【U15】Jr.ウインターカップ2021-22

川崎ブレイブサンダース

1月4日(火)~1月8日(土)にかけ、武蔵野の森総合スポーツプラザで「Jr.ウインターカップ2021-22」が開催され、U15 川崎ブレイブサンダース(以下、川崎)がJBA推薦枠として出場しました。

本大会はBクラブユース、街クラブ、部活動の垣根を超え、U15カテゴリーにおける日本一を決める大会として行われ、各都道府県代表の47チームにJBA推薦枠の5チームを加えた計52チームで開催されました。

U15 川崎ブレイブサンダースは、これまで練習してきたハードなフルコートディフェンスと5人が連動したオフェンスに加え、チーム全員が思い切ってプレーするという心構えのもと、3月に開催される「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP」に向けて、全国大会でどこまで自分たちのバスケが通用するのか挑戦する意思で、本大会に臨みました。

試合レポート

1回戦 vs 青龍バスケットボールクラブ 4Qに11点ビハインドを追いつき、延長戦の末に逆転勝利

1月4日(火)、1回戦は山形県代表の青龍バスケットボールクラブ(以下、青龍)と対戦。

お互い初得点がなかなか取れない中、川崎#17長谷川のバスケットカウントでスタートする。その後は川崎の固いディフェンスで青龍に得点を与えず、オフェンスでは#4吉田のフリースローなどで得点を重ね開始4分で11-0でリードを奪う。その後は青龍のディフェンスの前に得点を伸ばせず、さらには青龍の速攻や1on1を中心としたオフェンスを止めることができず逆転を許し、13-16で1Qを終える。

2Qに入っても青龍の激しいディフェンスにターンオーバーを重ね、2Q開始2分で13-26まで得点を離される。その後は#6石川の3Pシュートや#5齊藤のドライブからの得点で応戦。その後は一進一退の攻防が続き、前半は25-35と10点ビハインドで折り返す。

3Qに入り、川崎はアウトサイドシュートを中心に得点を重ねるものの、青龍のゴール下の得点を止められずなかなか点差を縮めることができない。川崎が決めれば青龍が決め返す展開が続き、3Q終わりで45-56と11点ビハインドで最終クオーターに望みをつなぐ。

4Qに入り、#6石川の3Pシュートが火を吹く。チームで作ったチャンスを落ち着いて決め、このクオーターだけで3本の3Pシュートを沈め、残り18秒で63-65の2点差まで追いすがる。タイムアウト明けのオフェンスでは#4吉田がきちっとミドルジャンパーを決め65-65で延長戦へ突入。

延長戦でも最後まで足が止まらなかった川崎は立て続けにスティールから速攻でチャンスを作り、リードを広げ、最終スコア73-67で逆転勝利を収めた。

2回戦 vs KAGO CLUB 全国トップレベルのチームに最後まで挑むも、40点差で敗れる

1月5日(水)、2回戦は全国でもトップクラスの実力を持つ大阪府代表のKAGO CLUB(以下、KAGO)との一戦。

1Q開始早々、#18吉岡がスクリーンプレーからミドルジャンパーを決めチーム初得点を挙げる。しかし、その後はKAGOの強度の高いディフェンスの前に連続でターンオーバーを許し、開始3分で2-15とスタートダッシュを許してしまう。その後は途中交代で入った#8後藤、#14安彦のディフェンスが光り、スティールからそのままレイアップを決めるなど得点をつなぎ、1Qを1桁点差の13-22で終える。

2Qに入ってもKAGOの1on1を中心とした猛攻を止められない。その中でも要所でディフレクションやスティールなど練習で行ってきたディフェンスで抵抗するも、2Q終わりで17-42と大幅リードを許し前半を折り返す。

後半得点を伸ばしたい川崎は、#6石川、#17長谷川のドライブからのレイアップシュートでなんとか喰らいついていく。それでもKAGOの広いスペースから展開されるオフェンスを止めることができず3Qは25-55で終わる。

最後まで目の前のボールを全力で追いかけ、得点を目指すが最終スコア31-71でタイムアップ。

今大会は2回戦敗退で終了

U15 川崎ブレイブサンダース設立以降初めてのJr.ウインターカップでしたが、1回戦では苦しい展開の中で逆転勝利を挙げチーム力の向上を感じ、2回戦は全国トップクラスのチームの強度を高さを感じる大会となりました。なお、2回戦で対戦したKAGO CLUBは、その後決勝まで進出し準優勝の結果でした。

3月に開催される「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2022」でチームの目標としている「予選突破、ベスト8」を達成できるように、チーム一丸となって練習に励んで参ります。

選手・ヘッドコーチコメント

山村亮介ヘッドコーチ

バスケットLIVEやSNS等を通して応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました。

本大会を迎えるにあたり、「全員で思い切ってプレーをしよう!」を一つのテーマに掲げ練習や試合に取り組んできました。 その結果、ベンチメンバー含めた全員で戦う姿勢、ミスしても下を向かずに次のプレーに備えること、そして何よりチャレンジすることをこの大会で表現できたと感じています。チームとして足りない点はまだまだありますが、今持っている100%をコート上で発揮できたと思います。

このチームで最後の大会となる「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP」でクラブの新たな歴史を作れるよう、チーム一丸となって取り組んで参ります。

齊藤碧生(#5/中学3年/184cm)

憧れのJr.ウインターカップに出場する事ができて、開催してくださった方々、コーチや仲間そして家族のサポートに感謝しています。

全国のバスケット好きな選手達は、みんな身体も心も強かったです。1回戦は諦めずに全員で戦い抜き、延長戦で勝利した喜びは自信につながりました。2回戦では、準優勝したKAGO CLUBさんと戦えた事を光栄に思います。

U15での最後の大会である「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP」、そして次のステージである高校でもまた全国の舞台を目指して、色々な事にチャレンジしていきたいです。

長谷川真甫(#17/中学3年/170cm)

Jr.ウインターカップの応援ありがとうございました。まずはこのような状況の中、大会が無事に開催されたことに感謝いたします。

僕はこの大会に出場して1勝できたことを嬉しく思っています。勝ち進むことは出来なかったけれど、3月には「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP」があるので、そこではチーム目標である「予選突破、ベスト8」を達成できるように、そしてその上までいけるように頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。

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