【戦評/コメント】12/18 第12節GAME2 vs信州ブレイブウォリアーズ

滋賀レイクスターズ
B.LEAGUE 2022-23シーズン 第12節
12 1Q 28
23 2Q 13
19 3Q 18
15 4Q 24
69 83
12.18 sun / 滋賀ダイハツアリーナ
得 点
ハミルトン 18pts
マーティン 15pts
ドブラス 12pts
リバウンド
ハミルトン 8reb
ドブラス 8reb
マーティン 7reb
アシスト
ハミルトン 6ast
マーティン 5ast
柏倉 2ast

戦評

スターターにハミルトンを戻し、森山を起用。1Qはドブラス、柏倉がアグレッシブなリバウンドやアタックで得点を生み最初の5分は9-8とリード。しかし、12-16となってからシュートがリングに嫌われ続け、ターンオーバーも重なり信州に12連続失点を許し12-28と大きなビハインドを背負う。
それでも2Qはマーティン、そして星野の2本、狩野らが立て続けに3Pを浴びせて流れを引き寄せ、このクオーターで23-13と6点差までカムバックを果たす。
課題の3Qもマーティンを軸に3Pや森山とのコンビネーションなどで得点を止めず、ハミルトンの3Pも決まりさらに1点差を詰めて54-59で最終クオーターへ。しかし、4Qは信州のホーキンソンやモズリーにペイント内で得点を重ねられ再びリードを広げられる。終盤にハミルトンがらしさを見せる2連続3Pを決めて追い上げムードが漂ったが、しっかりと流れを掴みきれず敗戦となった。

試合後コメント

保田尭之HC代行

前半は自分たちが盛り返して、ハーフタイムでは競った状況に持ち堪えました。あの中でよくカムバックしたと思います。戦術的なところでアジャストしたところですが、そこに対して選手たちがいい反応をしてくれたので、そこまで盛り返したと思っています。後半もよく競い合えていたと思いますが、やっぱり自分たちが強くプレーして、チームとしてもクラブとしてもレフェリーからリスペクトしてもらえるチームになっていかないといけないんだというところを感じました。

Q.2Qでカムバックできた一番の要因は
戦術的な要因でのアジャストができました。マンツーマンディフェンスで守っていたんですが、マンツーマンでディフェンスではなく継続してゾーンディフェンスを織り交ぜることで相手を惑わせることができ、相手の狙いやタイミングをずらすことができて、彼らが落としたボールから走れたことがきっかけだったと思います。チェンジングディフェンスがうまく機能した形です。ただ、やっぱり1Qの出足でマンツーマンでもっとハードに入っていかなければいけないことに対しては課題があったと思います。

#5 ジョーダン・ハミルトン

チームが負けてしまい、タフな試合でもありました。勝てるチャンスがあった中で、相手の方がしっかりとチャンスにシュートを決めていたところで一歩及びませんでした。私自身もフラストレーションを抑えるべきではあったのですが、このような結果になってしまいました。この試合から学べることが多いと思うので、映像を見て次に繋げられるようにしていきたいと思います。

Q.滋賀に帰ってきて、前に所属した頃から色々な環境が変わっているがどう感じているか?
全てのものがアップグレードされていて自分の中でも驚きは大きかったです。前回の記者会見でも話したのですが、本当に滋賀のブースターは素晴らしいと思いますし、そんな中でこのような素晴らしい会場(滋賀ダイハツアリーナ)ができたのは皆さんにとっても大きなことだと思います。私個人的にも滋賀に戻ってきたのはただバスケだけではなく、この素晴らしいブースターの皆様のためにと思えるくらい、前回所属したシーズンには良い思いをさせていただきましたので、そこはとても感謝しています。

Q.試合勘の部分はどうか?
昨シーズンの終わりから約7カ月試合から離れた分、試合感覚は最初の頃は難しかったです。ワークアウトはずっと続けていましたが、実際にプレーするのとは違います。自分がこのチームに合流してからも水曜ゲームがあったのでしっかりとしたチーム練習ができていません。そこは難しい部分ですが、試合を通して少しずつ試合勘は戻ってきていますし、ここから1週間は水曜ゲームがないので、チームとしっかりとした練習ができます。ですので、次の週末(vsアルバルク東京)は個人的にはワクワクしています。

Q.難しい状況だが連携面はどのように取り組もうといているか
シーズン始まりからできていないことは難しい部分があります。ただ、それは言い訳にはならないですし、私自身もプロのキャリアは12年目になるので、自分が何をしなければいけないのかはわかっています。それ以上にチームと一緒にプレーしている中で、この週末は結果には表れなかったですが、これからもっともっとたくさんの試合に勝てるんじゃないかということは強く自信を持って言えます。素晴らしい選手がチームには揃っていますが、現状ではその中でキーとなる選手が何人か欠けている状況なので、ここから全員が戻ってきた時には今までにないバスケットができるんじゃないかということでワクワクしています。

#17 星野京介

試合を通して相手にアジャストしていたなという印象です。相手のやることに対してディフェンスしたり、相手がやってくるディフェンスに対してこうしようとなっていて、自分たちのバスケットが40分間を通してなかなかできていませんでした。試合の入りも相手のペースでやられていて、後半の大事なところも相手のペースでやられていました。自分たちのディフェンスをやって走るバスケットをもっと出さないといけないなと思ったのが試合を通しての印象です。

Q.ここ最近のプレータイム増加をどう受け止めている
シーズン最初の10試合くらいは全然プレータイムがなくて、でも絶対に長いシーズンでは怪我人も出ていつかチャンスは来ると思っていたので、それまで準備は怠らずにやれることはやろうと思ってやってきていました。出た時は自信を持ってやろうと決めていたので、そこに対しては自分のやれることはやれているかなという風に手応えはあります。

Q3Pの確率が上がってきている
保田HC代行からも、自分はエゴを出しすぎずオープンだったら打てと言っていただいているので、オープンだったら自信を持って思い切り打てているなと思います。

Q今後はどうなっていきたいか?
今シュートが入っているから他のプレーをどうこうしようという状態ではなくて、ここから(テーブス)海さんやキーファー(ラベナ)、イヴァン(ブバ)が戻ってきて、ハンドラーだったりインサイドで強い選手がいるので、自分の役割は変割らずに、自分のエゴは出さず、チームのバランスを見てできるプレーヤーになっていきたいです。将来的にはボールハンドリングだったりもできるようになっていきたいですが、今はチームのためにできることを率先してやることが大事かなと思っています

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