12/28 B.LEAGUE 2022-23 第14節 (24/60) 川崎 87-78 信州

川崎ブレイブサンダース

同じ東地区の信州ブレイブウォリアーズとの「ブレイブ対決」。川崎は佐藤ヘッドコーチが体調不良で欠場となり、勝久ジェフリー アシスタントコーチがヘッドコーチを代行。奇しくも信州の勝久マイケル ヘッドコーチとの「勝久兄弟対決」ともなった一戦。

序盤から高確率でアウトサイドのシュートを沈める信州が優位に試合を進める。2Q残り7:15には18-31と信州にリードを許すが、ここから川崎が3Pシュート攻勢で追い上げ、43-44の1点差に迫り後半へ。

後半に入ると、信州#24ホーキンソンと川崎#0藤井#ヒースの点の取り合いとなるが、川崎が徐々に点差を縮めて逆転に成功。ファジーカスの好守も光りリードして4Qへ入ると、#27熊谷・#13前田らセカンドユニットが得点しリードを広げる。信州も#24ホーキンソンを軸に最後まで粘るが、#0藤井・#2ヤングジュニアの得点で振り切った川崎が87-78で勝利した。


1Q 18-28
高確率でシュートを沈める信州を追う展開。篠山の終了間際の超ロングシュートはノーカウントの判定。


両チームとも開始から3Pシュートを積極的に放っていく中で、成功率で上回る信州が残り4:33で8-16とリード。川崎は#7篠山・#27熊谷をコートに送り込むと、#7篠山のアシストから#35ヒースのゴール下、#27熊谷のフリースローで得点をあげるが、信州#77岡田に連続得点を許す。終了間際に川崎#7篠山がバックコートから超ロングシュートを成功させるが、ブザー後のシュートと判断されノーカウント。18-28で1Q終了。


2Q 25-16
ヤングジュニア、納見らの3Pシュートで追い上げた川崎が1点差に迫り試合を折り返す。


#24ホーキンソンのバスケットカウント、#13アキノの3Pシュートで信州がリードを広げる。川崎も#2ヤングジュニア・#7篠山と立て続けに3Pシュートを沈めて26-34と点差を縮めてオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、#21納見・#22ファジーカスの得点で30-34と信州に迫る。信州もタイムアウトを取ると#24ホーキンソン・#42モズリーの得点で引き離すが、川崎も#21納見・#2ヤングジュニアの3Pシュートなどで喰らいつくと、残り0:04に#22ファジーカスのインサイドで43-44の1点差に迫り、試合を折り返す。


3Q 23-17
ヒース・藤井の得点で川崎が逆転に成功。ファジーカスの好守連発もあり、5点リードで第4Qへ。


#24ホーキンソンのゴールアタックを起点に信州が得点を伸ばしていく。川崎は#35ヒース・#0藤井の得点で信州に離されずに得点していくと、残り3:58に#0藤井のジャンプショットで60-59と逆転に成功。川崎は#22ファジーカスがルーズボールやトラップディフェンスなど守備で存在感を発揮すると、#7篠山のジャンプショットで66-61の5点リードで最終クォーターへ。


4Q 21-17
熊谷・前田らセカンドユニットの得点でリードを広げた川崎が、粘る信州を振り切り勝利。


川崎が#13前田・#27熊谷らの得点でリードを広げていく。78-66でオフィシャルタイムアウトを迎えると、タイムアウト明け、信州が#24ホーキンソン・#11熊谷と連続3Pシュートで一気に点差を縮める。ここで川崎は#0藤井が3Pラインの外でシュートファウルを受けると、得たフリースロー3本を全て沈め、信州に傾きかけた流れを切る。#2ヤングジュニアの得点で再びリードを広げる川崎に、信州はフルコートディフェンスを仕掛けるが、川崎はリードを守りきり87-78でタイムアップ。


