220430_名古屋戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 4/27(水)の大阪戦は、3クォーターまでリードを許すも終盤で逆転勝利を納めたキングス。この日は名古屋に移動して、前回ホームでは1勝1敗とイーブンの勝敗だった、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦しました。
両者ともチャンピオンシップを見据えての戦いとなったこの試合は、#4 コー・フリッピン選手のレイアップシュート、#45 ジャック・クーリー選手の得点で幕を開けます。更にキングスは、ハードなディフェンスで開始から3分に渡り名古屋の得点を0に封じ込めます。その後も堅守からの#13 ドウェイン・エバンス選手や#30 今村佳太選手、#3 並里成選手の3Pシュートなどで効果的に得点を重ねたキングスが、20対16で1クォーターを終えます。
しかし2クォーターでは、逆に名古屋の人数をかけたディフェンスに苦しみ、逆転を許してしまいます。キングスは、その後も名古屋の堅守に苦しめられ良い攻撃の形を中々作ることができませんが、重苦しい状況を#14 岸本隆一選手が3Pシュートを沈めて打破します。この流れに#4 フリッピン選手がレイアップシュートを決めて再逆転すると、更には#14 岸本選手の3Pシュートで追加点。キングスは、6点差をつけて前半を折り返します。
 スタートから、両チームが点を取り合うアップテンポな展開となった後半。キングスは、ゴール下で#45 クーリー選手が存在感を示し、#4 フリッピン選手の連続得点につなげるなど攻撃を牽引します。しかし、じわじわと差を詰められると名古屋の狩野選手の3Pシュートでリードを奪われてしまいます。タイムアウトで立て直しを図ったキングスでしたが、このクォーターで26点を奪った名古屋の勢いが勝り、10点を追う形で4クォーターへ。
 逆転にむけて出だしから激しく攻撃を仕掛けるキングスは、#3 並里選手が連続で3Pシュートを沈めて差を詰めると、負けじと相手も得点を決め返して、試合は激しい撃ち合いの様相を呈します。その後も激しい名古屋のディフェンスをかいくぐり、全員一丸となって全力で勝利を目指しますが、名古屋の堅い守りを攻略できず点差を思う様に詰めることができません。最後にキングスは積極的なディフェンスから#13 エバンス選手の3Pシュートなどで残り1分で5点差に追い上げます。#14 岸本選手の3Pシュートなどで更に詰め寄りますが、一歩及ばず名古屋に67対73で惜しくも敗戦を喫しました。
キングスは、明日5/1(日)も名古屋ダイヤモンドドルフィンズとGAME2を戦います。その後、沖縄に戻り5/4(水)に天皇杯準決勝で惜しくも敗れた千葉ジェッツと、5/7(土)5/8(日)は広島ドラゴンフライズとレギュラーシーズン最終節をホーム沖縄アリーナで戦います。来月に迫ったチャンピオンシップへ向け、団結の力で戦うキングスへの応援をよろしくお願いします。

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