1/11 B.LEAGUE 2022-23 第17節 (29/60) SR渋谷 74-81 川崎

川崎ブレイブサンダース

オールスターブレイク前のラストゲームとなる今節は、アウェーでサンロッカーズ渋谷と対戦。

川崎は前節#35ヒースが指を負傷した影響で欠場となり、序盤はヒース不在のインサイドをSR渋谷に攻め込まれる。2Q序盤にはSR渋谷に3Pシュート攻勢を受ける。追いかける川崎は前半3Pシュートが2/16と不調ながら、ゾーンディフェンスでペイントエリアを固めると、#22ファジーカス・#2ヤングジュニアのゴールアタックで同点に追いつき、#23ジャニングの3Pシュートで逆転し36-35の1点リードで試合を折り返す。

後半、ディフェンスからのトランジションオフェンスでペースを掴んだ川崎が、前半の不調の鬱憤をはらすかのように4本の3Pシュートを立て続けに沈めてリードを広げる。終盤、SR渋谷の激しいプレッシャーに追い上げられながらも、#2ヤングジュニア・#7篠山の得点で振り切り、81-74で2023年の初勝利を飾った。


1Q 15-19
ヒース不在で苦しい戦いを強いられる中、ファジーカスがリバウンドでインサイドを支え、4点ビハインドで1Q終了。


開始から攻守の切り替えの速い試合が展開される中、川崎の守護神#35ヒースのいないゴール下へ積極的なアタックで得点をあげるSR渋谷が徐々にリードしていく。残り3:47、#34ケリーの3Pシュートで8-19とSR渋谷が11点までリードを広げるが、川崎は#22ファジーカスを軸に#18鎌田・#2ヤングジュニアらが得点し15-19と追い上げで1Q終了。


2Q 21-16
ファジーカス・ヤングジュニアのゴールアタックで同点に追いつき、ジャニングの3Pシュートで逆転に成功。


SR渋谷が#9ベンドラメ・#28津屋の3Pシュートでスコアを伸ばしていく。川崎も3Pシュートを狙うがゴールに嫌われ、SR渋谷に再びリードを広げられるが、オフェンスのポイントを#22ファジーカス・#2ヤングジュニアのインサイドに切り替えると徐々に点差を縮めていく。守備でも広くボールプレッシャーをかけたゾーンディフェンスでSR渋谷の得点ペースを落とすことに成功すると、残り1:56には#2ヤングジュニアの得点で33-33の同点に追いつくと、さらに残り1:22には#23ジャニングの3Pシュートで逆転に成功。得点が止まっていたSR渋谷も#34ケリーが決め返し、36-35の川崎1点リードで試合を折り返す。


3Q 24-14
ディフェンスからの走るバスケで試合のペースを掴んだ川崎が連続3Pシュートで11点までリードを広げ最終クォーターへ。


川崎がディフェンスからトランジションの速いバスケットで得点し8-0のラン。SR渋谷はタイムアウトで守備を立て直すと、#28津屋・#34ケリーの3Pシュートで追い上げるが、川崎の不調を取り返すかのように#23ジャニング・#18鎌田・#22ファジーカスと立て続けに3Pシュートを沈めてSR渋谷を引き離し、60-49で最終クォーターへ。


4Q 21-25
SR渋谷の猛追を振り切り、2023年初勝利を掴む。


川崎は#18鎌田がSR渋谷#34ケリーをマンツーマンで封じると、攻めては#13前田の3Pシュートなどでリードを広げ、71-56でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト明け、SR渋谷はフルコートでプレッシャーをかけると、時間をかけずにゴールアタックから#12西野・#28津屋が得点し点差を縮める。一時6点差まで迫られるが、川崎は#2ヤングジュニア・#7篠山らが得点して逃げ切り、81-74でタイムアップ。


佐藤賢次 ヘッドコーチ 「いろいろな課題が出て、それを一つひとつ乗り越えているところ」

(SR渋谷に対して気を付けていたことは?)速いオフェンスに気を付けるように選手に言っていました。ベンドラメ選手のドライブ、ボールプッシュやケリー選手の3Pシュートのところなど、トランジションの流れのところをやられないように意識していましたが、試合の出だしで何本か続けてやられてしまい苦しい展開になりました。

(ゾーンディフェンスについて)A東京戦までずっとゾーンディフェンスを使っていて、ゾーンディフェンスからリバウンドをとって走るプレーが非常に効果的でしたが、あまり使いすぎても対戦相手が慣れてきてしまうので、マンツーマンとゾーンディフェンスを混ぜながら、良かったら続けて、苦しくなったら変えてというのを意識していました。

(他地区との勝率の差、この後の後半戦について)自分たちはまだ12人揃って臨めた試合が4試合しかなく、これからだと思っています。いろいろな課題が出て、それを一つひとつ乗り越えているところなので全員揃ってこれから必ず強くなって他地区に追いつきたいと思います。

#13 前田悟 「反省するところもありますが、チーム全員で戦って勝つことが出来て良かった」

今日はジェイ(ジョーダン・ヒース)がいませんでしたし、(自身のプレーでは)無駄なファウルをしてしまったり、最後もドライブでやられてしまったりしたので反省するところもありますが、チーム全員で戦って勝つことが出来て良かったです。

#18 鎌田裕也 「アグレッシブにディフェンスをして、思いっきりシュートを打つことを意識していた」

(自身の活躍について)今日はジェイ(ジョーダン・ヒース)がいないので、一人ひとりがステップアップしていかなければならない中で、ディフェンスから入って良い流れを作ることが出来たと思います。自分がコートに出た時にはアグレッシブにディフェンスをして、思いっきりシュートを打つことを意識していたので、今日はそれを表現することが出来て良かったです。

#22 ニック・ファジーカス 「メンタルでもタフに試合が出来たと思います」

今日は素晴らしい試合をすることが出来ました。今年初めての勝利を飾ることが出来て良かったと思っています。ここから連勝を重ねていきたいと思います。

(今日の勝因は)今日はメンタルでもタフに試合が出来たと思いますし、後半も自分たちのゲームプランを遂行することが出来ました。

(次節の三河戦に向けて)三河戦でも勝利をして、そこから先の連勝に繋げていきたいと思います。

掲載されているグラフ等の情報は、試合当日にスタッツが確定となった時点での数値となっております。後日記録が修正される場合がございますので、予めご了承ください。正式な情報はBリーグの公式WEBサイトでご確認ください。

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