5/1 B.LEAGUE 2020-21 第36節 (58/59) 川崎 108-88 SR渋谷

川崎ブレイブサンダース

ダイジェスト映像

ゲームレポート

2020-21シーズンB1 リーグ戦最終節となる、サンロッカーズ渋谷とのGAME1。

1Q、開始から両チーム積極的なゴールアタックで得点をあげていく。14-13で残り3分を切ると、川崎が#0藤井のアグレッシブなディフェンスでSR渋谷からポゼッションを奪い、#35ヒース・#21カルファニが得点。#0藤井自身も3Pシュート、フリースローを決めてオフェンンスを牽引し、24-16で1Q終了。

2Q、セカンドユニット中心の川崎が#4青木のディフェンスとゲームメイクで優位に試合を進める。41-28でオフィシャルタイムアウトを迎えると、その後もSR渋谷に3Pシュートで粘られながら、アグレッシブなディフェンスからのトランジションオフェンスで得点を重ね、53-39で試合を折り返す。

3Q、SR渋谷が#9ベンドラメ・#34ケリーと連続3Pシュートで開始1分で点差を1桁差に縮める。残り3:57にはSR渋谷#14マカドゥの得点で62-56の6点差まで迫られるが、我慢の時間が続いた川崎はここで#14辻?が3Pシュートを沈めると、#21カルファニの連続得点で再び引き離し、75-60で最終クォーターへ。

4Q、川崎が高い位置からボールに激しくプレッシャーをかけてボールを奪い、追い上げたいSR渋谷の攻撃を挫くと、#0藤井・#4青木が得点しリードを広げていく。川崎はそのままSR渋谷に反撃の隙を与えず、108-88でタイムアップ。

川崎は7人が2桁得点をあげるなど、全員出場・全員得点で6連勝。また、この勝利でB1通算ホーム100勝を達成した。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#7 篠山竜青、#14 辻?直人、#22 ニック・ファジーカス、#34 パブロ・アギラール、#35 ジョーダン・ヒース

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ 「アタックし続ける強いメンタルを全員が持ち続けてくれた」

SR渋谷さんとは毎回タフな試合になりますが、ターンオーバーを誘ったりオフェンスリバウンドに飛び込んできたりと、SR渋谷さんにポゼッションを与えてしまうとどんどん相手のペースになってしまうのでそこをとにかく負けないようにしようということを試合前から警戒して今日は臨みました。相手のプレッシャーディフェンスに対してアタックし続ける強いメンタルを全員が持ち続けてくれたことがこの点数に繋がったと思います。

前半、SR渋谷さんがオフェンスリバウンド1本に対して後半は10本取られているので、そこをもう一度しっかりと締め直さないと、明日またタフな試合で難しい展開になると思います。明日レギュラーシーズン最終なので、今まで積み重ねてきたことを出して終われるようにしっかりと準備したいと思います。

(今日の試合でB1通算3,000リバウンドを達成したニック・ファジーカス選手について)天皇杯くらいからアシストの数が増えていて、ニックが引き付けたディフェンスをオフェンスに活かせるチームになってきていると思います。ニックが得点をあげるだけではなく、彼が起点となって良い流れが生まれたり、誰かが仕掛けてまた最後ニックに合わせるとか、相手が止めにくいオフェンスが出来ていることが数字にも現れていて、チームの好調がニック自身の好調にも繋がっていると思います。

#4 青木保憲 「僕以外の4人が活きるように声を出したり流れを考えてプレーしていることが、自分自身の調子も徐々に良くなってきている」

ミーティングで賢次さんからも、SR渋谷さんとのゲームはポゼッションゲームになると言われていて、どれだけターンオーバーせずにアタックしてオフェンスを終えられるかということと、相手のオフェンスリバウンドに対してどれだけディフェンスリバウンドを徹底できるかということをテーマに試合に臨みました。前半はポゼッションを上回ることができましたが、後半はオフェンスリバウンドを取られる回数が多くなったことは反省点ではありますが、40分間を通してディフェンスではしっかり走り続けることができましたし、オフェンスでもアタックし続けるということを一貫して出来たことが今日の勝利に繋がったと思います。

(最近調子を上げてきているように思うが、自身でも手応えを感じているか)怪我から復帰したタイミングで残り10試合くらいしかない中で、考えすぎずにとにかくやるしかないというメンタルで臨んでいることが結果に繋がっているかなと思っています。

チームにエナジーを与えるための僕の役割はディフェンスだと思っているので、相手のポイントガードに対して気持ちよくプレーさせないということをしっかりとやりつつ、コートに立っている時には僕以外の4人がいかに気持ちよくバスケットを出来るかということにフォーカスして、彼らが活きるように声を出したり流れを考えてプレーしていることが、自分自身の調子も徐々に良くなってきていることに繋がっているのかなと思います。

#7 篠山竜青 「ディフェンスマインドを出して12人で40分間遂行できた」

SR渋谷さんは本当にアグレッシブなチームなので、ルーズボールやリバウンドを取ってターンオーバーを減らし、どちらがポゼッションを多く取れるかということをテーマに今日は試合に臨みました。結果、ポゼッションの数は負けてしまいましたが、要所要所でしっかりエナジーを持ってディフェンスマインドを出して12人で40分間遂行できたことは良かったと思います。

(明日のレギュラーシーズン最終戦に向けて)順位はまだ上にいける可能性がありますし、レギュラーシーズン最終戦ということで応援に来てくださるみなさんも一区切り、特別な気持ちがあると思うので、今シーズン59試合を通じて積み重ねてきたことをしっかりと出して表現できるように、結果も内容もこだわって良い試合にしたいです。

#21 マティアス・カルファニ 「自分の出来ることをしてチームにエナジーを与えていきたい」

今日の試合はフィジカルで本当に厳しい試合でした。今日の勝因は相手よりも自分たちの方が良い判断を出来たことにあると思います。最後まで強度を落とさずに出来たことが今日の20点差の勝利に繋がったと思います。

(復帰して2試合目の手応えは)本当に戻ってこられて嬉しいです。今日は10分程度の出場時間でしたが、オフェンス面でもディフェンス面でも自分の出来ることをしてチームにエナジーを与えていきたいと思っていますし、ここからチームも更に良くなっていくと思います。ビッグラインナップについて、シーズン序盤ではトランジションがあまり機能していませんでしたが、そこをしっかりと克服してビッグラインナップでもオフェンスを作っていけるようになっていますし、それに加えて判断も良くなってきていること、そしてスモールラインナップでもゲームコントロールの能力が上がってきていることが今のチームの強みになっていると思います。

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