10/9 B.LEAGUE 2022-23 第2節 GAME2 (4/60) 川崎 78-70 広島

川崎ブレイブサンダース

20のターンオーバーを喫し、点差以上に課題を突きつけられたGAME1から一夜明けての、広島ドラゴンフライズ戦GAME2。川崎は前節で負傷した#23ジャニングに加え、#35ヒースも欠場となる苦しい台所事情の中、#2ヤングジュニアを初めてスタメンに起用。

前日の借りを返すかのように試合開始からハードなディフェンスを仕掛ける川崎が広島から連続でターンオーバーを奪い試合のペースを掴んでいく。#ヤングジュニアも起用に応える18得点12リバウンドの活躍をみせる。最後まで全員が高いインテンシティで#23ジャニング・#35ヒース欠場の穴を埋めた川崎が、一度もリードを渡すことなく78-70で勝利。


1Q 29-17
昨日と対照的にディフェンスで主導権を握った川崎がファジーカスの活躍でリード。


激しくディフェンスを仕掛ける川崎が、試合開始から広島に3ポゼッション連続でターンオーバーを誘発させると、攻めては#0藤井のドライブ、#2ヤングジュニアのバスケットカウントなどで、開始3分で10-0とリードに成功。広島は#13エバンスを投入すると、その#13エバンスが個人技で得点をあげ点差を縮める。川崎は#22ファジーカスの8本のフリースローを全て決めるなどこのクォーターだけで13点をあげる活躍で再びリードを広げ、29-17で1Q終了。


2Q 12-17
得点の止まった川崎が広島に追い上げを許すが、前田の好守備でリードを保ち後半へ。


シュートが決まらず3分以上無得点が続く川崎に対し、広島は#23佐土原の3Pシュート、#0寺嶋の連続得点で29-26と1ポゼッション差に追い上げる。川崎は残り5:32に#11増田の得点でようやくスコアを動かすと、#2ヤングジュニアの3Pシュートでまたじわじわと点差を広げる、#13前田のブロックショット・スティールなど守備での貢献も光った川崎が41-34の7点リードで試合を折り返す。


3Q 18-12
広島の得点を12に抑える好守備で川崎がリードを広げる。


川崎が堅い守備で広島にタフショットを打たせると、攻めては#22ファジーカスと#2ヤングジュニアのインサイドで着実に得点をあげていく。広島はメンバーを変えて流れを変えようとするが、川崎もメンバーを入れ替えながら高いインテンシティを保って試合を進めていく。一時16点までリードを広げた川崎が、59-46とリードして最終クォーターへ。


4Q 19-24
広島に試合のペースを渡さず、リードを守り勝利。


#7篠山の3Pシュート、#27熊谷のフリースローでさらにリードを広げる川崎に対し、広島も#3辻?が2本の3Pシュートとドライブで69-59と点差を10点まで縮め、オフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明け、#2ヤングジュニアの連続のゴールアタックで再び川崎がリードを広げると、その後は時間を使いながら試合を進め、78-70でタイムアップ。


佐藤賢次ヘッドコーチ 「出だしから40分、集中力を切らすことなく選手たちがフルスロットルしてくれました」

昨日の試合はフルスロットル出来ている時間が最後の方しかなくて、情けない試合をお見せしてしまいましたが、今日は出だしから40分、集中力を切らすことなく選手たちがフルスロットルしてくれました。それも応援してくださるたくさんのファミリーの皆さんのおかげです。今日もサポートありがとうございました。

(今日の勝因は)特に出だしのところで(前田)悟が辻選手にマッチアップして何度もディフレクションして相手をリズムに乗せなかったことがチームのトーンをセットしてくれたと思います。元々マッチアップについては前日練習で悟が自ら「辻さんにつかせてください」と言っていて、それを信じてこの2日間任せたのですが、今日の試合で(悟が)気持ちを出してくれたことが非常に重要なポイントになったと思っています。

(どんなことをチームで話して今日の試合に臨んだか)まずは昨日の反省をしっかりとして、その後に、いつもゴール下で体を張ってリバウンドを取ってくれているJ(ジョーダン・ヒース)の分まで全員でやりきろうということを話し、その通りチーム全員でやってくれたので本当に良かったと思っています。

(今シーズンの目標は)今日みたいに全員がコートで自分の強みを表現してフルスロットル状態を40分間続けるというのが今年の目標なので、まだまだ昨日のような試合もありますが、これからどんどん成長していきます。一緒に成長しましょう。そして川崎の成長を楽しんでください。今シーズンもよろしくお願いします。

#21 納見悠仁 「川崎がやろうとしているバスケットボールが出来た」

今日はJ(ジョーダン・ヒース)がいないこともあって、出だしからインテンシティを上げて入ろうとチームで話していました。スタートのメンバーがそれを体現していたので、交代でコートに入った時にもしっかりと繋ぐことが大事だと思ってプレーしていました。その中でもペースを落とさずにアグレッシブにディフェンスから入る時間帯も多く作れましたし、少し崩れそうになった場面でもディフェンスで持ちこたえることが出来たので、昨日の試合からは改善出来ていたと思いますし、川崎がやろうとしているバスケットボールが出来たと思います。

#22 ニック・ファジーカス 「たくさんのファミリーの皆さんが会場をブレイブレッドに染めてくれているので本当に心強いです」

昨日はターンオーバーが多くて川崎らしいバスケットボールが出来ていなかったので、今日は自分たちのやるべきことをしっかりとやって川崎らしさを見せていきたいと思っていました。今日はヒース選手がいない中だったので、全員で穴を埋めて勝ちに行くという意気込みで試合に臨みました。昨日の反省を生かしたいい試合になったと思います。昨日は出だしで広島さんのやりたいことをやらせてしまったので、今日は逆に僕たちがやりたいことを遂行できました。

(今日はチームメイトにどんな話をしたのか)ヒース選手がいない中で、いつも以上にエナジーを出していかなければいけないという試合だと話しました。また自分自身昨日はそこまでいい試合ができなかったので、いい結果を見せる、そういった行動でリーダーシップを発揮したいと思っていて、今日は特別に気合が入っていた試合でした。

(ファミリーに向けて)また今シーズンもとどろきアリーナで開幕を迎えることができて良かったと思っています。今シーズンもたくさんのファミリーの皆さんが会場をブレイブレッドに染めてくれているので本当に心強いです。次節のアウェー戦でもブレイブレッドに染めていただき、今シーズンも一緒に戦っていきましょう。 来週もしっかりと2連勝して川崎に戻って来たいと思うので、応援よろしくお願いします。

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