1/30 B.LEAGUE 2021-22 第19節 GAME2 (30/60) 北海道 85-97 川崎

川崎ブレイブサンダース

両チーム合わせて200点の点取り合戦となった前日から一夜明けての、アウェー北海道戦GAME2。

この日も序盤はお互いにアウトサイドシュートを次々に決める展開に。2Qに得点が停滞する時間ができるも、川崎がそこを抜け出し58-39とリードして試合を折り返す。後半も川崎が試合の主導権を握って試合を進め、4Qには最大30点リードを奪うが、ここから北海道が猛反撃をみせる。最終的に12点差まで追い上げを許すも、リードを守り97-85で勝利。

7本の3Pシュートを決めた#23ジャニングをはじめ、川崎は5選手が2桁得点をあげ、2日間を通して#34アギラールの不在をチームでカバーし連勝を掴み取った。

1Q 33-28 両チーム合わせて12本の3Pシュートを決めるハイスコアゲームに。

川崎は#23ジャニング・#33長谷川・再び#23ジャニングと3連続の3Pシュートからスタート。対する北海道も前日30得点ずつあげた#24ブルックスと#21ロングの個人技で得点。川崎は#23ジャニングの4本を筆頭にこのクォーターで12本の3Pシュートを67%の成功率で決めてリードするが、北海道も#24ブルックスと#21ロングで20得点をあげ、33-28で1Q終了。

2Q 25-11 1Qから一転ペースダウンした展開となるも、残り3分から川崎が怒涛の攻撃で一気にリードを広げ18点リードで試合を折り返す。

セカンドユニット構成の川崎がディフェンスのギアを上げると、#35ヒースの3Pシュート、#11増田のポストプレーで残り8:26には42-32とリードを2桁に乗せる。ここから守り合いの展開でお互いに得点ペースが落ちるが、残り3:19に#0藤井のフリースローで46-34としたのをきっかけに、川崎が怒涛の連続得点で58-39とリードを広げ後半へ。

3Q 25-20 攻守に北海道にチームプレーをさせず、優位に試合を進めた川崎が24点リードで最終クォーターへ。

川崎が#35ヒース・#23ジャニングの連続得点でさらにリードを広げる。ディフェンスでも勢いを増す川崎に対し、北海道も#21ロングと#24ブルックスが個人技で打開してくるが、#11増田の活躍も光った川崎が83-59の24点をリードして最終クォーターへ。

4Q 14-26 30点リードから北海道に一気に点差を縮められるも、リードを守り勝利。

#35ヒース・#13前田の得点で残り7:23には川崎が30点までリードを広げる。北海道もここでタイムアウトを取ると、川崎のゾーンディフェンスを崩し#21ロングが得点。さらに#7中野の3Pシュートなどで0-12のラン。まだ18点のリードがある川崎だったが、#0藤井・#22ファジーカスをコートに戻すと北海道のペースを落とすことに成功。最終的に12点差まで追い上げを許しながらも、リードを守り97-85でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ 「終わり方が良くなかったので、そこは反省としてまた次節に向けて準備していきたい」

チーム練習がなかなかできない中で何をやるべきかしっかり共有して選手が遂行してくれたこと、全部はうまくいかないのでポイントを絞ってやれたことが大きな勝因かなと思います。

(シーズンの)前半はベース作り、誰が出ても同じことができるようにということをやっていて、後半戦に入ってからは得意なことをそれぞれ役割を持ってやろうということで状況判断の良い選手にボールを集めて、そこからボールを動かしてそれぞれが得意な形でフィニッシュするというのをこれから育てていきたいなと思っています。

こういう大変な状況の中でこうやって試合ができるのは運営している方、北海道のスタッフの方のおかげです。本当に感謝しています。川崎からもたくさんのファンが詰めかけてくれていました。感謝の思いでいっぱいです。応援してくれるファミリーの皆さんがいる限り最後の1分1秒まで何か元気を与えられるようなプレーをしなければならないのですが、今日は終わり方が良くなかったので、そこは反省としてまた次節に向けて準備していきたいと思います。応援ありがとうございました。

#0 藤井祐眞 「チーム練習もできない時期もありましたが、チームとしてうまくできた部分もあったかなと思います」

試合も久しぶりでチーム練習もできない時期もありましたが、チームとしてうまくできた部分もあったかなと思います。ただ、昨日は3Q、今日は4Qに追い上げられた場面もあったのでしっかり40分間集中してやらないといけないなと反省しています。それでもパブロ(・アギラール)がいない中、みんなでカバーして戦えましたし、この先もみんなで力を合わせて頑張りたいと思います。

#23 マット・ジャニング 「最初のシュートを打ったときからタッチが良いなと感じていました」

今日は最初のシュートを打ったときからタッチが良いなと感じていました。そこからオープンで打てるときには打ち切っていました。チームメートのパスやスクリーンをかけてくれたことによって、自分が空いたので決めることができて良かったです。1Qはディフェンスがもたついてしまって少しやられてしまったこともあって、2Q、3Qとディフェンスの強度を上げて試合の主導権を握ることができたので、全体を通してチームとしていいプレーができたと思います。

(日本、Bリーグの印象について)とても日本を気に入ってます。日本のバスケットのスタイルを楽しめていますし、日本という国にも馴染めていると思います。このチームは長く在籍する外国籍選手が多くて、彼らがいることでチームにすぐに馴染むことができました。自分自身も家族も、日本での生活を楽しめているので、あと数年日本でプレーできたらなと思っています。

(サンダースファミリーに向けて)現地にもたくさんのファミリーが来てくれていました。本当にありがとうございます。遠方にも関わらずたくさんの方が足を運んでくれて、とても心強いです。オンラインで見てくださった方々にも、来週はホームゲームになりますので、またいい試合を見せられたらと思います。応援よろしくお願いします。

#35 ジョーダン・ヒース 「3週間試合ができていなかったので、またチームメートと一緒にプレーができてうれしかった」

今日はしっかりエナジーを出して戦うことが最大の目標だったので、しっかり勝利できたことは良かったです。3週間試合ができていなかったので、またチームメートと一緒にプレーができてうれしかったです。

(サンダースファミリーに向けて)北海道まで来てくださった皆さん、画面越しに応援してくださった皆さんに本当に感謝しています。次のホームゲーム渋谷戦でお会いできるのを楽しみにしています。

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