4/17 B.LEAGUE 2020-21 第34節 GAME1 (53/59) 川崎 87-85 千葉

川崎ブレイブサンダース

ダイジェスト映像

ゲームレポート

東地区2位の千葉と、同3位の川崎。チャンピオンシップへの出場、その先のホーム開催権獲得へ、お互いに負けが許されない直接対決のGAME1。

1Q、千葉ボールからゲームスタート。序盤はお互い良い形でシュートまで持ち込めず、重い立ち上がりに。残り6:00をきり、両チームセカンドユニットの選手を投入すると一気に試合のペースが上がる。千葉が#21エドワーズが3Pシュートを連続で決めれば、川崎も#11増田が#7篠山との連携から得点。千葉#15藤永のフリースローで16-19と千葉がリードして1Q終了。

2Q、川崎は#4青木がドライブから得点しオフェンスを牽引。交互の得点を重ねる形で点差が離れずに試合が進むが、徐々に千葉がペースを掴み、#2富樫の3Pシュートで25-32としたところでオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、川崎が#22ファジーカスの3Pシュート、さらにボールを奪い#14辻?がジャンプショット。残り3:13には#0藤井のパスカットで得たボールを#34アギラールがゴールにつなげ、32-32の同点に追いつく。ここでタイムアウトをとった千葉は#21エドワーズの得点で再びリードするが、川崎#35ヒースがブザービーターで3Pシュートを沈め、38-38の同点で試合を折り返す。

3Q、開始からビッグラインナップの布陣を組む川崎がインサイドから得点を重ねて少しずつリードを広げる。#14辻?の3Pシュート・フリースローの連続得点で残り3:00には57-49と8点までリードを広げるが、千葉もすかさず#2富樫の3Pシュートを中心に詰め寄る。65-62の川崎3点リードで最終クォーターへ。

4Q、千葉が#2富樫のゲームメイクから#21エドワーズのフリースロー、#22サイズのバスケットカウントで逆転。残り6:27には千葉が68-73とリードするが、川崎もタイムアウトをとると、#35ヒースのインサイド、#34アギラールのリバウンドショット、さらに#35ヒースの3Pシュートと9-0のランで再逆転。残り2:42、#7篠山が退場覚悟でプレーを止め、5つ目のファウルでファウルアウト。79-78の1点差で残り2分をきると、ここで輝きを放ったのは、#7篠山と交代し勝利への手綱を託された#0藤井。チーム連動の中から#35ヒースへのアリウープをアシストすると、次のオフェンスでは自ら3Pシュートを放ち、これがバスケットカウントの4点プレーとなり、残り1:22で85-80と川崎がリードを広げる。ファウルゲームを仕掛ける千葉に対し、川崎はフリースローでリードを広げる。#2富樫の3Pシュート、#22サイズのリバウンドシュートで2点差まで迫られるも、87-85でタイムアップ。

両チームファウルが重なり、ヒートアップする場面もあるなど白熱した試合の中、ホームでファンの後押しも受けた川崎が勝負どころで強さを発揮し、まずはGAME1を白星で飾った。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻?直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#34 パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ 「勝つための最善の準備をしてこれた」

激しい試合になることは予想していましたが、その通りになりました。最後ビッグショットがいくつか決まって、ディフェンスも我慢して、勝ちきることができてたので良かったです。

(前節の秋田戦からどう切り替えて今節に臨んだのか)レギュラーシーズンも残り数試合の中、負けを引きずっている場合ではないので、次に向けて勝つための最善の準備をしようということでしっかりと準備をしてこれたことが良かったと思います。

(今日の勝因について)我慢して我慢して最後チームで繋いだボールを、決めるべき人が決めてくれたことが一番大きかったと思います。ただ、リバウンドを支配されたことは反省点で、ビッグラインナップの時間帯でもオフェンスリバウンドを取られてしまった点は修正しないと明日もまた難しい試合になると思うので、しっかり準備して臨みたいと思います。

#0 藤井祐眞 「試合の流れを自分が引き戻そうと思ってプレーしていました」

東地区2位の千葉との対決で、絶対に勝たないといけない試合でした。僕らが2位に上がるためには必要な試合を、チーム全員で戦って勝てたことはよかったです。

(今日の勝因は)富樫選手が相手のオフェンスの起点であった中、いかにディフェンスで防ぐだけでなくオフェンスでも抑え込むかが重要だと思っていました。中盤の自身のテクニカルファウルによって試合の流れを断ってしまった分、終盤はその流れを自分が引き戻そうと思ってプレーしていました。

(ビッグラインナップ時のゲームコントロールについて)単純なミスマッチを狙いすぎるとオフェンスが重くなることがあるので、アーリーやトランジションの中でより相手ガード陣が嫌がるようなミスマッチや形を意識していました。これから上位チームと対戦する中で、チャンピオンシップを戦うイメージはできてきているので必ずホームで試合をしたいという思いで、引き続き試合に臨んでいきます。

#35 ジョーダン・ヒース 「チームのみんなも僕の動きをしっかりと見てくれていた」

今日は最後まで試合を戦い抜いて勝ちきれたことが本当に良かったと思います。ここまでくると、一勝一勝の重みが違うので、今日はまず一勝することができて良かったです。

(シーズンハイに迫る活躍だったが)チームのみんなも僕の動きをしっかりと見てくれていたので、受けたボールをしっかりと決めきれましたし、調子もとても良かったと思います。

スタッツよりも、チームが勝つことが大事だと思っています。明日も勝ちたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました