220424_島根戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 昨日のGAME1で島根に勝利を収め、ホーム沖縄アリーナで5シーズン連続の西地区優勝を果たしたキングス。更なる高みへ向けて新たな出発となるこの試合は、#45 ジャック・クーリー選手、#4 コー・フリッピン選手の連続得点でスタートします。更には、#30 今村佳太選手もレイアップシュートを鮮やかに決めリードを奪います。しかし、GAME1からの修正を図る島根も、安藤選手やビュフォード選手を中心に積極的な攻撃を展開し、昨夜27得点をあげたビュフォード選手の3Pシュートで逆転を許してしまいます。しかしキングスは、すかさず#13 ドウェイン・エバンス選手が3Pシュートを決め返し再逆転。その後は両チームが、激しいディフェンスからの攻撃を組み立て譲らない展開に。キングスは、ビュフォード選手のフリースロー等で点差をつけられそうな展開の中で、#34 小野寺祥太選手が3Pシュートを連続で沈めるなど食らいつき、20対20の同点で1クォーターを終えます。
 #7 アレン・ダーラム選手のシュートで幕を開けた2クォーターは、#13 エバンス選手、#4フリッピン選手が攻撃を牽引し、キングスが試合のペースを握ろうとアグレッシブに攻撃を展開します。更には#3 並里成選手の気迫あふれるディフェンスから奪ったボールを#4フリッピン選手のレイアップシュート、続いて#14 岸本隆一選手が鮮やかに3Pシュートを沈めて11点とリードを広げたところでオフィシャルタイムアウト。その後も#4 フリッピン選手のこの試合10得点目となる3Pシュートや#45 クーリー選手、#7 ダーラム選手などが効果的に得点を重ね、守っては球際で激しくボールに迫るキングスが流れを掴み、島根に14点差をつけて前半戦を終えます。
 3クォーターは、立ち上がり島根に連続得点を許しますが、キングスは冷静にプレーを続け、#13 エバンス選手が連続得点を重ねてリードを保ちます。しかし必死に食い下がる島根も、ケイ選手や安藤選手などのシュートで差を詰めて迫りますが、キングスも全員の集中したディフェンスでリードを守りきり、57対53の4点差で最終クォーターへ。
 最後の10分間も出だしから緊迫した展開となりましたが、今日も大切な場面で#14 岸本選手が冷静に3Pシュートを沈めて、膠着した状況を断ち切ります。それに呼応するかの様にチームも着実に得点を重ねます。残り5分で8点差リードのキングスは、オフィシャルタイムアウト明けに島根に連続で得点を許し3点差とされますが、#7 ダーラム選手、#13 エバンス選手の連続得点で差を広げます。しかし島根もすかさず応戦し、残り1分で3点差とされてしまいます。連日の接戦となった試合は、最後までチーム一丸となり勝利への執念を見せたキングスが、全員の気迫のこもったディフェンスでリードを守り抜き勝利しました。
 キングスは、次節大阪に移動し4/27(水)19:05から大阪エヴェッサとアウェーで対戦します。その後まだ対戦の記憶も新しい名古屋ダイヤモンドドルフィンズと4/30(土)、5/1(日)にアウェーで再び戦います。来月に迫ったチャンピオンシップへ向け、団結の力で戦うキングスへの応援をよろしくお願いします。

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