220423_島根戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 西地区優勝のマジックを2として、ホーム沖縄アリーナに同地区2位の島根スサノオマジックを迎えたキングス。今日の勝利で西地区優勝が決まるという試合で、キングスは先制を許しますが激しいディフェンスからボールを奪い#30 今村佳太選手が連続3P、#14 岸本隆一選手が通算5000得点を達成する3Pを決めて応戦。更には#30 今村選手が早くも3本目の長距離砲で畳み掛け、島根は堪らずタイムアウト。キングスがリードを奪い、ペースを掴みにかかります。その後も攻守が激しく入れ替わる展開となった1クォーターは、キングスが島根に5点をリードして終了。
 続く2クォーターも両者のボールに対する執念がぶつかり合う激しい展開となりますが、キングスが#7 アレン・ダーラム選手のシャンプショット、バスケットカウント、300試合出場を達成した#3 並里成選手のレイアップシュートと、連続得点でリードを広げます。その後も激しくディフェンスを展開してくる島根に対し、キングスも負けじと球際の強度をギアアップ。リバウンドを確実に奪ってから#13 ドウェイン・エバンス選手や、#45 ジャック・クーリー選手が確実に決めるなど、流れを島根に渡しません。その後も攻めの姿勢を貫き、効果的に得点を挙げたキングスが、終始リードを保ち50-37で前半を折り返します。
後半に入ると、試合は更にヒートアップ。両チームが交互に得点を重ねる一進一退の攻防が続きます。しかし、苦しい状況でも#13 エバンス選手のリバウンド奪取からのシュートや#4 コー・フリッピン選手のジャンプショット、効果的な#14 岸本選手の3Pなどの得点で、主導権を島根に渡しません。その後も#7 ダーラム選手の勢いが止まらずダンクシュートなどで連続得点。11点のリードでいよいよ試合は最終クォーターに。
キングスは島根の好調ビュフォード選手、金丸選手を中心にジリジリと差を詰められ7点差とされたところで、流れを断ち切ろうとタイムアウト。その直後#14 岸本選手が3Pを沈め、更に再び連続3Pが火を噴きます。そこに#13 エバンス選手も長距離砲を沈めると、#14 岸本選手のフローティングジャンプショットが続き、キングスはチーム一丸でエナジー全開。残り3分で10点リードのキングスは、その後も効果的な得点と最後まで集中力を切らさない戦いで流れを終始相手に渡さず、93対82で迫る島根を振り切り勝利。この勝利で5シーズン連続の西地区優勝をホーム沖縄アリーナで決めました。

タイトルとURLをコピーしました