【試合結果】第30節GAME1 HOME 滋賀 79-78 大阪

直近の20試合ぐらいは、ほとんど選手が揃わない中で戦ってきました。今日は小澤選手と川真田選手が欠けている状況でした。色んな選手が戦えない状況がありましたが、続けてきた努力が今日の結果に結びついたと思います。
今、オフェンスもディフェンスも良い状況です。今日勝ちにつながったのは3Pシュート成功率が上がった所です。全体で45%、柏倉選手が4/4(100%)、森山選手が3/6(50%)だったことがとても大きかったです。

Q連敗を脱出した率直な感想
メンタル的にすごく神経質になっていたと思います。選手たちは若いですし、こういうシチュエーションを生きてきたことがないです。
直近６試合でも、最後のモーメントまで戦って、最後で負けてしまうという状況が何度もあったと思います。でも、ついに最後のポゼッションで勝つことができました。
競争を続けていくために、メンタル的に良い助けとなると思います。

Q僅差で勝てたのはメンタル的に何か違いがあったのか
3P成功率だと思います。今日自分たちは自信を持って打てたシュートが多かったです。
前半の1Q、2Qは簡単なシュートも落としていました。3つのレイアップを落としましたし、7本ぐらいのオープンシュートも落としていたと思います。
ハーフタイムに選手に言ったのは「自分に自信を持とう。自分たちは良いプレーヤーだ。バスケットをしっかりプレーしなさい。自分たちの仲間としっかり成長するために戦っていこう」という話をしました。

Q活躍が目立った森山選手の評価について
彼は練習では獲得し得ないスキルを持っていると思います。それはシュートタッチです。3Pシュートを成功させるタッチを彼は持ち合わせています。
彼は他の部分はもっと成長しなければならない部分もあります。特にフィジカル面の強化は必要。彼は、フィジカル的に強くなればもっと良い選手になれるでしょう。

ずっと負け続けて苦しい展開で試合も競った状況で勝ちきれていない状況で今まで連戦してきて、自分たちの突き詰めないといけない部分がありました。
最後競った状況で、良くない部分もありましたけど結果勝ちきれたというのは、チームとして非常に大きいことだと思います。
この勝ちを続けられるように残りシーズンも戦っていきたいと思います。

Q３Pを4本決めて、率直に感覚はどうだったか
自分の仕事というのはシュートを打ち続けて決めきることです。自分自身のシュートに自信を持っていますし、落ちたからといって打たないわけにはいかないです。
そこに関しては4Qではなく最初から最後まで開いたら打ち切りたいと思います。決めるというのが自分の仕事なので。ずっとコンスタントにやっていくつもりです。

Q苦しいところで勝ちきれないことが課題だった、今日違ったことは
試合前からルイスHCも言っていましたが、ずっと負け続けて気持ちが下がって、チームが悪循環で動いていたと思います。
「一回切り替えて、直近の試合で絶対に勝たないといけない」と。「全部チャレンジして勝って次に進もう」という話があったので。チームとして良い方向に進めたんじゃないかなと思います。

Qディフェンスでも素晴らしいスティールもありました。ディフェンスでの意識は
自分の仕事は出て何かを変えるのではなく、高い強度で一定にずっとできることがベストだと思っているので。フィジカルに、ハードに、アグレッシブにというのはいつも考えていること。そこはいつも意識しています。

Qこの1勝で何が変わるか
ずっと勝てそうで勝てない試合が続いていて、チームとしては間違っていないはずなのに勝てなかったので。今日勝てたのはチームにとっても個人にとっても非常にプラスで成功体験です。
何をしたら失敗で、何をしたら成功かはこれまでの試合ごとに分かっているので、良いところを続けて次の試合以降、勝てるように頑張っていきたいです。