株式会社レバンガ北海道 2021年6月期(第11期) 決算情報

レバンガ北海道

いつもレバンガ北海道への温かいご声援ありがとうございます。

このたび、929日に行われました株主総会にて、株式会社レバンガ北海道 第11期決算発表を行いましたので、以下の通りご報告させていただきます。


前期
(202071日~2021630)売上高は、779,436千円と、前々期に比べ98.4%減となり、5期連続の増収とはなりませんでしたが、シーズン通してコロナ禍におけるイベント制限(50%の入場制限等)や心理的不安による会場での観戦を控える方が多い中、目標の売上には届きませんでしたが、最終的に5期連続黒字を達成することができました。


過去体験したことのない厳しい状況の中ではありましたが、ブースターの皆さまをはじめとするステークホルダーの皆さまの継続したご支援をいただけたことや、チーム・フロントスタッフ
11人が、目標達成のために今できることを最大限尽力してくれたことが黒字化の大きな要因であったと感じています。


チームに関しては、10シーズン目という節目のシーズンに、満足いく結果とはならず、ブースターの方々には笑顔や感動をお届けするどころか、悔しい想いや失望を与えてしまったことに関して大変申し訳なく思っております。


まだまだコロナ禍の状況は続きますが、少しでも皆様の日常に明るい話題を提供するとともに、結果にこだわるシーズンにすることで皆様と一緒に喜びを共有できる瞬間を数多くお届けしたいと思っておりますので、今季も変わらずご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

2021929
株式会社レバンガ北海道
代表取締役CEO 横田 陽


決算の概況

売上高  :779,436,165円(前年比 98.4%) 経常利益 : 37,076,165円(前年比 4411.9%) 当期純利益: 19,514,234円(前年比 1135.1%)


売上高推移





Bリーグ5年目の第11期決算において、昨季のようなシーズン中断はなかったものの、相手チームに濃厚接触者が発生した関係による1試合未消化で終了したことで、売上は対前年を超えることはできませんでしたが、コロナ禍で全体の経費圧縮により、5期連続黒字を達成することができました。

・要因はコロナ禍においても継続いただいたパートナーの皆様、心理的不安が続く中でも会場にお越しいただいたブースターの皆様の協力が大きかったと言えます。

・また、社内フロントスタッフの柔軟な発想と迅速な実行が効率的な経費削減とともに営業セクションでの新規スポンサー増が、全体売上減を抑制した要因であると言えます。

売上高構成比


















広告料収入

売上高:370,128,062円(前年比 96%


・コロナによる業績悪化が続く企業が大半の中、計画を上回る数字を達成できたのは、営業スタッフのこれまでの見込客との関係構築作りや多種多様な提案によって新規獲得ができたことが大きな要因であると言えます。

・パートナー社数(340)は過去最高となり、当初計画に対しての目標達成をすることができました。


興行収入

売上高:146,376,878円(前年比 81%


・昨季と比べると今季はシーズン当初からコロナの影響を常に受け続け、入場制限50%の中で実施したことで前年を割る結果となりました。

30試合中1試合の中止による減で△500万程度のチケット収入減

・シーズン終盤へのダイナミックプライシング(価格変動チケット)をテスト導入

・チームの順位は東地区最下位、14勝と厳しい結果ではありましたが、来場者特典、コラボ企画、ギブアウェイなど別軸での満足度向上策を打ち立て、リーグ6位の平均来場者数となりました。


グッズ収入

売上高:52,030,019円(前年比98%


・前々期はホームゲーム数の減少により、4月以降の試合中止や引退試合企画など様々なラインナップでのグッズ展開ができなかったことが減収要因となりましたが、前期はシーズン通して50%の入場制限により、会場への集客が叶わなかったことでの売上減となりました。

・コロナ以前の売上と比べると厳しい結果となりましたが、EC強化、オリジナルコラボやオークションなどを増やしたことで前期と変わらない売上は達成できました。


ファンクラブ収入

売上高:24,564,508円(前年比 77%


・各項目において、一番厳しい結果になったのがFC会員の売上であり、会場内での入会が大半を占めていた中、入場制限や集客が伸びなかったことで、会員数、売上ともに減となりました。

FC会員の特典が会場内に特化したものが多かったことから未更新及び新規獲得に繋げることができませんでした。



アカデミー/クリニック/ユースチーム収入

売上高:50,181,838円(前年比 120%


・前々期と比較した際は増額しておりますが、コロナ以前と比較すると前期も厳しい数字になりました。

・コロナ禍においての施策としてオンラインスクールを即時立ち上げ、スポット企画やスクール会員向けのオンライン授業など積極的なチャレンジを実施したことで、減収幅の拡大を抑制できたことや、様々な取り組みやイベントなどで既存会員の退会を抑制できました。

・前期中にスクール事業の地方拡大に関しての準備を進めていたことが、今季以降のスクール拡大につながっていくと考えます。


イベント収入

売上高:7,875,603円(前年比 55%


・コロナ禍におけるイベント中止及び延期による実施回数が減ったことが大きく減収の要因となりました。


その他収入

売上高:128,279,257円(前年比 153%


B.LEAGUEからの配分金及びインセンティブを約9,000万円計上しております。

eスポーツ収入として約2,600万円を計上しております。

・その他応援募金などを計上しております。



▲2021年9月29日実施会見の様子

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