3/4 B.LEAGUE 2021-22 第22節 GAME1 (35/59) 川崎 77-84 信州

川崎ブレイブサンダース

3週間ぶりのリーグ戦再開となる今節。西地区所属・信州ブレイブウォリアーズとの「ブレイブ対決」GAME1。この試合、川崎は前試合での退場により出場停止の#35ヒースに代わり、#34アギラールが1月9日以来のリーグ戦出場でスタメン起用、さらに#13前田も10月8日以来のスタメン出場。

前半からインサイドを起点に得点する信州に対し、川崎は信州の強固なディフェンスに苦しみ、1Qから2桁のビハインドを背負う。途中点差を縮めて追いつくも、そこから一気に試合を決められず、逆に信州にリズムを奪われてしまう。終盤、お互いにファウルがかさむ中でフリースローの決定率が川崎を苦しめる結果となり、77-84でタイムアップ。

1Q 18-28インサイドアタックからリズムを掴んだ信州が9アシストと連動したオフェンスで2桁リード

信州は#50マーシャル・#24ホーキンソンのインサイドから、川崎はパスを回しながら#7篠山のミドルシュートで加点。信州は#50マーシャルが3Pシュートを沈めると、さらに#77岡田のドライブ、#11熊谷・#24ホーキンソンの3Pシュートで0-11のラン、4-16と信州が点差を広げる。川崎も#34アギラール の3Pシュートで信州の勢いを切るものの、ターンオーバーから信州にイージーな得点を許すなどなかなか点差を縮められない。信州#50マーシャルのバスケットカウントで18-28の10点差となったところで1Q終了。

2Q 15-11信州の強固な守備を攻めあぐね点差を広げられるも、オフィシャルタイムアウト以降川崎が8-2のランで追い上げる

川崎は#11増田のバスケットカウント、#22ファジーカスの3Pシュートで追い上げるが、その後信州の堅いディフェンスを崩せず、残り5:33には#24ホーキンソンの3Pシュート・フリースローで14点まで点差が開く。オフィシャルタイムアウト明け、#22ファジーカスのアシストから#34アギラール ・#11増田が得点。残り0:18にも#23ジャニングがジャンパーを沈め、32-39の7点ビハインドで後半へ。

3Q 22-21川崎が一時逆転に成功するが、タイムアウトを機に信州が逆襲。3Pシュート攻勢で川崎が追い上げ6点差で最終クォーターへ。

#22ファジーカスのペイントエリアでのシュートを皮切りに、#0藤井の3Pシュート、パスで崩しての#0藤井のゴール下で7-0のラン。残り7:38には川崎が39-39の同点に追いつく。信州はここでタイムアウトを取ると、一時川崎が#0藤井のフリースローでリードを奪うも、#11熊谷のフローターショットですぐさまリードを奪い返すと、#50マーシャル・#24ホーキンソン・#前田と連続得点。残り2:51にはマーシャルのレイアップで42-53と再び点差は2桁に。川崎はここから#13前田と#7篠山で4本の3Pシュートを立て続けに沈め、54-60と点差を縮めて最終クォーターへ。

4Q 23-24川崎が早々に追いつきシーソーゲームに突入するも、勝負どころで信州にチャンスを与え敗戦。

川崎が#13前田の3Pシュート、#22ファジーカスのペイントでの得点で残り8:34には61-60と逆転に成功。信州も#55マクヘンリーの3Pシュートでリードを奪い返すと、ここから互いに譲らずリードチェンジを繰り返しながら試合が進み、70-69でオフィシャルタイムアウト。その後お互いにシュートを決めきれず残り3分をきると、川崎が#34アギラール の得点で膠着状態を打ち破る。信州も#11熊谷が3Pシュートを決めると、再度シーソーゲームに突入。残り0:44、77-78の場面で川崎は#34アギラール がフリースローを獲得するも、これを2本とも外してしまうと、逆に信州#50マーシャルに2本のフリースローを決められ、残り0:30で3点のビハインドに。3Pシュートで同点の川崎だったが、スクリーンでオフェンスのチャージングを吹かれポゼッションを失ってしまう。川崎はファウルゲームを仕掛けるも、リードを広げられ77-84で敗戦。




佐藤賢次ヘッドコーチ 「勝負所できっちり出来ないと勝つことは難しい」

J(ジョーダン・ヒース)がいない中で、彼の分まで全員がステップアップして川崎らしいバスケットを久しぶりにとどろきで見せようという話をして臨んだ試合でしたが、前半相手のディフェンスに苦しんで点が伸びず、ディフェンスでもやられてはいけないところで点を取られてしまいました。2Qで修正して後半はオフェンスも出来ていましたが、フリースローだったりターンオーバーだったり、勝負所できっちり出来ないと勝つことは難しいと思います。最後のタイムアウトのところは、選手に任せるか、タイムアウトをとるかどうか悩んでしまった部分があるので、そこは自分自身も反省し、明日全員でやり返したいと思います。

#7 篠山竜青 「まだまだ詰めの甘さがあると思う」

バイウィーク明けの久々の試合だったので、ホームで結果を出したかったところですが、出だしで相手に走られてしまってリズムをつかまれてしまい、結果的にはそれが最後まで響いたのと、試合の終盤のゲームコントロールの部分でもまだまだ詰めの甘さがあると思うので、そういった部分をみんなで共有して明日やり返さなければいけないと思います。

#13 前田悟 「勝負所で相手の方が精度が高かった」

ホームで初のスタメンで試合に出ましたがあまり良い仕事が出来なかったので、後半切り替えてもう一回やろうということで何度も追いついて良いバスケットが出来ました。ですが、勝負所でフリースローだったりターンオーバーが相手の方が精度が高かったと思います。明日しっかりやり返す気持ちで頑張りたいと思います。

#34 パブロ・アギラール 「最初のクォーターで相手にアドバンテージを与えてしまった」

今日はチームとしても久しぶりのホームゲームで、自分自身も2か月近くリーグ戦から離れていたのでまたとどろきアリーナに戻って来られて良かったです。 最初のクォーターで相手にアドバンテージを与えてしまったと思います。できるだけプッシュしようとしましたが、追いつけませんでした。明日はしっかりと1Qから自分たちの試合をして勝ちたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました