210523_千葉戦戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 GAME1に敗れ、窮地に立たされたキングスは、絶対に負けられないGAME2に挑み84対78で勝利し、勝負のGAME3につなげました。
 勝利して明日につなげたいキングスは開始直後からエナジーを爆発させます。#14岸本隆一選手が千葉エースの富樫選手に体を寄せハードに守り、連続でターンオーバーを誘発させます。攻撃では#24田代直希選手の3Pシュート、#14岸本選手はドライブでリングへアタックし続け14対0とスタートダッシュに成功します。さらに、キングスは全員がリバウンドを積極的に取りに行き主導権を握ります。
 2クォーターに入り得点が停滞する中、#3並里成選手がゲームコントロールしながら自らフリースローやジャンプシュートを沈め苦しい時間を支えます。さらに、勝利へ執念を見せるキングスは、前半の終了間際に#14岸本選手がジャンプシュートを決め、キングスが3点リードで前半を折り返します。
 後半スタートは#13ドウェイン・エバンス選手の3Pシュートでリズムを作りますが千葉も内外で効果的に得点し逆転を許します。しかし、キングスも#13エバンス選手がバスケットカウント1スローなどで再逆転し、両チーム共に攻守が激しく入れ替わる意地と意地がぶつかり合う展開を繰り広げます。
 キングスは高い集中力を維持し続け、#24田代選手、#30今村選手が連続で3Pシュートを決めきり、さらに#14岸本選手のロングスリーを沈めます。対する千葉のディフェンスは堅く、キングスはファールトラブルに陥りリング下で体を張り続けた#45ジャック・クーリー選手が5ファールでコートから離れ窮地に立たされます。
 精神的にも苦しい状況でキングスは全選手が奮起。#24田代選手が千葉の富樫選手からスティール、そのままレイアップを決め、続けて#30今村選手も同じようにスティールからレイアップで加点。残り1分20秒、#41キム・ティリ選手が値千金の逆転の3Pシュートを沈め、ついに逆転。残り時間1分を切り、#13エバンス選手がファウルからのフリースロー、#41ティリ選手もフリースローも確実に決め、勝利への集中力を切らさなかったキングスが勝利し明日のGAME3へつなげました。
 明日、ファイナルの切符をかけ勝負のGAME3を千葉と対戦します。絶対に負けられない1戦も応援よろしくお願いします。

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