2/13 B.LEAGUE 2021-22 第17節 GAME2 (34/60) 川崎 73-81 群馬

川崎ブレイブサンダース

101失点での敗戦となったGAME1から一夜明けての、群馬クレインサンダーズ戦GAME2。前日の試合による負傷で川崎は#23ジャニングが欠場。群馬もエース#4ジョーンズが欠場とお互いに前日とは戦略の変更が余儀なくされる中で試合がスタート。

前半、川崎はターンオーバーはわずかに1とシュートでオフェンスを終えられてはいたものの3Pシュートの成功が1/15(7%)とシュートが決まらず得点が伸びない。逆に群馬は7/15(47%)の3Pシュートとアウトサイドシュートが良く決まり38-42と群馬リードで試合を折り返す。後半も不調が続く川崎は開始から5分間無得点が続くと、#35ヒースが2つのテクニカルファウルをコールされ退場に。川崎は#7篠山が後半だけで20得点をあげてチームを牽引するが、最後まで群馬を捉えられず73-81で敗戦。

#34アギラール 、#23ジャニングの欠場に加え、途中で#35ヒースが退場と外国籍選手が全員いなくなった川崎は、今シーズン初の連敗を喫した。

1Q 23-20 3Pシュート攻勢で群馬が抜け出すも、川崎は#22ファジーカスが14得点をあげ逆転。

#22ファジーカスのポストプレーを軸に得点をあげる川崎に対し、群馬は#7五十嵐・#30山崎の3本の3Pシュートで残り5:25には6-13と抜け出す。川崎は#11増田と#27熊谷を投入すると、この2人がオフェンス面で活躍を見せる。ディフェンスでも#35ヒースに代わった#18鎌田が群馬#12バルヴィンをブロックするなど活躍。川崎は#22ファジーカスの得点で同点に追いつくと、残り0:01には#27熊谷が3Pシュートのファウルで3本のフリースローを獲得するとこれを全て沈め、23-20と逆転して1Q終了。

2Q 15-22 川崎はセカンドユニットが奮闘をみせるが、アウトサイドのシュート成功率で勝る群馬がリードして後半へ。

群馬#40キーナン・#12バルヴィンがリバウンドからのセカンドショットで得点し逆転。群馬は#3パーカー・#12バルヴィン・#15チェンバースと立て続けに3Pシュートを決め、28-33と群馬のリードでオフィシャルタイムアウト。川崎は#35ヒースのバスケットカウントで32-33の1点差に迫るが、群馬#7五十嵐の3Pシュート、#15チェンバースの得点で再び引き離され、38-42で試合を折り返す。

3Q 15-17 川崎は5分間無得点。さらに#35ヒースが2つのテクニカルファウルで退場となり、窮地に追い込まれる。

お互いにシュートが決まらず、残り5:00の時点でも両チームのフィールドゴール成功は0本。残り4:58に群馬#3パーカーのリバウンドショットで38-46となったところで、このクォーターまだ無得点の川崎がタイムアウトを請求。タイムアウト明け、川崎は#7篠山が2本のジャンプショットを沈める。ここから流れを変えたいという場面だったが、トランジション時の接触をきっかけに#35ヒースにテクニカルファウルがコールされてしまうと、これに抗議したことで2つ目のテクニカルファウルがコールされ、#35ヒースは退場に。代わって入った#18鎌田の奮闘が光るも、53-59の6点ビハインドで最終クォーターへ。

4Q 20-22 #7篠山が気を吐きチームを牽引するも、群馬の背中を捉えられずシリーズ連敗。

#30山崎が連続で得点をあげる群馬に対し、苦しい展開が続く川崎は#7篠山が得点・アシストでチームを牽引し、点差を離されずに食らいつく。残り6:38、64-70の場面で群馬はタイムアウトを取ると、#40キーナン・12バルヴィンのアウトサイドシュートで残り5:44には66-75とリードを広げる。川崎は点差を縮められないまま、69-77で残り時間は2分をきる。川崎は#7篠山が2本のシュートを沈めて73-77に迫るが、追撃もここまで。73-81でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ 「本当に強いチームであればこういう状況でも勝てると思う」

今日は怪我人が出て限られたメンバーで戦う状況の中で、いない選手の分まで全員でステップアップして戦い抜こうということで試合に入って、それぞれが良い働きをしてくれたと思います。ただ、途中でJ(ヒース)がいなくなったところで、インサイドやリバウンドのところで苦しくなって勝ち切ることが出来ませんでした。テクニカルを取られた時のメンタル含め、試合のコントロール含め、強くなるためにはまだまだ足りない部分があって、課題が分かったのでこの2試合をしっかりと次に活かしたいと思っています。選手にはよく頑張ってくれたという話はしましたが、本当に強いチームであればこういう状況でも勝てると思いますし、一人ひとりが今日の試合でもっと何が出来たのか、どういうステップアップが出来たのかを考えて欲しいという事も伝えました。選手個人でも考え、チームとしても考えて、バイウィーク明けにまた強い川崎をお見せしたいと思います。

#7 篠山竜青 「追いついて追い越して勝ち切る力を身につけないといけない」

チーム的には天皇杯準決勝というビッグゲームのあとで、メンタル的にすごく大事な試合になるので集中力を保って、この2試合ホームで戦ってバイウィーク入ろうという話をしていました。そんな中で、昨日の試合は失点が多くなって負けてしまった反省を踏まえて、もう一度ディフェンスのところから修正して全員で戦おうと臨みました。

中々コンディションの問題だったり、怪我だったり、人数も少なくタフな試合でしたが、全員でしっかり繋いで接戦でチーム全体で戦うことが出来たと思うので、そこからもう1つ、追いついて追い越して勝ち切る力を身につけないといけないなと思いましたし、このチームはまだまだいろんな面で成長できるチームだと感じたので、バイウィークでもう一度チーム力をあげるために、宿題をもらえた2試合でした。

(アリーナの一体感やファンの後押しについて)ホームゲームだったからこそ最後までくっついて行けたと思ってます。 どんなときでも、観客の皆さんのクラップであったり、タオルであったり、グッズを掲げる手であったり、いろんな部分で自分たちを後押ししてくれているのは感じてますし、今節は代替試合で天気も悪かったりする中で、会場に来て後押ししてくれるファミリーの皆さんがいっぱいいたので、そういう方たちがいての今日のチームのプレーだったと思いますし、自分も最後まで足が動かせたと思います。無観客試合だったら自分はこんなプレーはできていないと思うので、そこはバイウィークでまた反省してつくりあげて、今年こそはチャンピオンシップをホームでやるというところに向かってやっていきたいと思います。

#18 鎌田裕也 「自分が出た時にはハードにやろうと思っていた」

相手のビッグマンに対して、ずっとコンタクトして自由にさせないようにしようと意識していました。チーム一丸となって戦わなければならない中で、自分が出た時にはハードにやろうと思って、良い流れを作れた部分はありましたが、試合全体の流れをなかなか持ってくることが出来ませんでした。最後にもう少しというところまで追い上げましたが勝利することはできませんでした。ただ自分たちはそこを勝ち切る力はあるチームなので、次に向けてしっかり準備して、絶対に優勝するチームになります。

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