4/5 B.LEAGUE 2022-23 第29節 (48/60) 信州 71-76 川崎

川崎ブレイブサンダース

今シーズン最後となる信州ブレイブウォリアーズとの「ブレイブ対決」。

前半はアウトサイドシュートが好調の信州ペースで試合が進む。川崎は我慢の展開となるが、#22ファジーカスの得点を中心に喰らいつき、29-40で試合を折り返す。

試合が動いたのは第3Q。信州の得点を抑えることに成功すると、#22ファジーカスを中心に#33長谷川・#0藤井らが得点をあげ逆転に成功。しかし信州もここで#24ホーキンソンがシュートをねじ込むと、再度信州が逆転。「ブレイブ対決」にふさわしいお互いの気迫がぶつかり合う好ゲームとなった第4Qの終盤、川崎は#22ファジーカスがシュートをねじ込むと、信州のラストオフェンスを川崎が守り切り、76-71で勝利。


1Q 12-23
チャンスを作るがシュートが決まらず、信州を追いかける展開。


開始から信州が#55マクヘンリー・#24ホーキンソンの3Pシュートでリードしていく。川崎もパスを回してシュートチャンスを作るがシュートを決めきれない。残り3:46に#24ホーキンソンのダンクで8-18と信州がリードを2桁に乗せたところで川崎はタイムアウトを請求。メンバーを入れ替えて流れを変えたい川崎だが、得点を伸ばせず試合が進む。終盤に#21納見が得点をあげ、12-23で第1Q終了。


2Q 17-17
依然我慢の展開が続く川崎。ファジーカスが9得点を挙げる活躍を見せるも11点ビハインドで後半へ。


1Qから引き続きアウトサイドのシュート成功率では信州が上回る中、川崎は#22ファジーカスのインサイドを軸にオフェンスを展開して喰らいついていく。残り5:00、20-31でオフィシャルタイムアウトを迎えると、その後も#11熊谷・#24ホーキンソンらにアウトサイドシュートを決められながら、川崎も#22ファジーカス・#35ヒースの得点で粘り、29-40で試合を折り返す。


3Q 25-9
信州の得点を9点に抑えると、川崎が点差を縮め逆転に成功。さらに前田の3Pシュート・アシストでリードを広げる。


#22ファジーカスの得点を中心に川崎が追い上げる。残り6:09には#33長谷川が3Pシュートのバスケットカウントで38-42。得点が停滞している信州は#55マクヘンリーがプットバックシュートを決めるが、川崎の勢いは止まらず、残り2:50には#22ファジーカスのフリースローで47-46と逆転に成功。信州も#77岡田のフリースローなどで再度リードを奪うが、川崎は#13前田が3Pシュート、さらに#35ヒースのダンクをお膳立てし、54-49とリードを広げて最終クォーターへ。


4Q 22-22
「ブレイブ対決」の名にふさわしい意地のぶつかり合いとなった4Qの激闘を制し、川崎が勝利。


信州が#11熊谷のフリースロー・3Pシュート、残り7:34には#24ホーキンソンの得点で54-56と逆転するが、川崎もここから#22ファジーカスのバスケットカウント、#0藤井のスティールから#13前田のレイアップで再びリード。ここから両チームのプレーがアグレッシブさを増し、お互いに譲らぬままリードチェンジを繰り返して試合が進む。残り0:22、#22ファジーカスがペイント内でシュートを沈め74-71と川崎が3点リード。信州は最後のタイムアウトを使うと#24ホーキンソン・#55マクヘンリー・#77岡田の連携で崩しにくるが、川崎はこれを守り切りシュートを打たせずにボールを奪うと、ファウルゲームに持ち込まれるも#22ファジーカスがしっかりと2本のフリースローを沈め、76-71でタイムアップ。


佐藤賢次 ヘッドコーチ 「前半シュートが入らずリズムに乗れなかったが、選手たちが自信を持って後半もシュートを打ち続けてくれた」

前半は相手のボールがとてもよく回って3Pシュートをたくさん決められてしまったんですが、後半しっかり修正することができて、選手たちが集中していいディフェンスをしてくれたので、それが勝因だと思います。

(2Qから川崎のオフェンスのポイントが絞れていたように感じたが)前半からチームとしていいオープンショットは作れていましたが、ただそれが入らずリズムに乗れなくて、後半も自信をもって練習してきたことを信じて、打ち続けようと話していて、選手たちが続けてくれたので本当によかったポイントだと思います。

(CSに向けて)まだまだチャンピオンシップ決まったわけではないですし、1つ1つ目の前の試合に集中して、課題をクリアして全員で成長して、最後の最後までファミリーの皆さんにいい試合が見せられるように頑張っていきたいと思います。

#21 納見悠仁 「最後に流れを持ってきて勝ちきることができて良かった」

試合に出たら自分のパフォーマンスをしっかり出そうと思っていました。今日は特にマット(・ジャニング)とマイク(・ヤングジュニア)がいなくてチームとしても苦しい状況で、試合の入りも悪く、その流れを変えるというのが自分の役割だと思って(試合に入って)、それが出来た部分もあったと思います。途中相手のペースになった部分もありましたが、最後に流れを持ってきて勝ちきることができて良かったです。

(横浜BC戦に向けて)中地区首位争いなので、しっかりとこの2連戦を勝って地区優勝に近づけるよう、怪我人もいる中で厳しい部分もありますが、自分たちのバスケットを体現して勝ち切りたいと思います。

#22 ニック・ファジーカス 「後半にしっかり修正して勝ちきることが出来て良かった」

今日は凄く厳しい戦いでした。前半自分たちがスロースタートで失点を多くしてしまいましたが、後半にしっかり修正して勝ちきることが出来て良かったです。

(2Q終盤からファジーカス選手の得点から流れが変わったことについて)前半にシュートが入らなかったのですが、2Qで僕のところが起点になって、3Qでエナジーをしっかりと入れてディフェンスから入っていこうという話をして、ディフェンスが良くなってきたらシュートも入るようになっていったので総合的に良かったと思います。

(次節に向けて)今日も多くの方に応援していただきありがとうございました。今週末は横浜BCさんと(中地区)首位対決をホームのとどろきアリーナでやるので、ぜひ多くの方に来場していただき応援していただければと思います。

#33 長谷川技 「しっかりと打ち切ることができて、結果に繋がって良かった」

マイク(マイケル・ヤングジュニア)とマット(・ジャニング)がいない中、厳しい戦いになるとは予想していましたが、出だしで相手に流れを持っていかれて、それでも我慢して自分たちのバスケットをして、3Qで自分たちの流れに持ってこられてそのまま勝つことが出来て本当に良かったと思います。

(3Pシュートで流れを引き寄せたことについて)入らなかったですが3Qの前にも何本か3Pシュートを打っていて、コーチ陣からもそのまま打っていけと言われていたのでしっかりと打ち切ることができて、結果に繋がって良かったです。

掲載されているグラフ等の情報は、試合当日にスタッツが確定となった時点での数値となっております。後日記録が修正される場合がございますので、予めご了承ください。正式な情報はBリーグの公式WEBサイトでご確認ください。

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