キングスU18では5月3日(金)から5月5日(日)にかけて、台湾での強化合宿を実施しました。
キングスユースチームが発足して以来、初めての海外での強化合宿であり、台湾のユースチームや台湾国内トップクラスの高校生チームとの練習試合を通して、チームと個の成長に取り組みました。また、台湾の高校生との交流や、台湾の文化を体験する大変貴重な機会となりました。
●台湾チームとの交流試合
台湾国内の高校生カテゴリーで2位の光復高中籃球隊と同3位の東泰籃球隊と練習試合を実施しました。
キングスU18では4月、5月の2ヶ月間、目の前の相手を個人で打開することに重きを置いて練習に取り組んでいます。今回対戦した光復高中は、体格に恵まれた選手が多く在籍しており、フィジカル面で勝る相手に対して、それぞれの選手が目の前の相手にチャレンジする姿勢が見られ自身の特徴と課題を把握できたことが大きな収穫でした。
東泰籃球隊は、チームとしての完成度が高く、スピードのあるバスケットボールが特徴のチームです。試合前半は、対戦相手の変則的な守りに苦戦し、リードを許す展開となりましたが、後半は相手の守備に対応できるようになりました。勝負どころで東泰籃球隊の集中力が素晴らしく、最終的には敗戦となりましたが、チームとして学ぶべきことの多い一戦となりました。
また、台湾プロバスケリーグP.LEAGUE+に所属するHSINCHU TOPLUS LIONEERS のユースチームとの試合では、一試合を通してディフェンス中にコミュニケーションを取り続ける自分たちのバスケットボールを遂行することができ、チームとして一歩ずつ成長している手応えを得ました。
【試合結果】
5月4日(土) キングスU18 34 vs 46 光復高中籃球隊○
5月4日(土) ○キングスU18 66 vs 35 LIONEERSユースチーム
5月5日(日) キングスU18 55 vs 71 東泰籃球隊○
vs 光復高中籃球隊
vs HSINCHU TOPLUS LIONEERS ユースチーム
vs 東泰籃球隊
●台湾文化の体験、台湾プロバスケリーグの試合観戦
合宿中はバスで台湾国内を移動しながら言語や台湾の文化について学びました。車内では台湾料理のお弁当を準備いただき、台湾の食文化を体験しました。また、台湾プロバスケットボールリーグP.LEAGUE+に所属するHSINCHU TOPLUS LIONEERSの練習場にてチーム練習を行いました。練習場は、選手寮も完備されており、いつでもバスケットボールに集中できる環境が整っていました。
合宿中にはHSINCHU TOPLUS LIONEERSトップチームの試合観戦も行い、チームで得点を取るスタイルのチームが多いBリーグとは異なり、個人で得点を取りに行く姿勢が強くまた違ったバスケットボールを学びました。
初めての海外での強化合宿でしたが、3日間を通して、多くの台湾の選手、コーチ、スタッフと交流を深めることができました。
特にHSINCHU TOPLUS LIONEERSの関係者の皆さまには、練習場所の提供から遠征のサポートまでご協力いただき、心より感謝申し上げます。
今後もキングスユースチームでは、海外との交流を通して日本のみならず世界で活躍する人材を輩出していけるよう努めて参ります。
▽与那嶺翼キングスU18ヘッドコーチ
いつも応援ありがとうございます。キングスU18では3日間台湾での強化合宿に行ってきました。台湾の文化にも触れることができ大変有意義な時間を過ごすことができました。練習試合では、台湾ユースチーム、台湾国内の高校生カテゴリーの2、3位のチームと対戦し合計3試合を行いました。台湾のバスケットボールに触れることができ、フィジカルが強くサイズのある選手が多くとてもいい経験ができました。この経験を糧に、選手たちがより一層成長できるように練習に取り組んでいきたいと思います。
6月中旬からはリージョナルリーグが始まります。残り1ヶ月間で、強いチームを作り上げていきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします。
▽#33長嶺充来選手
今回キングスU18として初めて台湾遠征に来ました。台湾の高校生は、フィジカルが強く、シュートの確率が高い印象を受けました。 海外でも通用できる選手になれるよう、今後フィジカル面での強化を図り、1対1のスキルをより向上させていきます。台湾の選手と試合をすることができた貴重な機会に感謝し、これからも日々全力で頑張っていきたいと思います。
