5/14 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2021-22 GAME1 川崎 97-71 名古屋D

川崎ブレイブサンダース

2戦先勝したチームが勝ち上がり、トーナメントで年間王者を決めるチャンピオンシップがいよいよ開幕。川崎ブレイブサンダースの初戦は、3月の対戦で星を分けた、西地区3位・第6シードの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。

リーグ終盤のビッグラインナップのスタートから、#23ジャニングをスターターに起用し機動力重視の構成で臨んだ川崎が、チームディフェンスで名古屋Dを罠にかけてボールを奪い、#0藤井・#27熊谷の得点でリードを広げていく。名古屋D#32狩野の正確な3Pシュートや#43エサトンのアタックで得点を決められながら、それを上回る攻勢で川崎が前半を12点リードで折り返すと、後半に入っても勢いを持続し、97-71でタイムアップ。まずは川崎がGAME1をものにした。

1Q 20-14 ディフェンスで優位に試合を進める川崎が、熊谷の9得点などでリード。

チャンピオンシップの緊張感からか、序盤は両チームともシュートが決まらないが、川崎が#23ジャニングのアシストから#27熊谷のゴール下シュートで先制すると、#35ヒース のインサイド、#27熊谷の3Pシュートで7-0のラン。名古屋Dも残り6:24に#43エサトンがドライブからのバスケットカウントで最初の得点をあげるが、川崎は#0藤井・#27熊谷の得点で残り3:57には15-5とリードを10点に広げる。ここで名古屋Dは今シーズン3Pシュートランク1位の#32狩野を投入すると、その#32狩野がすぐさま1本目の3Pシュートを決めて名古屋Dに勢いを与える。#43エサトンの得点で17-14の3点差に迫るが、終了ブザーと同時に川崎#23ジャニングの3Pシュートが決まり、20-14で1Q終了。

2Q 22-16 名古屋D狩野の3Pシュートで点差を縮められるも、川崎は守備で挽回し、12点リードで後半へ。

川崎が#7篠山・#34アギラール の3Pシュートでリードを広げれば、名古屋Dも#32狩野の3Pシュートで応戦。しかし1Qからディフェンスが機能する川崎がスティールやブロックショットでボールを奪うと、#34アギラール の速攻、#0藤井の3Pシュートでリードを広げ、36-23でオフィシャルタイムアウト。その後はお互い得点を取り合い、42-30で試合を折り返す。

3Q 31-20 このクォーターでも4本のスティールを奪った川崎が藤井の8得点を筆頭にバランスよく得点を積み上げ23点差で最終クォーターへ。

#22ファジーカスから#34アギラール へのハイロー、#27熊谷の3Pシュートで残り9:00で47-30と川崎がさらにリードを広げる。名古屋Dもここでタイムアウトを取ると、#8張本の3Pシュート、#1パークスJr.が得点。しかし川崎の勢いは止まらず、#0藤井の連続3Pシュート、#23ジャニングのファストブレイクでリードを20点まで広げ、73-50で最終クォーターへ。

4Q 24-21 川崎が最後までリードをキープし、GAME1を勝利。

両チーム、翌日のGAME2も見据えてベンチメンバーを起用しながらも、高いインテンシティのまま試合が進む。#11増田が7点、#13前田が10点をあげるなど最後まで川崎リードをキープして試合を進め、97-71でまずはGAME1を勝利。




佐藤賢次ヘッドコーチ 「名古屋さんの激しいフルコートプレス、オフェンスリバウンドをしっかりコントロールすることができた」

クォーターファイナルをとどろきアリーナで開催する権利を自分たちで勝ち取ってここに戻ってきたので、あとはファミリーの皆さんが背中を押してくれるから自信を持ってアグレッシブにやろうと試合前に話したことを、選手たちがやってくれました。

とにかく今までやってきたことを全部出し切ろうということで、流れが良い時間帯はファミリーの皆さんと一体となって流れを作って、悪い時は支え合って声を掛け合って乗り越えようということを話していました。今日も難しい時間帯もありましたが、しっかりと対応できたと思います。

ゲームプランとしては、シーズンを通して選手たちが練習で積み重ねてきたシュートを打ち切って終わることや、相手にトランジションを出させない、リバウンドをとって相手にセカンドチャンスを与えないといったポゼッションをしっかりコントロールするということが一番重要なポイントでしたが、今日のスタッツからも名古屋さんの激しいフルコートプレス、オフェンスリバウンドをしっかりコントロールすることができたと思います。ポゼッションを大事にすることが集中力や遂行力にも繋がってくるので、明日もしっかり準備したいと思います。

(ファミリーの「MORE MOVE」が届いていたか)最高でした!とどろきアリーナが大好きです!

(明日に向けて)まだ一つ勝っただけなので、明日も最善の準備をして良い試合ができるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

#0 藤井祐眞 「(試合の)入りの部分が非常に本当によくできた」

(試合を振り返って)チャンピオンシップをホームで迎えることができて本当に嬉しく思っています。個人的には出だしが大事になると思っていて、その出だしでシュート入らない部分はありながらも、いいディフェンスから10点近いリードで試合に入ることが出来たので、そこは非常によかったと思っています。

チャンピオンシップは勢いに乗ったチームが試合を優位に進められると思いますし、本当によかったです。後半も、前半の入り同様に自分たちに流れを持ってくることが出来たので、(試合の)入りの部分が非常に本当によくできたと思います。

(明日に向けて)明日も勝ってストレートでセミファイナルに行きたいと思います。応援よろしくお願いします。

#27 熊谷尚也 「コートでは強くプレーするだけなので、それが得点として数字に表れたことはすごく良かった」

(試合にどういう気持ちで入ったか)相手がどうこうというよりも川崎らしいバスケットを40分間やろうということをミーティングで話していたので、その通り頑張りました。

(今日の自身のスタッツについて)コートでは強くプレーするだけなので、それが得点として数字に表れたことはすごく良かったと思いますし、明日に向けて良い内容のゲームができたと思います。

(シーズン終盤になって好調が続いているように見えるが)怪我とかで良いコンディションで試合に入れていないこともあったと思うんですが、コンディショニングチームのサポートであったり、穂坂ACが、できればやりたくない(ほど大変な)ワークアウトを組んでくれてコートに送り出してくれたように、みんなの支えがあって復帰できたということがあって、それにしっかり応えなくちゃいけない、チームのために仕事をしなければいけないと吹っ切れたのがここ数試合自分の持ち味が出せている理由なのかなと思います。

(明日に向けて)今日と変わらずに40分間川崎のバスケをするということを頭において激しくプレーするだけだと思っています。明日も勝ってセミファイナルに行けるように、一緒に戦ってください。よろしくお願いします。

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