【DOWAグループ presents 第10回TOHOKU CUP 2022】9/18(日) SR渋谷戦 試合結果

レバンガ北海道

試合概要

開催日時

2022年9月18日(日) 11:00 Tip-Off

会場

タクミアリーナ

試合結果

サンロッカーズ渋谷 91-84 レバンガ北海道

SR渋谷 [Q] 北海道
20[1Q]18
20[2Q]23
22[3Q]21
29[4Q]22

■PTS(総得点)

#12 ブロック・モータム選手…23PTS
#21 ショーン・ロング選手…18PTS
#2 ドワイト・ラモス選手…14PTS

戦評

1Q

入りから高いインテンシティのディフェンスで臨み、序盤は#8高橋、#5マーフィーらが積極的アタックしてフリースローを獲得し点数を積み上げる。
更に#21ロング、#66松下らもペイントに切り込み得点。#1ナナーもピックアンドロールから得点し、まずはリードして試合を進める。
対する渋谷は4:09にタイムアウトを請求し、#34ケリーを中心に反撃を開始。
レバンガはアウトサイドからの攻撃に切り替えて得点を狙うが、リングに嫌われる時間帯が続いて得点が停滞し、20-18の2点ビハインドで1Q終了。

2Q

立ち上がりから#66松下を中心に激しいディフェンスを展開するが、SR渋谷にインサイドの守りを固められ、思うような形でフィニッシュできず得点に苦しむ。
8:17にはタイムアウトを請求するが、その後も渋谷#28津屋に連続得を許し、序盤に10点ビハインドを背負う。
6:27には前半2回目のタイムアウトを請求して自分たちのリズムを取り戻し、#5マーフィーのディープ3PTを皮切りに反撃を開始。
#4寺園、#12モータム、#2ラモスらの3PTなど、外角からの得点を伸ばして追い上げ、2Q終了時に#12モータムのブザービーターでリードを奪い返して1点リードでゲームを折り返す。

3Q

入りは一進一退の攻防が続くが、#8高橋のアシストを受けて#12モータムがファストブレイクから得点。更にユーロステップから連続得点を挙げて5点をリードする。
5:49には渋谷がタイムアウトを請求するが、流れを断ち切らせることなく#21ロングがバスケットカウントを獲得。
その後ターンオーバーから渋谷に連続得点を許して詰め寄られるが、再び #12モータムが連続得点してリードを守る。
終盤は渋谷#14マカドゥ、#75井上らの得点で追い上げられるも、#5マーフィーのバスケットカウントなど、チームの持ち味でもある早い展開からのバスケで食らい付いて同点で最終Qへ。

4Q

開始早々に#9ベンドラメに連続得点を許し、5点を追いかける展開で4Q開始。
集中したディフェンスで踏ん張り、#8高橋の3PT、#21ロングのバスケットカウントで追いつくが、渋谷#28津屋、#14マカドゥらに内外から得点されて再び5点ビハインドへ。
その後も#12モータムの2PT、#2ラモスのバスケットカウントなどで主導権を奪い返すかに思えたが、渋谷の#8ベンドラメ、#14マカドゥを中心とした猛攻をかわすことができず、91-84で惜しくも敗戦となった。

試合後コメント

佐古賢一HC

「最終的に負けてしまいましたが、良い部分も沢山あったゲームとなりました。
今日は新加入選手を長い時間起用し、ターンオーバーが多く出てしまいましたが、この点はまだまだ良くなる余地が十分にある部分なので、開幕までに調整していきたいと思います。

ディフェンス面では、ピック&ロールが雑になったところは、渋谷さんの良いショットで終わっていたので、 ここの精度を上げていく必要があると感じました。
オフェンス面では、前へ前へといったファストブレイクポイントでは良いかたちで得点に繋げることができていた時間帯もあり、徐々に組み合わせることができているので、ハーフコートのオフェンス、トランジションのオフェンス、アーリーオフェンスの使い分けをしっかりと自分たちのスタイルに合わせていくということに関しては、良い部分と課題点をみることができました。

また今日はラモス選手を色々なポジションで試してみました。
合流してまだ1週間経っていないので、今日は長めのプレータイムの中で色々なポジションをやってもらいましたが、良い収穫がありました。
非常に身体能力も高く、あとはプレーを覚えてもらうことが必要だと思います。

モータム選手のコンディションも上がってきていると感じました。
モータム選手もチームに合流してまだ間もないですが、ハーフのオフェンスに関し理解が深まると、さらに良いプレーに繋がっていくと思います。

選手の組み合わせを色々と試している手前、前半で落ち込んでいった時にどのようにして持ち直していくかという点で、選手たちの感覚の中で良い時と悪い時がはっきりしており、悪い流れの時にチームで我慢することがまだゲームの中で足りていない部分があるのではないかと思います。
ただ、点を離された時のタイムアウトで、しっかり自分たちのリズムを取り戻すことができた点に関しては良い収穫でもありました。

TOHOKU CUPでは、自分たちのディフェンスのシステム、ハーフコートオフェンスでのトランジションやアーリーオフェンスといった部分も、ゲームの中でどのように取り入れていくかという最終調整だと思うので、明日の3位決定戦ではどの選手がコートに立っていたとしても、自分たちのやるべきことに対して、しっかりと遂行できるように全員で戦っていきたいと思います。」

#12 ブロック・モータム選手

「今日はターンオーバーの数にも表れているように、ボールを簡単に失ってしまい、そこから集中力を失って雑なプレーをしてしまったことがこの結果に繋がったと思います。

ただ、B1のチームとの対戦で、非常に多くのものを吸収できた試合になりました。
今日の試合を経て、チームとして取り組むべき課題がたくさん見つかったので、ここから練習を積み重ねて、日に日に成長していければ、リーグ戦でも十分に戦っていけるチームになれると思っています。

日本での試合は、まだ数を踏んでいる段階にあるので、個人としてこれから慣れていく必要がありますが、ファンの皆さんの前でプレーすることはやはり楽しく、今日も楽しみながらプレーすることができました。

今日は残念ながら勝利できませんでしたが、まだチーム創りの最中で、チームメイトのことについても理解を深めている段階です。
チームが勝つために必要なことは何なのか、自分はどういう役割のもと勝利に貢献できるのかを見定めながら、日本のバスケにアジャストして、自分にできることをもっと見つけていきたいと思います。」

■3位決定戦に向けて
対戦相手次第で準備するものは変わってくると思いますし、あくまで焦点はリーグ戦に当てて、プレシーズンでの実戦から学んだことをそこに繋げていきたいです。
ただ全ての試合に勝つ気持ちでここに来ているので、コーチングスタッフが用意してくれたプランを理解し、 コート上で表現して、勝ちにいきたいと思っています。」

試合ハイライト

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