220513_秋田戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 長いレギュラーシーズンが終わり、いよいよB.LEAGUE2021-22はチャンピオンシップに突入。ここからキングスの頂点を目指した戦いが新たに始まります。クォーターファイナルの相手として沖縄アリーナに迎え撃つのは、秋田ノーザンハピネッツ。秋田との今季公式戦での対戦は、度重なる試合中止などで12月の天皇杯以来2回目となります。
試合は、両者が序盤から得点を交互に入れ合う激しい展開で幕を開けます。その中でもキングスは、#14 岸本隆一選手を中心にアグレッシブなディフェンスや#45 ジャック・クーリー選手の体を張ったリバウンドから攻撃のリズムを作り出そうとします。#14 岸本選手、#3 並里成選手が連続で3Pシュートを沈めると、#30 今村佳太選手もレイアップシュートで続きます。これで勢いに乗るかと思われましたが、秋田の川嶋選手に連続でシュートを決められてリードを許してしまいます。しかしキングスは、#7 アレン・ダーラム選手の得点や#14 岸本選手が再び3Pシュートを決めて悪い流れを食い止め、19対20の1点を追いかける形でこのクォーターを追えます。
2クォーターも開始からボールを巡って激しいせめぎ合いが続きます。その中でもキングスは#4 コー・フリッピン選手がスティールから豪快なダンクを決めると、#30 今村選手が冷静なレイアップシュートで同点に追いつきます。更には#13 ドウェイン・エバンス選手のフリースローで逆転すると#45 クーリー選手、#7 ダーラム選手の得点で畳み掛けます。オフィシャルタイムアウト明けも#13 ドウェイン・エバンス選手のジャンプショットと3Pシュートの連続得点でリードを広げようと試みますが、秋田も粘り強い戦い戦いで応戦。しかし最後に#13 エバンス選手のダンクシュート、#14岸本選手のシュートが決まり7点のリードで前半を終えます。
後半戦も互いの意地がぶつかり合う試合展開となり、両チームなかなか得点を上げることができません。その中でも#3 並里選手が3Pシュート、ドライブからのレイアップシュートを連続で決めるなど気迫あふれるプレーを見せて差を広げます。これで流れを掴んだキングスが#13 エバンス選手の3Pシュートや#3 並里選手のアシストを#30 今村選手がレイアップで沈めるなどペースを握り、12点差を秋田につけて最終クォーターに突入します。
秋田は開始から連続得点でキングスに迫りますが、#14 岸本選手が3Pシュートを沈めてチームに落ち着きを与えます。それでも秋田はキングスをジリジリと追い詰めてきますが、#30 今村選手がこの日初の3Pシュートを決めて踏ん張りを見せます。7点リードでオフィシャルタイムアウトを終えたキングスは、その後も攻守に渡り高い集中力を保ち続けます。#45 クーリー選手や#3 並里選手が10得点目となるシュートなど確実に得点を積み重ねたキングス。秋田を振り切り、全員が勝利への気迫あふれるプレーで大事な初戦を74対60の勝利で飾りました。
明日14日(土)もキングスはホーム沖縄アリーナで、チャンピオンシップクォーターファイナルGAME2を秋田と戦います。明日セミファイナル進出をかけて勝利を目指し戦うキングスを、団結の力で応援よろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました