝因になりました。

(残り試合を全て勝てば2位になれることが決まってから連勝を続けているが)試合前にここからの試合を勝ちきればホームでチャンピオンシップが開催できるという全員の共通認識ができました。チームとして明確な目標ができたので、チームが集中して戦えていると思います。この目標はチャンピオンシップ獲得につながる道のりだと思っています。

(ディフェンスにおける自身の役割について)自分自身が守備の要としてそこにいることが自分のプライドでもあります。このチームはスイッチを多用するので、最後の壁として自分が存在することが川崎のディフェンスの強さだと思っています。

(今日のスタッツ、200本ダンク成功について)また記録を達成できて嬉しく思っています。まだ試合は続くので、そこで記録を伸ばしていければと考えています。

(ファミリーへのメッセージ)みなさんの応援が自分たちの力になっています。ここから先、大事な2連戦が続きますので引き続き応援してください。

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