210428_千葉戦戦評

琉球ゴールデンキングス

ゲームレポート

 沖縄アリーナに千葉ジェッツを迎えての対戦は87対99で敗戦となりました。
 チャンピオンシップの前哨戦とも言える戦いは開始直後から激しいぶつかり合いとなります。両チームの激しくタイトなディフェンスと多彩なオフェンスで主導権争いが序盤から激化します。#13ドウェイン・エバンス選手のミドルジャンパーが決まると、#14岸本隆一選手のドライブ、#88牧隼利選手の巧みなステップからのドライブでバスケットカウント1スローを獲得し得点を重ねます。更には#45ジャック・クーリー選手がリング下の攻防で体を張りチームを鼓舞します。
 その後も、両チームのディフェンスが激しさを増します。キングスはファールトラブルに陥るも粘り強くプレーし続け、#41キム・ティリ選手が3Pシュートを高確率で沈めシーソーゲームに持ち込みます。#14岸本選手は千葉外国人選手に当たり負けせずに果敢にルーズボールへ飛び込みキングスボールにし、勝利への執念を体現。勢いに乗ったキングスは#24田代直希選手、#3並里成選手が3Pシュートを沈めリードを広げます。対する千葉も、ブザービーターで3Pシュートを沈め同点で前半を折り返します。
 後半も激しい攻防戦となります。その反面、キングスはファールが重なり苦しい状況に陥ります。フリースローと3Pシュートを高確率で千葉に決められ徐々にリードを広げられるも、#3並里選手がダブルクラッチやジャンプシュートで得点しチームを牽引。#24田代選手はサイドラインギリギリのルーズボールへダイブし繋ぎ、そのボールを#45クーリー選手がダンクで押し込み反撃の狼煙をあげます。
 しかし、千葉のディフェンスがジャブのように効きキングスのシュートがリングに嫌われ、反対に千葉は効果的に加点。キングスは全員で前線からディフェンスを仕掛け反撃の糸口をつかもうとするも逆転できず敗戦となりました。
 次節は5月1日(土)、2日(日)の15:05より、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホームにてアウェー2連戦を戦います。バスケットLIVEから応援をよろしくお願いします。

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