1/9 B.LEAGUE 2021-22 第16節 GAME2 (28/60) SR渋谷 60-86 川崎

川崎ブレイブサンダース

相手の勢いに飲み込まれ18点差での敗戦を喫したGAME1から一夜明けての、サンロッカーズ渋谷戦GAME2。

序盤は前日の勢いそのままにSR渋谷が先行するも、川崎も浮き足立つことなくディフェンスから立て直し、前日8得点に抑え込まれた#22ファジーカスが前半で16得点の活躍。さらにSR渋谷に11本のターンオーバーを誘発させる好ディフェンスで、46-31で試合を前半終了。後半さらにリードを広げる川崎に対し、SR渋谷はディフェンスの強度を落とすことなく追撃。終盤までお互いのハイエナジーがぶつかる展開のなか、川崎がリードを保ち86-60でタイムアップ。

ディフェンスでSR渋谷に22本のターンオーバーを誘発させ、前日24本ものターンオーバーを喫した雪辱を果たした。

1Q 19-21 SR渋谷に先行されるも、川崎がディフェンスから立て直し逆転。

前日の試合でのインテンシティの高さを継続するかのように、SR渋谷#9ベンドラメがスティールからのレイアップで先制。SR渋谷はさらに#55ハレルソンの3Pシュート、#9ベンドラメのジャンプショットで残り4:28には7-15とリード。先行された川崎も、ここからディフェンスでSR渋谷のミスを誘うと、#0藤井のバスケットカウントや#22ファジーカスのゴール下シュートで追い上げ、残り2:01には#34アギラールのバックシュートで16-15と逆転に成功。ゴールアタックで得点を伸ばした川崎が21-19の2点リードで1Q終了

2Q 25-12 増田を起点に川崎が連続得点。好ディフェンスでSR渋谷の得点を12点に抑え、リードを広げて試合を折り返す。

両チームオフェンスチャージングが起きるなど好ディフェンスの展開が続く中、#55ハレルソンの連続得点でSR渋谷が逆転。川崎も#11増田がドライブで得点をあげると、さらにポストプレーからのキックアウトパスで#7篠山の3Pシュートを演出し、残り7:23には再逆転。#11増田の活躍で33-28でオフィシャルタイムアウトを迎えた川崎は、タイムアウト明けにも#34アギラールがスティールからダンク、#23ジャニング・#22ファジーカスの得点で39-28とリードを2桁に乗せる。SR渋谷#14マカドゥのバスケットカウントにもすぐにタイムアウトを取って流れを切ると、#22ファジーカスのインサイド、#34アギラールの3Pシュートで46-31とリードを15点まで広げて後半へ。

3Q 18-17 川崎が最大26点までリードを広げるが、SR渋谷のディフェンスに捕まり追い上げられて最終クォーターへ。

川崎が#22ファジーカスの連続9得点でリードを広げる。守備でもSR渋谷#9ベンドラメに対し川崎#33長谷川が自由を与えず、残り8:09には55-31とリードを広げる。ここで川崎は#35ヒースが顔を痛めてロッカールームに下がるアクシデント。その直後からSR渋谷のディフェンスに捕まり、連続ターンオーバーで点差を縮められてしまう。64-48で最終クォーターへ。

4Q 22-12 ディフェンスの強度を下げないSR渋谷に対し、川崎も集中を切らさずリードを守り前日の雪辱を果たす。

#11増田のポストプレー、#7篠山のアシストから#0藤井の3Pシュートで川崎が少しずつリードを広げると、SR渋谷は15得点11リバウンドの活躍をみせていた#14マカドゥが5つ目のファウルでファウルアウト。点差の離れた試合終盤になっても両チームディフェンスの強度を落とさずに試合を進めるなか、川崎が点差を縮めさせずに86-60でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ 「うちのディフェンスがしっかり機能していました」

昨日はSR渋谷さんのディフェンスに押し上げられてこてんぱんにやられてしまったので、今日はやり返そうということでしっかりディフェンスから入りました。あとは昨日もポゼッションゲームが大事だと言っていましたが、今日もそこを意識しながら戦って、しっかりコントロールして良い試合が出来たと思います。

(今日の勝因は)やっぱりディフェンスだと思います。フルコートからしっかりプレッシャーをかけられたので、そこで相手がハーフコートに入ってくるのに時間がかかっていたので、うちのディフェンスがしっかり機能していました。昨日はターンオーバーから29点取られていましたが、今日はオフェンスの終わり方もしっかりコントロール出来ていたので、その2つが今日の勝因だと思います。

#0 藤井祐眞 「タフな試合でしたが勝利できてよかった」

昨日の試合からカムバックできたところが一番良かったと思います。ジェイ(ジョーダン・ヒース選手)が怪我で途中抜けてしまったんですが、ニック(・ファジーカス)選手とパブロ(・アギラール)選手が我慢して出場し続けてくれて、タフな試合でしたが勝利できてよかったです。

(昨日の敗戦について)昨日のゲームに関してはチームに迷惑をかけましたし、僕自身コンディションが上がっていなくて体も動かなかったです。チームとして試合前に言われたことも遂行できず、色々なことが全然できていませんでした。そこに対しては一人ひとりが今日のゲームのために何をすべきなのか、どうやってやり返そうかということを考えたと思いますし、今日のミーティングでもそういう話をして試合に臨めたのでよかったと思います。

#7 篠山竜青 「昨日から今日のような試合をしなければならなかった」

昨日やられたことをやり返すという試合で、昨日の試合で目が覚めて良い集中力で戦えたと思います。今日はディフェンスの部分でより堅く守れたことが勝因かなと思います。昨日の試合でもぱっと見ではお互いに激しいディフェンスが出来ていたと思いますが、映像で見返すとうちの方が綻びが多かったですし、全然(自分たちの考える)スタンダードなレベルまでいけていないというところでコーチ陣からも叱咤されたので、それを受けて修正出来たのが良かったと思います。

(スタメンとベンチスタートでは入り方に違いはあるか)色んな状況がある中で、色々な経験をさせてもらってベテランの選手になってきて、そういう難しい、色んなシチュエーションだからこそ信頼して色んな使い方で使ってもらっていると思うので、その期待に応えないとと思っていますし、応えられるとも思っています。今日の試合は良かったですが、昨日から今日のような試合をしなければならなかったと思うので、まだまだ反省点もあると思っています。

#11 増田啓介 「相手よりもいいディフェンスができてそれが結果につながった」

まずはこうやってコロナ過の中で試合ができたことがうれしいですし感謝したいです。そんな中で昨日は悔しい負け方をしてしまったんですが、そこからやり返そうとチーム一丸となって、相手よりもいいディフェンスができてそれが結果につながったと思います。個人としては怪我で出られてなかったんですが、コートに戻ってくることができて嬉しいですし、バスケットは楽しいなと改めて感じています。まだまだ頑張ります!

#34 パブロ・アギラール 「ディフェンスで試合の主導権を握ることができ、そこがオフェンスにいい影響を与えくれた」

いい試合だったと思います。昨日はオフェンスでもディフェンスでも自分たちのリズムをつかめなかったことを受けて、今日はしっかりと勝つという意識を強めて準備してきました。結果としてディフェンスで試合の主導権を握ることができ、そこがオフェンスにいい影響を与えくれたと感じています。

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