勝久ジェフリー ヘッドコーチ代行 「皆が集中して正しいプレーをし続けた結果、後半に流れが来た」

今日はチーム、スタッフ、選手一人ひとりが協力して団結して、ホームの皆さんの力を借りて勝利できた試合だったと思います。我慢の展開が前半は続きましたが、チームで共通理解を持って、何をやればいいのか、何をやらせたらダメなのかを選手同士でコミュニケーションをとって、皆が集中して正しいプレーをし続けた結果、後半に流れが来た試合だったと思います。

(今日の試合の中でステップアップしたところは)ボールを追いかける反応が相手チームよりも早い場面が複数あった試合だったと思います。ジェイ(ジョーダン・ヒース)が観客席の所までルーズボールを追いかけていったところだったり、ニック(・ファジーカス)がルーズボールにダイブしたところだったり、球際のところが前半は少しリバウンドを取られて良くない場面もありましたが、選手がしっかり修正して最後はルーズボールを取れるようになったのはステップアップしたポイントだと思います。

(HC代行として選手にかけた言葉は)僕自身が(佐藤)賢次さんからもらった言葉を選手にはそのまま共有しました。賢次さんの「このチームがどんな状況の中でも選手一人ひとりがリーダーシップを発揮できるようなチーム作りを4シーズン前から目指してやってきて、今シーズンは全員がキャプテンという体制にも表れているように、(一人ひとりがステップアップしてリーダーシップを発揮していけるという部分について)選手に対してもスタッフに対しても自信を持っているので、だからみんな迷わずに思いきってプレーをして欲しい」という言葉をそのまま伝えました。

(次節の京都戦に向けて)2022年、残り2試合ホームゲームがあるので、一つひとつしっかりとステップアップしてチームとして引き続き成長していく姿をとどろきアリーナの皆さんの前で見せられるようにしたいと思います。

#0 藤井祐眞 「チーム全員で勝ち取った勝利だったと思う」

今日の試合は賢次さんが急遽不在でジェフさんがHC代行という中で、チーム全員で勝ち取った勝利だったと思うので良かったと思っています。

(今後のシーズンに向けて意識していることは)土日ゲームなど、連勝することが大事だと思います。開幕の三遠戦から1か月半近く連勝することが出来ずに苦しんだ時期があったので、連勝をすることが出来ればその中でチームの課題を見つけて修正して良い流れを掴むことができると思うので、連勝することを意識したいと思っています。

#27 熊谷尚也 「皆でしっかりとBE BRAVEして勝利することが出来て良かった」

出だしで相手にシュートを何本も決められてしまいましたが、そこから少しずつ自分たちのリズムを取り戻すことが出来て、最後は逆転して勝つことが出来て良かったです。賢次さんが不在の中、ジェフさんがHC代行をしてくれて皆でしっかりとBE BRAVEして勝利することが出来て良かったと思います。

(自身の今日の活躍について)あまり気負いせず、自分らしいプレーをしようと心がけていたことがうまくいったので良かったです。これをしっかりと続けていきたいと思います。

(次節の京都戦に向けて)年内最後のホームゲームなので、しっかり全員で勝って良い締めくくりにしたいと思います。

#35 ジョーダン・ヒース 「全員がやるべきことを遂行して出来た勝利だと思います」

勝てて良かったです。佐藤HCが不在の中、全員でステップアップしていかなければならないとチームで話していた中で、全員がやるべきことを遂行して出来た勝利だと思います。今週末も2試合あるので、そこでもしっかりと2連勝したいと思います。

(現在ブロックショットの個人記録がリーグ1位であることについて)今日はちょっとブロックが出来なかったですが、今週末はいっぱいブロックをしたいと思いますので応援よろしくお願します。

(次節の京都戦に向けて)今日もたくさんの方に足を運んでいただきありがとうございます。年内あと2試合あるので、皆さんが先週良いクリスマスを過ごし、今週末には2連勝をして皆さんが良い年末を過ごせるように頑張ります。

掲載されているグラフ等の情報は、試合当日にスタッツが確定となった時点での数値となっております。後日記録が修正される場合がございますので、予めご了承ください。正式な情報はBリーグの公式WEBサイトでご確認ください。

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