2/10 B.LEAGUE 2020-21 第21節 (36/60) 新潟 74-80 川崎

川崎ブレイブサンダース

ダイジェスト映像

ゲームレポート

10月以来の対戦となる、新潟との同地区対決。

1Q、川崎が#34アギラールの連続得点などで先行するが、新潟もパッシングからチャンスを作り得点をあげると、残り5:31には#33林のレイアップで10-12と新潟がリードを奪う。川崎は#21カルファ二を投入して高さのある布陣を揃えると、その#21カルファ二の得点、終了間際の#24大塚の3Pシュートで17-17の同点として1Q終了。

2Q、川崎がディフェンスからのトランジションオフェンスで得点をあげれば、新潟も#42ウォッシュバーンのインサイドで譲らず、残り4:32、29-27でオフィシャルタイムアウトへ。その後は守り合いの展開でお互いにスコアが伸びず、31-31で残り1分を切ると、ここから川崎が#14辻?・#0藤井の得点で抜け出し、36-31で試合を折り返す。

3Q、前半から変わらず、重い展開で試合が進む。新潟が徐々に点差を詰めるが、川崎はディフェンスをゾーンDFに変えると、スティールからの速攻やパスを繋いでのインサイドで再度リードを広げる。#35ヒースの3Pシュート、終了間際の#27熊谷の得点で56-47とリードして最終クォーターへ。

4Q、新潟が#25アレン、#42#43ウォッシュバーンによるインサイドでの得点で、残り8:09には58-56と点差を一気に詰める。川崎はタイムアウトを取るが、さらに新潟は#33林の3Pシュートで逆転。ここから試合はリードチェンジを繰り返すシーソーゲームに。67-66で残り4分を切ると、川崎が#34アギラールのリバウンドショット、#22ファジーカスのポストプレーで得点をあげ、残り3:06で71-66と均衡状態から抜け出す。タイムアウトを取る新潟に対して、川崎は#7篠山のドライブから#33長谷川が得点し73-66とリードを広げる。終盤、新潟のファウルゲームに対し#22ファジーカスや#7篠山がフリースローを確実に沈め、80-74でタイムアップ。

川崎にとって我慢の時間も少なくなかったこの試合、ディフェンスから試合のペースを掴むと、ターンオーバーの少ないオフェンスで着実に得点を重ね続け、終盤に抜け出し勝利。連勝を3に伸ばした。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻?直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#34 パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ 「選手たちの頑張りのおかげだと思います」

連戦が続いている中で新潟さんのエナジーも非常に高くて、非常にタフな試合となりました。新潟さんの外国籍選手、特に(アレン・)ダーラム選手と(ロスコ・)アレン選手がアウトサイドからアタックしてくる所をいかに止めるかがポイントだったのですが、そこで何本かやられてしまって、相手に勢いを与えてしまいました。(ジェイソン・)ウォッシュバーン選手も含めて3人で50点を取られていますので、それが苦しい展開となった原因かなとは思いますが、最後の最後、ディフェンスでいいシーンが作れて、勝ちきることができました。選手たちの頑張りのおかげだと思います。

まだまだ連戦が続きますので、チーム全体で戦っていけるように、またいい準備したいと思います。

#7 篠山竜青 「チームがまたワンステップ上がれた」

チームとして「もっともっとプレーの中でのコミュニケーションする」をテーマに挑んだ試合だったのですが、40分しっかり全員が意識してコートの中で喋ることができたので、チームがまたワンステップ上がれた試合だと思います。

今日の新潟さんの会場は非常に盛り上がっていましたが、接戦の中で重圧をはねのけて自分たちのリズムに戻せたのは、今日のテーマでもあるコミュニケーションが上手くいった現れだと感じています。

#24 大塚裕土 「チームとして成長できたかなと思います」

我慢の展開がずっと続いて、その中でオフェンスでもディフェンスでも「コミュニケーション」を1つのテーマとして取り組んで来ました。練習でも取り組んできましたし、今日の試合でもそういった場面が見られたので、チームとして成長できたかなと思います。

(自身の調子について)後半は1本もシュートを打っていないので、もっと貪欲にシュートに絡んでいければ追い上げられる展開を打破できて、こちらが離せる場面が作れたかなと思います。もっともっと積極的にやっていきたいですが、チームとしてフロアバランスやほかの状況をみてスマートにプレーできるようにしたいという想いもあるので、北海道戦に向けて取り組みたい課題を、しっかりパフォーマンスで発揮したいと思います。

#35 ジョーダン・ヒース 「『自分が3Pシュートを決める』と気合をいれて挑んだ」

今日は激しい試合になるとわかっていたのですが、試合の入りから自分たちのバスケットボールができてよかったと思います。

今日の試合は「自分が3Pシュートを決める」と気合をいれて挑んだのでこうしてシュートを決めてチームに貢献できたことが嬉しいです。

週末に北海道との2戦ありますが、しっかり勝つことができれば自分たちの東地区での順位も確立されていくと思うのでしっかり2つ勝てるように臨みたいです。

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