220508_広島戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 4クォーター終盤まで勝敗の行方がわからない大接戦の末、勝利を掴んだ広島とのGAME1。試合前に13日(金)から始まるチャンピオンシップクォーターファイナルの対戦が秋田ノーザンハピネッツに決定し、キングスはCSに向けて気持ちを新たにレギュラーシーズン最後の試合に臨みました。
 昨日のスターティング5から大きくメンバーを入れ替えたキングスは、序盤広島の辻選手やメイヨ選手、ジャクソン選手などの得点でリードを許します。しかし、スターティング5に名を連ねた#11 松本礼太選手のレイアップシュートや#34 小野寺祥太選手のフリースローからの得点、#2 小寺 ハミルトンゲイリー選手の体を張ったリバウンドなどスターティングメンバーが、相手に流れを相手に渡すまいと奮闘します。すると、交代で入った#30 今村佳太選手、続いて#11 松本礼太選手が3Pシュートを沈めて反撃開始。#2 小寺選手、#30 今村選手の得点、#4 コー・フリッピン選手の3Pシュートでじわじわと差を詰めます。最後は#34 小野寺選手がオープン3を沈め8点を追いかける形で1クォーターを終えます。
 2クォーターも出だしから広島に得点を許しますが、#32 満原優樹選手の3Pジャンプショットや#34 小野寺選手の得点で相手に食らいつきます。試合は拮抗した展開の中、キングスが広島を追いかける形に。広島の背中を捕らえようと#45 ジャック・クーリー選手や#2 小寺選手のシュートで追い上げますが、前半戦を31対39で折り返します。
 広島に最大で31点差をつけられる苦しい展開となったハーフタイム明けのキングス。#45 クーリー選手が攻守に渡りゴール下で奮闘しますが、ディフェンスリバウンドの獲得で勝る広島との差を詰めることができません。キングスはタイムアウトを使い立て直しを図りますが、反撃の糸口を中々掴めない流れのまま3クォーターを終えます。
 最終クォーターにキングスは、#45 クーリー選手、#34 小野寺選手の3Pシュートで流れを作ると、#3 並里選手のフリースローや#14 岸本隆一選手、#32 満原選手の連続得点で反撃、積極的に攻撃を展開します。しかし、広島も船生選手やジャクソン選手を中心に攻撃の手を緩めず80点に到達、キングスに反撃の余地を与えません。苦しい状況の中でもキングスは#14 岸本選手の3Pシュートや#2 小寺選手のシュートなどで全員が必死に戦いますが点差を詰めることができず、広島に57対86で敗れました。
キングスのレギュラーシーズンは本日で終了し、いよいよ13日(金)からはチャンピオンシップクォーターファイナルが始まります。ホーム沖縄アリーナに、秋田を迎えて戦うキングスを、団結の力で応援よろしくお願いします。

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